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瞳の中の僕を知らない

hitomi no naka no boku wo shiranai

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作瞳の中の僕を知らない

黒田翔,大学生,20歳
深月怜(レイス),モデル,23歳

同時収録作品瞳の中の僕を知らない

堂島光,フォトグラファー
深月怜(レイス),モデル

あらすじ

屋上から落ちて記憶を失くした人気モデル・怜。周囲に慣れず不安なまま過ごしていると、恋人を自称する黒田が突然現れる。黒田が語る記憶を失くす前の自分と今の自分を結び付けられず戸惑う怜。思いつめるまま黒田の愛に応えるが…!?

作品情報

作品名
瞳の中の僕を知らない
著者
イズミハルカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
××LaLa
電子発売日
4.5

(9)

(6)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
41
評価数
9
平均
4.5 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

電子だけなんて勿体ない。紙でも出して!

紙媒体、ドラマCD、実写ドラマ化、映画まで展開しても不思議じゃない。
高いポテンシャルを秘めている作品だと思います。

なんと言っても独特で繊細な心理描写に心掴まれる。
1話から話が増す度、更に面白くなって目が離せない。 吸引力がダイソ○かって位素晴らしい。

記憶を無くした人気モデル怜と、恋人だと名乗り出る大学生の翔、とカメラマンの堂島さんのお話です。
怜が目を覚ます。
そこは病院の白い壁。
そこからパズルを嵌めるように、色付くピース。
「前と違う」「らしくないね」「早く戻ると良いね」 何故元の自分はここまで違うのか。
自分が自分じゃ無いみたいだ。
傍若無人な堂島さんより 自分の事を必死に好きと言ってくれる翔を信じたい。

事故の前に一体何が起こったのか?
何が正しいのか? 誰が嘘を付いている?
まるでずっと薄い氷上の上を歩いているような頼りない足元。

… 作中出てくる 明滅するミラーボール、 水溜りに反射して弾けるネオンの光、万華鏡。
この作品を表す的確なモノローグに魅惑され、キラキラ輝いて惹き込まれる。

記憶を取り戻すたび明らかになるパーツが何とも表現し難く抗えない気持ちが強くなるのが分かる。
表現力と想像力を兼ね備えた怜が堂島によって覚悟を決めた激動の9話。
まだ全貌は明かされていないが、記憶前よりも確実に冷静に強かになった怜がこれからどの様な選択をするのか楽しみです。

こんな素晴らしい作品が電子のみ!?勿体ないよ!紙で出して頂ければ特典全部買う位嵌まってます。
これ実写化したらすごく映えるんじゃないかな?

単話1〜5話で1巻です。単話6話から2巻に続きます。2巻から更に加速。
秋の夜長に最適です。  
毎回めちゃくちゃ良い所で終わるので、パリピテーションが止まらない、でも待ち切れない。

2

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