元教え子で現同僚の亀吉と同棲中の月岡。まだ若い亀吉のために別れるなんて52歳にもなる自分には造作も無いと思っていたが…?

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52歳教師の恋の終わらせ方

52sai kyoshi no koi no awarasekata

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表題作52歳教師の恋の終わらせ方

亀吉辰巳(元教え子),教師
月岡裕次郎,教師

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

堅実な月岡先生と今時タイプの亀吉先生は犬猿の仲――と生徒から思われているが、ひとたび家に帰れば恋人同士。元教え子である亀吉の猛アタックから付き合い始めて数年経つ。しかし年を重ねるに連れ、“17歳年下の恋人が結婚も出産も望めない自分といるより、別々の道を歩んだ方が良い”と考えて別れと告げることに。この年でもう恋愛如きに振り回されることはない…そう思っていたのに亀吉のことになると、齢52にして知らない感情ばかりが湧いてきて――?

作品情報

作品名
52歳教師の恋の終わらせ方
著者
やゆ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
青泉社
レーベル
秋水デジタルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784910429717
3.2

(10)

(2)

萌々

(1)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
30
評価数
10
平均
3.2 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

よかったよ、、、

タイトルが『終わらせ方』って書いてあるから悲恋??バッドエンド??
って思いながら、
35歳と52歳の恋模様がどうなるのか、ふたりの歳も歳の差も私にはワクワク!!ご褒美!!

元教え子で今は同僚教師の亀吉先生と17歳歳の差の今は同僚教師の月岡先生。

生徒への接し方もまるで真逆のふたり、学校では犬猿の仲で通っているが、、、
実は、亀吉先生に長い事の猛アタックで付き合ってるふたり。

月岡先生の『終わらせ方』は亀吉先生を思っての事なのか、それとも自分自身に気付いて傷付きたく無いのか、、、。

歳を重ねると、無闇に傷つかない立ち回りをするし、傷付くと回復に時間がかなりかかるから、月岡先生の思うところに共感してしまう。

結局、人と人はどんなに傷ついても、言葉で話合わないと意思は通じないしわからない。
互いの意見の確認が『終わらせ方』なのかと、、、。


最後の頃に出てきた同僚の花村先生のスピンオフを望みます!!

2

タイトルはよかったんだよな…

ぁぁぁぁぁぁ ムリしちゃったかな?

タイトル買いのはじめましての作家さまなんですが 絵が可愛らしくて……

受けの設定が52歳なんで この愛らしい顔にわざわざシワを書き込まなきゃフケ顔にならないのはわかるんですが 萎れていないんですよね だからムダに書き込まれたシワだけが目立ってしまう

しかも今の52歳ハツラツとしてますからね
若干のくたびれ感はあっても学生相手 ここまでしわくちゃじゃないような気がするんですが


お話はよかったですよ ?

20年前の教え子と教師 伝えられた思いを受け止めることはなく 再会して同じ教職に就いていたことを知り安堵と共にほだされた ってパターン

一緒に暮らすようになって5年目
迷いが拭えぬまま過ごした5年に手放す時を悟った


相手の告られ場面に出くわしたり 親からの結婚の催促を目の当たりにして相手の将来気にして自己解決しようとして失敗する よくある話ではあるんだけど 会話はちゃんとしてるんですよ ヤりながらだけど

独りよがりなその話に当然納得できない攻めの一途さはいいんだけど 唐突に突きつけられた別れのわりになんだか淡々としすぎ? 妙に落ち着きすぎ?


教師の立場での苦悩も 男だし男だからとか 結局保身というかなんというか そういう建前的なものをくどくどと解いて見せるので 教師と元教え子とか教師同士のあまあまをお求めならちょっと違っちゃうのかな?と


全体的に薄っ暗い欲の部分が占めているので 爽やかさとか軽やかさは一切なし
人生の岐路にたった男の素直になれないグズグズを最後まで読み続けるのみ


苦悩や挫折 エゴとか大好きなんだけど
ごめん しつこいわ

堅物ってところが上手く出すぎてて 空回りの種明かしまでがほんとに長くて
結局はエゴで押しきる格好で着地

1度もブレることなく粛々と?側に居続けた攻めに天晴れ ある意味「神」だわと

てか ただの嫉妬からの痴話喧嘩をよくここまで引っ張ったな と作家さまの力量に脱帽 
ではあるんだけど んんん なんかパッとしない話だったかな 
もうちょっと すれ違うとか拗れるとか 荒ぶるや抗うがあればな

3

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