ひと恋、手合わせ願います

hitokoi teawase negaimasu

ひと恋、手合わせ願います
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
13
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
椿姫せいら 

作家さんの新作発表
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イラスト
コウキ。 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403525384

あらすじ

スランプに陥ったプロ棋士の阿久津は、生活を心配した妹から家政夫を派遣される。見目のいい世話焼きな三池に反発していた阿久津だが、ある日、自慰している姿を見られてしまい……!?

表題作ひと恋、手合わせ願います

三池双葉,阿久津の妹が頼んだ家政婦サービスのエース家政婦
阿久津春光,33歳,史上最年少で初タイトルをとった棋士

その他の収録作品

  • 君へ、最愛の一手を捧ぐ
  • あとがき
  • 三池双葉という男

レビュー投稿数2

囲碁

なんとなく買ってみましたが噴き出して笑う箇所が何箇所かあったので、萌にしました。囲碁知らない私でも面白かったですが、細かなことを知らなくてもスルっと読めるタイプの方限定でオススメです。プライド高いめんどくさい受けが囲碁も恋愛も頑張るお話、雑誌掲載120Pほど+その続き110Pほど+あとがき+おまけ話13P。

13歳のときに囲碁界にプロ入りし順調に力をつけた阿久津九段。囲碁のことで頭がいっぱい、生活力皆無。見かねた妹が家政夫を連れてきて…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
夏南(なつな、受け妹)、ライバル棋士、柳(後半登場、受けの弟子入り希望者)ぐらいかな。妹強いw

++面白かったところ

攻めはイケメンらしいですが、イケメーン♡というところはあまり感じなかったです。四角四面なタイプでは無く、受けに誘われるとあれやこれややってしまう方です。おかん属性あり。

何より強烈だったのが受け。天才と何とかは紙一重というやつですかね?プライド高くて変人!物言いがいちいち偉そう。オナニーしたくなったら、歴史ある基盤、胸躍る一局を思ってシコるらしい!

そんな変人っぽくて、尊大な態度を取る受けが恋心を認識してからは、また違った方向、斜め上につっぱしるのも楽しかったし、妹を溺愛しまくっているところも面白かったです。

とにかく普通ではない、尊大な態度を取るキャラでも大丈夫でしたら、手に取っていただいても良いのではと思う一冊でした!

2

コミカルな囲碁もの。

初読みの作家さま。

コウキ。さんの描かれた可愛らしい表紙に釣られて手に取りました。タイトルや表紙からも推測できるように、今作品は「囲碁」の世界が舞台。全く知らない勝負の世界にすんなり入り込めるかな?と思いましたが、難しい囲碁の話は書かれていません。「囲碁」の知識を生かしつつ、描かれているのは恋愛部分がメインなのでさっくりと読めました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公はかつて天才棋士と呼ばれた33歳のプロ棋士の阿久津。
「かつて」というところがキモで、現在は10連敗中。神童と呼ばれたのは遥か彼方の過去の話になり、今ではすっかりスランプに陥っている。

子どもの時から囲碁一筋。
恋人は囲碁。
そんな阿久津は、当然のように日々の生活はずぼら。掃除はしない、料理は作らない、寝ずに囲碁の研究。そんな兄を心配した阿久津の妹・夏南に家政婦を手配されてしまう。そして、夏南の依頼でやってきたのは、家政夫の三池という男性だった。

チャラい見た目に反して有能な家政夫の三池に生活のペースを崩される阿久津は三池に対して良い感情は持っていなかったが―?

んー。
良くある話、と言って差し支えない展開かと思います。
生活能力が低い受けさんに、お世話するオカン気質の家政夫さん。
はじめは意見の相違があったものの、とあるきっかけで二人は急速に心と身体の距離を縮めていく。

今作品のキモは、ずばり阿久津という男性の中身かと思われます。

彼は幼いころから囲碁に夢中。
神童と呼ばれ数々のタイトルを総なめにしてきた。
囲碁が、彼のすべてだった。

そんな阿久津という男性は33歳にして全くの世間知らずさんなんですね。いろいろな意味で。そう、性的な意味でも。

オッサンなのに性的なことは何も知らずおぼこいんです。なのにプライドだけは高く物言いも横柄で面倒くさい。面倒くさいオッサンなのに、めちゃめちゃ可愛いんですよ。三池の手練手管にチョロくも騙され、翻弄されていく。

で、この三池という青年もですね、なかなかの人物です。
イケメンで、なんでもそつなくできて、けれどなぜか阿久津に執着している。その理由もきちんと描かれているので、読んでいて応援したくなる感じ。

そして何よりGJなのが、「囲碁」に絡めて性的に阿久津を翻弄する閨のシーン。
これがめっちゃ笑えます。爆笑です。阿久津が真面目なのがまた良い。

レビューの序盤で囲碁についての詳細な描写はない、と書きましたが、なんですよ。ないのですが、「囲碁」という部分がきちんと生きている。それも、濡れ場に特化して。エッチなのに笑えます。くすりと、時に爆笑で。

三池くんにしろ、阿久津にしろ、二人の相手を想う愛情は本物なんですね。
三池と阿久津の意外な過去とか、阿久津の囲碁のスランプさとか。
ベースとしてはコミカルな展開ではないんです。無いのに、濡れ場は爆笑。

何これ、最高なんですけど。

阿久津の妹の夏南。
彼女の存在も良い。彼女、を介して繋がっていくストーリー展開が秀逸で、ストーリーに過不足がないっていうのかな。無理がない展開で、伏線もきちんと回収しつつ進むので読んでいて引き込まれました。

コウキ。さんの挿絵も可愛らしくって、コミカルさと、切ない恋心、囲碁を絡めた笑いを誘いつつも濃厚な濡れ場と、バランスのいい作品でした。

3

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