Renta!限定特典付き
元々付き合ってて今はお別れしつつも腐れ縁な2人が、今再び…⁉︎
…というお話。
主人公は、バーのマスター・良。
陰キャというか、客たちの恋バナにも薄〜い対応。自称「枯れ」。
そんな良に、良とは正反対のギンギラ男盛り・腐れ縁友人の梅崎が若い男を取っ替え引っ替えしてるのを見せつけに来るのが日課。
しかし、ある日梅崎が勃たなくなった…!と泣いて助けを求めてくる。
実は良は枯れたといっても梅崎に気持ちが残ってて、若い子と遊びたいからと自分と別れた梅崎には複雑な心境。
なのに断りきれず…っていう所がすでに「愛」だよね…
そんな感じで、前半部分はいい年してヤリチンの梅崎がデリカシー無さすぎでイヤな感じなんだけど、途中で当時の別れの経緯が語られると印象一変。
この2人、バカ〜?
なんなのこの行き違いは。って感じで、なんでこんな事で何年も無駄にした?と同情以上に呆れです。
気を引くために他の男とヤるっていう梅崎の思考回路が許せん。
良の心が広くて助かったな梅崎よ…
すれ違いの時間が無駄すぎたと感じてしまい、「萌」で。
絶倫らしさ溢れるギラギラした感じと若い男の子こそ至上!みたいな梅崎の思考がどうも苦手で、良はこんな男のどこがいいの…?なんて思ってしまうところから始まりましたが。
良だけでなく梅崎も長い間いろんな感情を拗らせてきたことがわかると、その印象は変わっていったのでした。
大学時代の切ない恋の終わりから、誰かと真剣に付き合うことなく"枯れて"しまった良。
失恋相手の梅崎は変わらずに軽いノリで遊びまくっているし、枯れたフリをしなければ良は自分を保てなかったのでしょうね。
でも実は梅崎もまた同じ気持ちでいたらしく、盛大なすれ違いによって何年も両片想いだったことが判明。
結局両想いになるからそれはそれで良かったのだけど、セフレというだけではなく親友と呼べる間柄だったのに他の人とのキスひとつでこんなに拗れるものかなー?とちょっぴり疑問に思ってしまいました。
すれ違っていた理由になんとなくモヤモヤしたけれど、幸せなところに落ち着いたので細かいことは気にしなくてもいいのかなと思えるようなふたりのお話でした。
キュアインポータントって、某ヒーローみたいな名前だなと思って手に取りました。
読み終わってようやく気付く、イ〇ポと掛かってたんだと...それだけでなんだか笑えてしまいました。
物語としては、拗らせ具合が酷いなあという。
過去の大きな勘違いと、圧倒的な会話の少なさにより現在に至っている2人の関係。
攻めの思考や行動のインパクトが強くて、若干引き気味でした。
もう少し受けの気持ちを考えてあげて...
ただ展開はコミカルに描かれていて、ドタバタコメディ感があって読むのは楽しかったです。
30歳越えの2人の、老けはじめな容姿が好みでした。
カバー下は40歳越えの2人の様子が描かれているので、さらに萌えます。
ただ攻め、あなたは人のこと言えないでしょ...とは思いました。
すれ違いゆえに何年も離れ離れなんて作品はいくらでもあるんだけどさ
その離れてる間がもったいなさ過ぎて
どうにもモヤモヤがおさまらなくなってしまうんだよな( ゚Д゚)ゴルァ
もこデス。
受の店にやってくる攻は、毎度ちがう相手を連れている
一夜の相手を見せびらかすかのようにわざわざ店に来る。
毎度お盛んでなんていうてる自分はもう枯れてる宣言。
そんな日常の中、攻が「勃たない」という相談を持ち掛けて・・?!
昔、本当に好きだった相手
あれより先にも後にも経験がない気持ち
年月だけが過ぎて気持ちも枯れていた、はずだったのに~
な再熱話。
展開的にはだろうな展開ではありますが
空白を埋めるくらいのガッツンガッツンがもう少し
インパクトあっても良かったかな。
空白がなぁ・・・もったいないよなぁ
そこを楽しめるかどうかが問題
勃たない男×枯れた男
となっていますが、どっちも普通に致します。なんなら激しめに致しますので、そこに重きを置くとちょっと違うかな?と言う感じになるかもしれません。
アラフォーのドタバタラブコメって感じで面白かったです。
最初のキノコのくだりは結構笑ってしまったw
若い頃の攻め、めちゃくちゃイケメンだったな…
このまま大人になってくれたら良かったんだけど…笑
まあこれには理由があるから仕方がないんだけど。
あまり深く考えずさらっと読める感じでした。