「結婚してって、言ったよね俺。」 アラサー番犬部下×アラフォー愛され上司

CD

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オールドファッションカップケーキ with カプチーノ

old-fashioned cupcake with cappuccino

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表題作 オールドファッションカップケーキ with カプチーノ

外川実 → 阿座上洋平

野末草苗 → 興津和幸

その他キャラ
柿谷[高橋伸也]/ 桐島[李知恵]/ 中村[蟹江俊介]/ 河野[粟津貴嗣]/ 辻[松浦義之]/ 神崎[池田彩夏]/ 器屋[中根久美子]

あらすじ

付き合いはじめた野末と外川。いっしょに過ごす日々。
年下彼氏が可愛くてたまらない野末は、無自覚に愛しさをふりまいている。
そんな野末に満塁場外ホームランを打たれまくりで嬉しい外川。
ある日、同僚・柿谷に、外川が野末のネクタイをしていると気づかれて…
部下が上司のネクタイなんか普通しない──。
浮かれて舞い上がっていた自分に気づいた野末は…!?
人生のハッピーエンドは、一度じゃない…かも?な、第2巻!

作品情報

作品名
オールドファッションカップケーキ with カプチーノ
著者
佐岸左岸 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
オールドファッションカップケーキ
枚数
2 枚
発売日
JANコード
4580166733647
4.9

(84)

(81)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
416
評価数
84
平均
4.9 / 5
神率
96.4%

レビュー投稿数11

甘くて苦くて可愛い

原作既読です。


前作のCDが本当に素晴らしくて、こちらのwithカプチーノもCDが出るまでずっとずっと待っておりました。

いやぁ、BLCDで久しぶりに泣きました。前作と合わせて色んな人にオススメしたいです。

詳しいあらすじは原作の方を見ていただければと思いますが、二人が幸せに笑い合えていて本当に本当に良かった……。
外川と野末さんがお互いを思いあいながら交わされていく会話や空気感が、原作そのまんま表現されていて……ここが聴きどころ!ていうのを具体的に挙げるのがすごく難しいですね。

また、原作ではセリフがひとつもないページで二人の日常を切り取った部分が何個かありまして(喧嘩直前の夜食シーンや旅館で過ごすシーン)。
そこにオリジナルで台詞をつけてくださっていて嬉しかったです。何気ない会話がとても可愛い!!

withカプチーノは付き合ってからの二人の喧嘩やすれ違いとそれを乗り越えていく過程がメインでしたが……喧嘩の空気感がリアルすぎてこちらも息が詰まる思いでした(興津さんもキャストトークでしんどかったと仰られていました)。

でもそれと同じくらいに、仲直りの過程や二人のあたたかい言葉の交わしあい、そして番外編のふんわりゆったりとした空気も、心身共に浄化されるくらいに素敵でした。

前作CDもそうですが、苦いところも甘いところも含めて、何度も何度も聞き返したいCDです。


以下に、キャストさん毎の感想を述べさせていただきます↓↓

・興津さん
前作よりもさらに野末さんの可愛さが押し出されている気がしました。相変わらずとっても可愛い四十路です。
野末さんは、おじさん受けだから可愛いとか、こういうタイプの受けは可愛いとか、なんだかそんな枠に収まらないような……“野末さん”だから可愛い。そう思わせてくださる演技でした。

「俺はもう一個プレゼントもらえるんだ。やったぜ。」
佐岸左岸先生もインタビューでここの「やったぜ」について触れてくださっていましたが、この四十路のおじさん、本当に可愛すぎる。奇跡の可愛さです。

野末さんはわがままで人たらしな可愛いおじさんですが、外川を守りたいと言うときも、一緒に暮らす提案をするときも、しっかり外川の心に届くような声色で言葉をくれます。

今作は野末さんが柿谷さんや桐島さんと話すシーンが多く、どのシーンも好きなのですが、episode0での同期らしい遠慮のない空気感は外川に対する話し方と違っていて、また別のかわいらしさがあって好きです。「うるせー!」三連発、可愛いです。

野末さんらしい臆病なところも、可愛いところも愛おしく思えて、やっぱり興津さんが野末さんを担当してくださってよかった!と思いました。


・阿座上さん
前作からそうなのですが、外川の、台詞以外で野末に悶えたり拗ねたりする表現が素晴らしくて素晴らしくて。
阿座上さんも、興津さんと同じく前作の外川よりかなり可愛くなっています。付き合ってからならではの声色の変化、愛おしいです。
野末さんに対してたまに敬語が外れるときの“彼氏感”がすごい。いや実際彼氏なんですけど、分かっていてもヒィ……となるような話し方です。

というか、今作は外川が全編通して可愛くて終始悶えておりました。寝起きでうんうん言ってるのも、野末さんに軽く殴られて「いてっ」と言うときも、何気なく笑った声も、旅館で野末からキスされて驚いてるところもすべてが可愛いです。

インタビューで興津さんが「外川が可愛かった」と仰っていたのできっと可愛いんだろうと思っていたのですが、その思っていたのより200倍くらい可愛い外川でした。ありがとうございます。

「すみませんクソみたいなこと言いますけど〜」の長台詞はどういう感じで来るのか密かに楽しみにしておりまして、想像通りで笑ってしまいました。溢れんばかりの野末への正直な欲望が伝わってきて大変良いです。

外川が「野末さん、」と呼びかけるシーンがいくつもありますが、そのどれもに野末さんへの愛が詰まっている気がして、外川が野末さんのことを呼ぶ度に心臓がきゅっとなります。
前作に続き、外川の可愛さとかっこよさを緻密に表現してくださっていて感謝しかありません。原作についても素晴らしい作品だと仰ってくださっていてとても嬉しかったです。


・その他

番外編の「あとで、のまたあとで。」「セカンドキス」「episode0」は全部原作ファン必聴です。あまりの愛おしさに涙が出ます。

「あとで、のまたあとで。」はおふたりとも終始艶っぽくて耳が幸せでした。野末さんは言わずもがなですが、外川の喘ぎもとても可愛らしいです。阿座上さんの受け作品も聞いてみたくなりました。
「セカンドキス」は2分という短い中でも可愛さがぎゅぎゅっと詰まっています。付き合いたての甘い雰囲気と動揺してる外川の可愛らしさが溢れています。
「episode0」は個人的に大好きで、音声化してくださって本当に嬉しいです。柿谷さんや桐島さんも含めて、キャラ達への愛がさらに深まりました。

フリートーク(本編3分+特典17分)はめちゃくちゃほんわかした雰囲気で進みます。ひたすらにお二人が可愛くて17分間があっという間でした。クリスマスプレゼントのお話などもしていらっしゃいます。

前作ありきの今作だと思いますので、原作未読の方も、ぜひ原作と合わせてお楽しみいただきたいです!

32

完璧な続編

原作既読
タイトルを読んで、続編なんだから当たり前だと思われる方もいるかもしれません。
でも音声化した作品は、前作と今作が全くつながらないことが多々あって
収録してから時間が経っているので仕方がないとも思うのですが、
この作品は本当にきっちり、きちんとつながっていました。

興津作品やあじーの他の作品を聞いても、
この作品のトーンと同じ物は何一つないのに、
二人ともきっちり前作のトーンに合わせられていて、
しかも恋人同士の甘い雰囲気からスタートできているのは、
素晴らしいの一言です。

興津さんの野末さんは、
画で見ていたよりも外川に対する気持ちが溢れていて
だからこそすれ違いが切なかったです。
”着る毛布”をもらった時の「これ、これだめなやつだー」の台詞は
くそかわでした。

あじーの外川は、前作同様品があって、敬語が美しくて、
仕事のできるイケメンぶりが変わっていなくて、とにかくかっこよかった。

Disc1はすれ違いがメインで苦しいシーンが多いですが、
そこに際立つのが野末の仲間の、柿谷と桐島の言葉です。
何気に人生訓も含まれています。

Disc2は二人がゆっくり歩み寄る場面が描かれていて、
ストーリー的にも濡れ場のシーンが多いわけではないのですが、
息づかいとか、ちょっとしたブレス音がとても色っぽくて
ドキドキしながら聞きました。

番外編だけでもう1枚だして欲しいです!

18

分かってた

分かってました。
わかってましたけど、やっぱり最高でした。
ラブラブいちゃいちゃの2人もよいですが、悩む野末さんや静かな怒りを含んだ戸川、2人が穏やかに交わす会話なとがもう堪りません!
前作のCDを聞いたあとは脳内再生しながら本を読んでいましたが、はるかに越えられてしまいました。
インタビューでも間について仰っていたと思うのですが、言葉のないシーンでの間が絶妙で原作のリズムそのままを聞くことができて気持ち良いです。

12

幸せです。

前作も素晴らしかったですが、今作もとにかく素晴らしかったです。
マンガではセリフのないコマにもセリフがついていて、より作品が味わい深くなりました。
興津さん演じる野末さんの可愛さが加速していて、頭を抱えました。可愛すぎる。
対して、阿座上さん演じる外川くんの彼氏度も増し増しで、こちらにも頭を抱えました。イケメーン
このお二人が演じてくださって本当に良かったです。
ありがとうございました。
何度も聞いて噛みしめます。

11

続きはより甘くなってた

原作既読です。
前作が素晴らしかったのでこちらも購入。
前回も興津さん演じる野末さんがとっても可愛い買ったのですが、今回は更に可愛さ増し増しで、外川演じる阿座上さんは淡々としつつポーカーフェイスのようだけど、内面では滅茶苦茶感情豊かな外川を見事に演じられていて、兎に角前半は甘々で幸せでした。
途中色々拗らせた野末さんが、悩みに悩んで外川と距離を置くようになってからは、お互いがお互いのことを思いあってこその切なさがあって、野末さんは自分から距離をとったのに、外川が他の人と旅行に行ったのを知るとモヤモヤしたり、外川も野末さんのこと気になりつつも少し冷たい態度をとったりと。しんどい場面もあるんですが、外川が転職を決断してからは、また以前のように甘ーい展開で。
本当にこの二人はどちらも人の気持ちを読みあって寄り添うところが素敵なところでした。
紆余曲折ありつつ一緒にいることを選んだ二人。
ほっこりと暖かい気持ちになれるので、おススメです。

10

この作品が収納されている本棚

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