欲望の犬

yokubou no inu

欲望の犬
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×28
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
64
評価数
16
平均
4.1 / 5
神率
31.3%
著者
中原一也 

作家さんの新作発表
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イラスト
國沢智 
媒体
BL小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784801902435

あらすじ

将来有望な検事の水上護は、雨の中をずぶ濡れで立っていた野良犬のような男を見捨てておけず、つい自分の部屋に誘う。だが、その男・大貫哲哉は、世話になった水上を「そんな物欲しそうな目で見るなよ」と押し倒してきて、しかもそのまま居着いてしまった。不思議と水上は、この強引な居候の存在に癒されていくのを感じる。しかしいつまでも素性を明かさない大貫に、所詮行きずりだと言われているようで…。お互い見知らぬ他人のまま、躰ばかりが深く繋がっていく、切ない関係の行方は!?

表題作欲望の犬

大貫哲也,居候の青年
水上護,地方検事

その他の収録作品

  • アダルトな恋人
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数4

愛しいわんこ

もともとCD版でハマって原作を読んで大好きになった作品です。新しく出し直されると知って首を長くして待っておりました。

えっちシーンが盛られてます。ちょっと台詞が変更されたシーンもありました。どちらにしてもエロくなってます!

追加されたSS「アダルトな恋人」
大貫は新米検事としてなんと水上の元恋人の幸田の下で修行中。そんなストレスフルな恋人に水上は…
にやけてしまう美味しいSSでした。

この作品、好きすぎてレビューが書けませんでしたが、今回の発売記念で簡単に。

雨の降る中、検事の大貫は被疑者の自殺未遂でとても疲れた気分での帰宅途中に傘もささずに立ち尽くす青年、大貫をささいなきっかけで家に招き入れてしまう。
それから犬のようにいつくようになった大貫だが自分のことは何も語らず秘密主義で得体がしれない。それなのに水上はどうしても惹かれていく。
すれ違いが続きふたりは別れるが、ある事件が起こって…

野良犬のようになつく年下の大貫が愛おしくてたまらないのに正体がわからず踏み込めなくて突き放してしまう水上のせつなさがたまりません。
当て馬の先輩検事の幸田さんはあまりにもかっこ良くて本当ならこっちでいいよねって感じですが、大貫は若さと強引さ(激しいえっちw)でアピール。
実は年下だからと虚勢をはって頑張っていた大貫がかわいいです。
それに参ってしまってる水上です。

出てくるキャラクターそれぞれの人物像がしっかりしているので、読んでいて思い描きやすくストーリー展開も飽きなくてとても楽しい作品です♪

8

エロくて切ない年下攻めラブ

私も前のレビュアーさまと同様CDを先に聴いて好きになり原作を読みたくなってラピス文庫版を読みました。
もう十分楽しめたので新版を読まなくても、とは思いましたがやはり読んでみて正解だったと思います。
旧版もドラマCDも十分エロエロでしたが、加筆され一層エロ度が増していました。
ただし、イラストは奈良千春さんのほうが個人的には好きなのでこの点は残念でした。
國沢智さんのイラストもいいとは思いますが、このお話には奈良さんのイラストが最高に合っていると思いました。
奈良さんの別のイラストがあったらうれしいですが、それが無理ならそのままにしてほしかったです。
いろいろと事情があるのだとは思いますが…。

新たに書かれたショートストーリー「アダルトな恋人」は、本編終了後から少し後のようです。
本編では生意気で年齢以上に大人の色気が溢れた大貫ですが、こちらでは年下のかわいさや未熟さが年上の恋人を虜にしているんだなっていう感じで描かれていました。
恋人の元カレに弄られたり恋人にニンジンぶら下げられたりしてこれから成長していくことでしょう。
この数年後の話を読んでみたい。続編を熱望します。

3

例えるならドーベルマン

中原作品の中でオヤジ攻めではない物語!
そして、個人的に大好きな年下ワンコ攻めなのですが、ワンコはワンコでも、この攻めはドーベルマン系。
ワイルドで男前な年下ワンコ攻めはあまり読むことがなかったので、新鮮な気持ちで楽しく読み進めました。

水上(受け)は検事。
担当していた被疑者が自殺未遂をして心身ともに疲れきっていた夜、激しい雨のなか傘もささずにずぶ濡れで立っていた大貫(攻め)と出会います。
物語の初端から素性不明な男(大貫)をいきなり家にあげてしまっていいの?!と水上のガードの甘さにハラハラしましたが、思わずそうしてしまうほど何かしら惹かれるものが(無自覚にも)あったのだろうな、と(笑)


物語は水上が素性不明の大貫に惹かれていく過程がテンポよく描かれています。
体先行の関係だったはずなのに気持ちが入り込んできて葛藤し、悩む姿は恋する男でしかなく、早く自分の気持ちを認めて!と何度思ったことか。
物語中、基本は主に水上の心情が綴られていますが、大貫の行動から透けて見える一途さや優しさ、純な想いが読み手の私にとっても非常に魅力的でした。

水上にとって大貫はこれまで自分が関係を持った相手とまったく違うタイプ。
ちなみに歴代の相手は紳士的な男性ばかりで大貫とは真逆。
睡眠欲、性欲、食欲の三大欲求で動いてるような大貫に対し、初期の頃は“セックスのうまい野良犬を拾ったと思おう”ぐらいだったのに、いつの間にかそれだけではない特別な存在に変わっていきます。
すれ違いや、思いの外グルグルと思い悩む姿が描かれていて「恋愛もの」を読んだという満足度が高い作品でした。
恋人になった二人のその後のショートストーリー「アダルトな恋人」も互いに甘え甘やかしな二人が幸せそうで、読了後は思わず「ごちそうさまでした」といって本を閉じました(笑)。

3

ドーベルマンだ!

いゃん!
これは良い年下攻め。

真面目なやり手検事と思われている水上が、自宅マンションの近くで雨に濡れそぼった若い男を拾うんです。
普段ならそんなことはしない慎重な水上なんですけれど。
男性的魅力に溢れるその男、大貫に水上はあっという間にやられちゃいます。
普段ならお相手を慎重に選び、体の関係も行儀良く行なう水上なんですけれど。
すぐに出て行くと思っていた大貫は水上の処に出入りし続け、いつの間にか水上も彼に夢中になっていることに気づきます。
水上のことは何故かよく知っている大貫ですが、自分のことは明かさない。
聞いてみても上手にはぐらかされて、水上は不安になります。
そんな時、水上は先輩検事でもあるかつての恋人から「よりを戻したい」と告白されます。彼と行った食事先で水上は偶然、大貫がしている華やかな仕事について知ってしまい……

大貫が例えられる犬はドーべル!
かつて飼っていたことがあるんですよ。
ちょっと見はとても怖いんですけれど、実は陽気な性格の犬種です。
姿形も非常に美しい(腹から脾腹へギュッと絞られていくラインとか)。
あと、忠誠心が異様に強くて、飼い主を徹底的に愛します。
大貫、本当にドーベルマンそっくりです。
これが可愛くてねぇ。

キュンとなったのは、水上の『セックスばかりでご不満です』という態度に応えるため、2人が日中デートをするシーン。
ゲイであるが故に、おおっぴらなお付き合いが出来なかった水上が、その幸せをじんわり味わう部分では『キュン』と『ホロリ』が同時に来ました。
美人だよ、この人。心が美人!(ツンデレだけどね)

また、中原さんのお話らしく、仕事に『人情』が感じられるのも良かった。
仕事に対するプライドも。
お得意の『オヤジ』仕様ではありませんが、中原さんの書く男性は、いつも何かを背負っていますよね。
この2人も(特に水上)必死で背負っているので、とても好感。

事件が起きて、最終的には「へえー」という大貫の正体の種明かしで本編は終わりますが、収録作品の『アダルトな恋人』は大貫視点。
検事なんて大変なお仕事ですもの。
だからこそ2人にはこの調子で、甘え甘やかされを続けて、幸せになって欲しいです!

1

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