「嫁は嫁らしく、俺の一番近くで生きろ」

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表題作バケモノの花嫁

暁夜,狼族 族長の次男
ヒナタ,狐族

その他の収録作品

  • 描き下ろし「キレイ」
  • あとがき

あらすじ

和平のため、敵対する狼族に嫁ぐことになった狐族のヒナタ。
雌に化け、その身ひとつで嫁入りしたヒナタはある密命を帯びていた。それは狼族族長の息子・暁夜を殺すこと――。
その夜、暗殺を実行しようとするも、たちまち勘付かれ計画は失敗。
九つの尻尾を持つが故に同族から疎まれていたヒナタは生を諦めるが、暁夜に殺されるどころか「初夜だ」と犯され、囚われて…。


『バケモノの花嫁』小冊子付き特装版も同時発売です。

作品情報

作品名
バケモノの花嫁
著者
秋久テオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861239113
4.3

(168)

(90)

萌々

(47)

(27)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
16
得点
721
評価数
168
平均
4.3 / 5
神率
53.6%

レビュー投稿数16

こう来たか!!!

狼(黒)攻め
狐(金)受け
三度のご飯より好きなペアでございます♡

お試しを読み、勝手にコミカル要素が多分にあるお話かと思ってしまったのですが、全然違った!
めっちゃシリアス!
そして想像とはかけ離れてるエンドでした!!

人にも獣とも離れてしまった獣人である狼族と狐族との戦いを避ける為の縁組から始まり、本当にこのストーリーは何処へ行き着くのか。
今までに無い展開だったのでは。
これを『良し』とするか『??』とするかで、大変振れ幅の大きな作品なんだと思います。
私はこういう奇想天外(失礼)で荒唐無稽なお話し、意外に好きだと分かりました 笑。
ただ惜しむらくは、絵が凄く美しい(カッコいい)ところと、!と思うくらい雑なところがあって・・・。
そこがとても引っかかってしまった。
美しい箇所は本当に目を見張るほど美しいだけに、余計落差が激しくて惜しい!!!
でもこのタイトル『バケモノの花嫁』これは秀逸ですのね。
そして物語の終盤、本当にどうなってしまうの!
えぇぇぇぇっっ!!!!!!!!!!!
これってどう言うコト!?!
と胸が潰れる様なところからの、大地をひっくり返っす場面展開!
これはこれで「お見事!」なんじゃないのかなぁ。

衣装の描き分けもとても良かったです。
全般に渡りレトロな民族衣装だけど、スーツになった日にゃぁ受けと一緒に「ホント、オレの旦那世界一カッコいい」と思っちゃった。

一番好きなのは『特装版限定 描き下ろし小冊子』が物凄く良かった♡♡
最近この『小冊子』特典が付くのが多いですが、大概が期待ハズレ。
ところがこれは違います!
めちゃくちゃ良い!♡!♥!
これだけでも『神』と付けたいくらい。

12

バケモノ同士

秋久テオ先生の作品は初めて読みました。
絵がとてもお綺麗で、ストーリーも引き込まれました。

内容は結構重い話でしたが、その内容に綺麗な絵がとても合っていました。

狐族から厄介払いのように嫁に出された九尾の狐ヒナタと、先祖返りで腫物扱いの暁夜。
命を取ろうとした間柄から、少しずつお互いの事を知り合って、その距離が縮まっていきます。

日の光でヒナタがキラキラしているシーン、美しい。
その後の辛い展開に、ハッピーエンドが見られないのかもとハラハラしました。

斬新な持っていき方のハッピーエンドで吃驚しましたが、ハピエン厨なので、幸せな2人が見られて満足しました。

本編でも暁夜が頭を撫でられて、耳が動いてる描写があったりして、萌えていましたが、小冊子で事後に尻尾ブンブンしているのを見て萌え転げました。
ヒナタよりちょっと分かりにくい暁夜の、してやったりな尻尾ブンブン滅茶苦茶可愛かったです。

7

もう最高!

テオ先生が大好きで、作者さん買いでしたが、今回のも良かった…( •̥ࡇ•̥ )
今までの作品とちょっと違う感じ…しかも獣人だったけど良かった…
四つ耳がちょっと苦手なんだけど、その理由もちゃんとあって、めちゃくちゃ納得出来て、テオ先生さすが!て思った。
凄くシリアスな感じで、胸にグッとくることも度々あったけど…
幸せになって良かった…て…

4

最高すぎました!!

狼族と狐族。敵対する2つの種族の和平のために狼族の暁夜に嫁ぐ事になったヒナタ。九尾で生まれたが故にバケモノと同じ種族からも忌み嫌われ存在を無視されていたヒナタが花嫁に選ばれた理由…。命令された計画は失敗に終わりますが、そこに隠された意図もヒナタの存在を軽んじていて切なかった。孤独に生きてきたヒナタを自分の嫁として生きろと言い放ち、鎖に繋いででもそばに置く暁夜。最初はどうなるかと思いましたが、そばで過ごしていく中で会話が生まれ、そこから互いを知り関係性が変化していく様子が丁寧に描かれていて惹き込まれました。絵も綺麗で耳やしっぽが可愛いですし、お話もとても魅力的で何度も読み返したくなる素敵な作品でした。

3

甘さと辛さと切なさと

テオ先生の作品が好きなので今回も作家様買いなのですが
いつもと違う感じのお話でした。
それがまたすごく良かったです。
ケモミミが好きなのでたまらなかったです。

不憫な狐族のヒナタ(受け)と敵対する狼族の族長の次男(暁夜)のお話です。

最初はヒナタがすごく可哀想でしたが
暁夜と出会ってから確実にヒナタの世界は広がっていって
最後はほんとによかったなぁと思える内容でした。
暁夜もヒナタと出会ったから救われたし
読みながら何回も泣いた作品です。

甘さも辛さも切なさも入っており
テオ先生すごい…と改めて思った作品でした。

0

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