• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

あらすじ

老舗味噌屋の若旦那・鶴来升一郎は、美男だけど
変わり者の道楽息子。物の怪が見える曲者の
幇間・与三郎にご執心で、いっこうに所帯を
構える様子もない。跡継ぎ問題に悩んだ母は、
ついに最終手段のお見合いを画策する。その
相手はなんと、立派な成人男性で…!? さすがの
与三郎も嫉妬必至の大人気シリーズ第6弾!!

作品情報

作品名
幻月楼奇譚 (6)
著者
今市子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
幻月楼奇譚
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608957
4.8

(5)

(4)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
24
評価数
5
平均
4.8 / 5
神率
80%

レビュー投稿数2

今市子さんの漫画が読めるだけで幸せ

今月は「百鬼夜行抄」の文庫版19巻も買えて幸せでした。今市子月間。こちらの作品はオカルトミステリーのBL版という感じでもう6巻。今までの単行本の表紙を並べて見てみるだけでもう画集レベル。現代ものでも素敵だけど昭和レトロで攻め×受けが背広(あえてスーツと言わない)×着物というシーンが多いのもこのシリーズならでは。

若旦那(攻め)は頼りない所もあるけど何事にも動じなくてどっしりしている所がカッコいいです。幇間の方は「若旦那は大事な金づる」とふざけているけど本当はあんなに想われて嬉しいし自分もベタ惚れなんだと思う。

エロっちいシーンは皆無なシリーズですが、画力があるので接吻とか後ろから抱きしめる(あえてハグとは言わない。昭和だから)とかだけでもため息ものの美しさです。あっでも欲を言わせてもらえばいつかは朝チュンとか2人で同衾してたりのシーンもぜひ見たいです。生々しくなくて耽美な感じでいいので。バックに花とか飛んでてもいいんで!

5

上品なのに、この上なくエロい絵柄

やっと、やっと出た⑥巻眼! 長期間、放心状態(いつもありがとうございます) だったし、レビューなんて書けないほど大好きな作品。
濃厚なHシーンを一度くらいは、いや何度も拝みたいと切望してるので、品格があって優美なだけのHシーンを見た後は妄想がMAXまで掻き立てられてしまいます。 絵がとにかく美しい-----。堪能。精神安定剤。
ただ、単行本発行期間が長すぎるのが、残念。作者様によっては、短期傾注・集中して作品を仕上げるよりも、長期間熟成発酵する方が作品の完成度が高まるのかもしれませんが、あまり長期にわたるのも創造力や活力、作品の勢いが損なわれる心配があり、もう少し短いスパンで単行本を出すほうが作品の質を落とさずに済むメリットがあるのでは。(なんちゃって自分が早く読みたいだけじゃん!)
 というのも、タイトルが「 奇譚」なんだからそれを軸として⑥巻もこれで良いのでしょうが、本来のBL特性の訴求力が方向感を無くしていくような。もうちと二人の関係にページを割いて欲しいよう!  ----------とわがままを言いつつ、先生が描いてくださる限りはいつまでも次巻を待ちます。先生のご健康を心よりお祈りしつつ。

他社「 天国まであともうちょっと」も、次巻を待ちわびています!

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP