特典ペーパー付き/カラーページ増量版
中学三年生の雀松が始業式の朝に駅のベンチで眠っている中学一年生の鷲人に出会ったところからお話が始まります。
世話焼きな雀松が鷲人をかまうところが微笑ましいです。
雀松には彼女がいましたが、鷲人の世話を焼き過ぎる雀松に彼女が怒って別れてしまいます。
そして、雀松に彼女がいたと知った鷲人が雀松に背が伸びたら伝えたいことがあると宣言するのです。
ここには、とてもキュンときました…!!
雀松も弟としか思っていなかった鷲人のことを段々と意識していく様子が可愛いです!
これからの二人の成長&恋の行方が楽しみです!
”身長差は時限爆弾”って良いアオリですね。
鷲人の身長が伸びていくのに合わせて、じっくり丁寧に2人の感情の変化が描かれています。
中一といえば、子猫のように成長していくとき。
行動や表情は年相応に可愛くて撫でまわしたくなります。ぷくっと膨れるところとか、まだまだ大きい制服も可愛らしい。
けれどふとしたときに見せる、男の潔さには驚かされます。きっと本人はそんなつもりはないんでしょうけれど。
遥の身長を越した先に起こる”何か”に、期待とほんの少しの怖さも感じます。両方の意味でどきどきが止まりません。
この先どうなるのだろうというワクワク感。
じっくり丁寧に描いてくれるので、読み応えがあります。2巻が楽しみです。
ツラーと読んでいて、途中で気付く。学ランを着てるから、何となく高校生なのだと思い込んでいた。雀(ワカ)先輩は中三、鷲(シュウ)は中一なのだ。そうか、鷲はついこの前まで小学生だったのね。2人はほんの子供なのだ。雀先輩は、同じ帰路に着く鷲が可愛い。それは母性の様なものだと思っていたが、あまり仲良く出来なかった元カノと付き合ってた時も、学校へ行く時も。気付けば鷲のことばかり考えている事に気付く。鷲はというと、最初から。雀先輩を「綺麗だと思った。」と、密かに一目惚れをしているのだ。そして。階段2段分の、雀先輩の背に追い付いたら。きっと告白しようと思っている。
くー。可愛い。雀先輩は、三年生なので、一足先に高校生になる。鷲がやっと高校生になったら、いよいよ、かなぁ。個人的には、鷲には高二くらいで雀先輩の背を抜いて欲しいので、そうすると先輩は高校を卒業して大学生。結構先まで物語は続くなぁ。遠い目。
でも、この恋がゆっくり醸成するのを見届けたいと思う。
鷲の兄ちゃん達が厳ついのが可笑しくて、可愛い。鷲が雄々しく男らしい体格に成長する期待が持てますね。んー。鷲はまだまだ子供なんだけど、雀先輩をいずれ抱こうと思う様になるよねぇ。くふふ。この絵柄とストーリー上、そこまでは期待しませんが。
この作家さんの前の作品がお気に入りだったので、迷いなく購入しました。表紙の絵からも分かるように、中学生の2人が可愛くて始終悶えました。
読み終わってから知りましたが、続きモノです。こちらは第一章で、出会いから心の距離が縮まるまでのお話のようです。
上級生のオカン気質から始まった友情。弟のようにしか見ていなかった遥と、始めから恋していた年下の鷹人。温度差がありながらも、小さい背を気にしながら真っ直ぐに想いをぶつけてくる鷹人が、とにもかくにも可愛くてキュンとなります。もちろん遥の方もキュンとなってて、大きくなった鷹人を想像してドキドキしてるし。そんな2人のやり取りが甘酸っぱくて。と同時に、鷹人が遥の背を追い越す将来を想像して、どんな素敵なカップルになるのかと思うと楽しみで仕方ありません。
この純情さを失わないでほしいと願いながら、2巻の発売を楽しみに待っています。
ショタおにと言うほどの年齢差ではないものの、小さな攻めの成長を受けと一緒に見守ることでしか得られないこのトキメキが大好物です。後輩の鷲くんの成長のスピードがなんともリアルで、成長して欲しいけどこのままでいてほしい、という先輩の雀さんが感じているもどかしさを読者の私たちも感じることが出来ます。また、鳥谷先生が描かれる男の子のあどけない可愛さがたまらないので、ほのぼのとした可愛い絵柄が好きな方はただ絵を見るだけでも癒されると思います。エロが全くないライトBLなので、エロを楽しみたいという方には物足りないかもしれません。大きな危機が二人を襲う…なんてこともないので、心を乱されずほのぼのとした空気感を楽しみたい方、BL初心者の方にはピッタリの一冊です。