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表題作BLACK SUN 奴隷王

ジュマル・ジャン,帝国軍の将軍
レオナール・ド・ランブール,修道騎士

その他の収録作品

  • 俺様の優雅な一日

あらすじ

「お前一人が先に天国行きだ」聖地へと続く巡礼ルートの攻防のさなか、美貌の司令官レオナールは仲間の命を救うため、帝国軍の常勝将軍ジェマル・ジャンに囚われの身となった。清貧・貞潔・祈りをモットーとする修道院でありながら、昼夜を問わずジェマルに抱かれるレオナール。奴隷の身から将軍にまで昇りつめた男、ジェマル。敵同士でありながら、互いに惹かれるふたりだったが!?

作品情報

作品名
BLACK SUN 奴隷王
著者
小笠原宇紀 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
シリーズ
BLACK SUN 奴隷王
発売日
ISBN
9784813050544
3.8

(37)

(12)

萌々

(10)

(13)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
139
評価数
37
平均
3.8 / 5
神率
32.4%

レビュー投稿数9

コスチュームものは楽しい

この作品には作者さんの「雨の中からやってきた」から「抱擁実験」を経てたどり着いたのですが、今となっては、こういう時代物ファンタジーが逆に新鮮というか、「クッ殺…」ストーリーは永遠に不滅というか、
この作品世界に、睫毛バサバサの美形絵がとってもはまっていて、鎧甲やコスチュームの美麗な繊細さも素敵。
そして、他の方も触れいていますが、出版が古いだけに、ほぼ無修正(ワァオ)
もう、これは、これで、イイ
ニコライデスやイザーク、皇帝陛下にラトゥール等、周りもキャラが立っていて楽しかったです。


1

修正が…

いつも思うことですが、BLコミックって一巻と書いてないことが多すぎるー!
こちらも続き物でした…書いて欲しい。
そしてこちらの作品、特筆すべきことは修正のなさ!(そこ?)
これは2007年発行なのですが、この頃は今と違ったんだなあとしみじみ思ってしまいました。

内容は、修道騎士で司令官のレオナール(受け)が戦に敗れ虜囚となるお話で、レオナールを捕獲したのが帝国軍の将軍・ジェマル(攻め)だったというもの。
捕虜は皇帝のものであるはずが、レオナールを手元に置くことを決めたジェマルは…という感じです。

これはねえ、コメディですねえ(笑
レオナールがジェマルの手に落ちイカされちゃった時は、剣を突きつけられているにも関わらず友人はもよおしちゃいますし、後々出てくる皇帝の側付きでムチを振り回すニコライデスのキャラもヤバイです。
個人的にはジェマルの元小姓で副官のイザークが好きですね。
内容自体はシリアスも含んでいるのですが、とにかくところどころ笑いを差し込んでらっしゃいます。
そしてエロエロ設定ではありますが溢れるエロス!というものではなく、回数と修正の無さがエロエロということかなあと思いました。
なんとなく体育会系的なセックスのようで(苦笑
絵も好き好きはあれど(わたしはあまりなのですが)、ひじょーにお上手です。
乱れません。
ご自分の絵柄を最後まで守られているので、これは小笠原さんの絵柄がハマる方にはかなりお勧めですね。
あ、ちなみに攻めは受けとは別キャラともえっちありますので、お嫌いな方は避けて下さいね。

1

とにかく絵が美麗

思わず表紙買いした作品。
綺麗すぎるBLが苦手な人には不向きかも。
かく言う私もヒゲマッチョ親父や男前な受けが好物ですが、
思ったよりすんなり読めました。
エロい・萌えるというよりはとにかく綺麗で美麗で…
でも攻め受けどちらも戦場に立つ身として、
極端に女性らしい体格に描かれている訳でもないかなと。
筋肉好きとしては、もう少し逞しさがほしかったけど…w

ファンタジーな世界観がきっちりと丁寧に描かれています。
細かすぎて面倒な設定を語られるようなことも特に無く、
あくまで「世界の話」ではなく「ふたりの話」に絞られているのも、
個人的には好印象です。あくまで個人的には。
逆にそこを詰めてほしい人もいるかも…?とも思うのが、
「個人的には」と繰り返す理由です。

完全に画力にヤられた感があるので、若干贔屓目かもしれません。
でも率直に言うとBL作品という括りを外しても良作だと感じました。

1

う、美しい・・・!

表紙買いです。

表紙のイラストは美しくても、いざ実際に漫画でもそのレベルを保てれるかというと中々難しいですよね。特に歴史モノやファンタジーになると人物以外にもさまざまに背景描写をしないと世界観が表せないため作者さんの力量によって当たり外れの差が大きい。なので実はあんまり期待していませんでした。
全くの杞憂でした。「う、麗しい・・・!」と思わず唸っていました。口にも出ていたように思います。ケータイ書籍で読んでいたのですが、実際に紙の媒体で保存したいと思い、書店で買い直しました。
だってキャラクターはもちろん、身につけている衣服から調度品まで美しかったですもん・・・!

(多分)十字軍と(多分)オスマン帝国の聖地へと続く巡礼ルートの防戦がお話の始まりです。とかなんとか小難しいお話かと思いますでしょうが、何のことはありません。帝国軍の常勝将軍ジュマル・ジャンが敵の美貌司令官レオナールを気に入り、自分の首と引き換えに味方を助けてくれと頼むレオナールを私物として、迎え入れます。ようするに愛人ですね。そうして二人の濃~い愛欲の日々は始まったのだ!、とか煽りを入れたいです。

このお話は作画が美麗という点と、1話に2エロがついてくるというところもお伝えしたい所です。
何と言っても帝国軍将軍ジュマルがレオナールを好きなように愛でまくります!清貧・貞潔・祈りがモットーの修道騎士さまをありとあらゆる恰好、体位で!
…生唾飲み込んだよね(明け透けだな、ヲイ)

敵将が思わず一目ぼれするレオナールの納得の美貌もそうですが、ジュマルの精悍さといったら!
初めて褐色のセクシーさを知りました。ありがとうございます、先生!

後半からは敵将のレオナールを勝手に私物化して帝国に持ち帰ったことで二人は引き裂かれますが、会えない時間も二人の愛は育っていきますのでぜひぜひご興味がございましたら読んでみてください!

1

お、おもしろいw

一冊丸ごとひとつのストーリー。
だけれども・・・この一冊で終わってるわけでなく
続いています。
続編もあるけど一冊で完結している・・・というのも
よくありますが、これは終わってないので
続編の「Ⅱ」と一緒に読む準備するといいかもですね~^^

結構シリアス系なのかと思いつつ手にしましたが
コミカルな部分も、ときど~~き入っていて
かといって、大事なストーリーがしらけてしまうほど
と言うこともなく、
そして、戦いに敗れて捕らえられる・・というような内容だけど
決して暗くなく、
すべてが絶妙なバランスで
私としてはものすごーーーーーく楽しめました!

1

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