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表題作善次くんお借りします 2

花岡清行
高校2年生,野球部エースで善次のクラスメイト
後藤善次
高校2年生,野球部マネージャー

その他の収録作品

  • 天使(描き下ろし)

あらすじ

「俺、善次とは結婚するつもりやし」
溺愛系野球部ヒーロー×繊細眼鏡の優等生、
等身大で甘酸っぱい高校生の恋は、ますますラブモード突入!

野球部のエースだった父のようになれず大好きな祖父の期待に
応えることができないこと、貧弱で女っぽいことにコンプレックスを
抱えていた善次は、野球部のヒーロー・花岡との出会いで、
野球に対するコンプレックスを乗り越えマネージャーを引き受けることに。
その報告も兼ねた善次の祖父の誕生会で、同席していた花岡が善次を
好きすぎるがゆえにとんでもないことを言いだして!?
さらには過保護な善次の従兄弟も登場し、目が離せない第2巻!

作品情報

作品名
善次くんお借りします 2
著者
玉川しぇんな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
シリーズ
善次くんお借りします
発売日
電子発売日
ISBN
9784592721086
4.6

(98)

(65)

萌々

(29)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
453
評価数
98
平均
4.6 / 5
神率
66.3%

レビュー投稿数14

花岡の執着が止まらないw

コンプレックスと劣等感。
期待を背負わされた野球部エース攻めと、
期待に応えられない負い目がある受け。

彼らの恋を綴った1巻から約5年ぶりの続刊です!
単行本化待ってましたヾ(*´∀`*)ノ

ちなみに2巻収録は
単話配信「続・善次くん~」5話目まで+描き下ろし。
なのですごく気になるところで終わってます(;ω;)
(3巻はどこ……?いつ……?)
(あの、明日発売してくれませんか……?)

さて。
続刊めちゃくちゃ良かったです…!!!
1巻で取り残した部分を丁寧に掬い上げている印象かな。
好きという感情が先走ってすぐにくっついた2人だけど、
根本的な部分で噛み合ってないところがあってね。

お互い好きなんですよ。
ちゃんと想い合っている恋人同士。
けれど見えている未来は違っていてーーーー。

性嗜好や善次の家庭事情なども絡み合って、
等身大の高校生の甘苦酸っぱさを噛みしめました。


内容をザックリと。

善次が野球部のマネージャーになってからどことなく花岡の不安は尽きません。
安心材料欲しさに結婚したいとお願いしても善次の答えは「無理」の一点張り。
善次はどうしても花岡との未来を描くことが出来なくてーーー。


"今を楽しむ高校生の恋愛"としてはラブラブで甘々。
喧嘩してもすぐ仲直りをして、
1日5回チューする約束とか可愛くてニヤニヤしちゃう。
(学校の人気のない場所でエッチしてたりね…!!!)
(青春も性春も謳歌してるなぁ(///Д///)ニヤニヤニヤニヤ)

特に花岡のベタ惚れっぷりは爆速してますね…!!!
善次のことを考えると顔がデレッとなるので、
アカンアカン…と自分を窘めキリッと顔を作るのがツボ。
キリッとするけど善次を見るとやっぱりデレッとなるw

善次のためにご飯作ってる内に喧嘩の怒りを忘れて、
ハッ!今機嫌悪い設定だった!と思い出すとこもツボ。
口尖らせて拗ねてる風を出そうとしててアホかわいい。
(で、善次にチューされたらデレって戻るw)

そんなこんなで基本的にはラブラブカップル姿が見られて、
ニヤニヤと楽しいんですよ~~~~~( ´艸`) ♡

でも花岡の不安はずっと拭えなくて。
結婚の約束を安心材料にしたいのがちょっと切ないです。

花岡は目的定めたらソレしか見えない愚直さがありました。
もう結婚したくてしたくて頭がソレでいっぱいなんですね。
地に足がついていないところが良くもあり悪くもあり…。

結婚を断られた時に善次の不安を理解しているんですよ。
安心させることを言わなきゃと心の声は言うけれど、
口から出る言葉はドストレートに本音をぶつけてて。
このシーンの子供っぽさが高校生らしくてすごく好きです。

対して善次は現実をみていて温度差があってね。

性嗜好だったり、家族のことだったり。
なんかグルグルいっぱい考え込んじゃって重切ない(;ω;)

ていうか花岡は善次を「一緒に街を出てくれる人」としているけれど、
善次は祖父の側を離れることが出来ないんじゃないかなぁ…と思うんですよね。

単純に祖父を慕っている部分もあるだろうし、
呪いの言葉を長年かけられた影響も色濃くありそう。
祖父の夢を叶えてあげられなかった負い目が強くて、
その分鍼灸師として支えなきゃ…!みたいな。
野球に触れてコンプレックスを解消出来たと思ってもまだまだ拭い去れなくて…。

ホンット!祖父の罪は重いなぁ…としみじみ感じました。
本人が善次に負い目をかけてること気付いてないのも嫌。

ただ今回新キャラで登場する従兄がいるんですが、
祖父の罪に気付いているのがちょっとホッとしました。
(善次の保護者みたいな振る舞いで不穏要素もあるけど)
(花岡はさっそく悪い虫扱いされてるのでよろしくない)
(善次とエッチしてるって知ったら速攻排除されそうw)

そんなこんなで
不穏要素と甘々が入り交じる中で翼の存在が良きです。
2人の関係を初期から知っている唯一の存在なんですよね。
空気読んで喧嘩の仲裁までしてめっちゃイイコでした…!

ベースはラブラブ甘々ではあるけれど、
どことなく不安定さに揺れる2巻でなんかもう…!!!
読者も安心させてくれーーーーーッ!!!と叫びたい。

と思いつつも、まぁでも大丈夫か。
とにかく花岡の執着の強さがハンパなくて、
『絶対逃がさん』の意志の強さ・圧の強さは笑いますw
(正直、花岡のことはまぁあんまり心配してないのよ…)

今度こそ本当に善次の呪いが解けるといいな…。

7

花岡の溺愛(執着)っぷり満載の一冊♡

前作でも、善次への溺愛っぷりを披露していた花岡君ですが、今作は、比じゃない位の溺愛っぷりでした…♡
前作での「大型犬」から「猛犬」へと進化した花岡の【嫉妬&執着&求婚】が詰まった充実の一冊。

前作で、無事カップルとなった花岡と善次。
甘々で蜜月な日々を過ごす2人だが、花岡の溺愛っぷりがどんどん加速していき、徐々にすれ違っていく2人にモダモダ悶える第2巻。

善次の事が好きすぎて暴走する花岡…、超絶最高でした。
何と全5話収録中、4話も善次に「結婚して」と求婚しています…‼︎圧が強すぎて、善次にも「妖怪か…」と言われてしまう、立派な求婚モンスターへ進化。
爽やかな表紙に反して、花岡の言動は完全に「激重執着攻」で、嫉妬&周囲への牽制が盛り沢山な内容に、執着攻めニストとしては堪らなく萌えました…(合掌)

お互い大好き過ぎて、すれ違ってしまう2人。前作のフワッとした「青春」っぽい雰囲気から少し変わり、カップルならではな悩みに悶々とする様子がリアルでした。

幼い頃に両親を亡くした心の傷を抱える善次と、真っ直ぐすぎて善次のトラウマに気付かない花岡。言葉足らずな2人が歯痒くて悶々とします。お互い自分の事で必死!その余裕の無さが、恋愛初心者感満載で凄く良いです。

また、今作から善次の従兄弟・ケンちゃんが登場!
両親を亡くした善次に寄り添い、デリカシーの無い爺ちゃんから善次を守る、保護者的な存在のケンちゃん。
しかし、その裏ではネットストーカーをしていて、花岡と善次の関係に気づいてしまい…⁉︎
これまた、良い感じに拗れたキャラクターで、そんなケンちゃんが2人にどう絡んでくるのか…⁉︎
今後の展開も見逃せない‼︎

描き下ろしでは、2人の甘くて幸せ一杯なピロートークに癒されます♡早く、本編でも甘々な2人を堪能したい…!
3巻発売がとっても待ち遠しいです。

▶︎紙本/局部描写なし

5

全員応援したくなる大好きなお話

前巻で恋人同士になった二人の、甘いだけじゃない日常のお話。
後半に向けていろいろな問題が浮上し、そろそろ大きく動き始めるか!?ってとこでこの巻はおしまい。イイ感じに善次への執着を匂わせる新キャラが出てきたのに、彼の活躍もおあずけ。続きをくださいぃ…と悶えました笑。
ベッドの上から始まる今作、前半は二人の関係性に集中して読める感じです。善次大好き大型ワンコな花岡が良い!喜びの表現方法がとにかく可愛い!表情自体は大きく変わらないのに、ものすごく伝わってくるとこと、背負う文字?が笑えるところが最高で。
それに結婚結婚と突っ走る必死さに萌えます!あー男子高校生!ってなります!まっすぐな嫉妬が眩しい~惚れた欲目の激しさまでも微笑ましいです。
善次は闇が深いというよりちょっとだけ大人なのかな。両親を亡くしてる背景と相まって、見た目も中身も儚げに見えてきます。ケンちゃんはホクロが素敵で今後に期待大なキャラクター。彼には萌えの予感しかありません!
全体的に文字での心理描写が少なく、そのたまにくるモノローグがすごく心に刺さります。1巻から通して救い救われのお話になるかと思いますが、今のところ善次の心は手強そう。
後半でバタバタと話が動き、今後さらにケンちゃんがかき回してくれそうな展開。花岡を応援するとともにケンちゃんにも期待したい、続きがとても楽しみな作品です。大好き。

4

続くの?!

わー!この話、続くんですね!この先が気になりすぎます!

1巻読んで、この作品は奈良あたりかなと思ってたら神戸でしたね。甲子園への憧れ強いのも納得です。
善次が野球部のマネになって、問題起きるかなと思ったけど、みんなに素直に受け入れられてましたね。良かった。マネって結構体力必要そうじゃないですか。マッサージや健康管理は出来てもマネの仕事は無理なのかなと思ってたので、安心しました。そしてみんなに慕われてるし。花岡も不安になりますよね。
元々花岡が唯一心を開いてるクラスメイトという前触れなので、2人が仲良くしてても怪しむ人達は居ないので良かった。
ただし従兄弟のケンちゃんは気付いてますね。そしてあのSNSの写真はどこで手に入れたんでしょう?インスタとかに誰かあげたのかな?
個人情報の取扱には気をつけないとね。

花岡が善次を欲しいと強く思えば思うほど、善次は将来に不安を感じて逃げようとする。まだ高校生だし付き合って浅いかもしれないけど、花岡を信じて欲しい。
ゲイだと余計に自信がないのかもしれないけど。

不安な感じで終わった2巻でしたが、きっと花岡がかっこよく善次を抱きしめると信じてます。
高校卒業すると離れ離れですね。まだ2年生で甲子園も行ってないのに寂しくなりました。
早く2巻が読みたいです。

4

絶対逃さん

前巻で「シリーズ化してもっと沢山読ませて欲しい」ってレビューを書いて、見事に叶いました。もうすぐ3巻発売ですね。久々に1巻も読み返しましたが、やっぱり面白かった!萌2にしてたけど、神でもよかったな。

さて2巻の感想。結婚とか言っちゃってる溺愛攻め作品は本当にいいです。安心して読める。いや、冒頭から完全に清行に対して安心できない始まり方だけど。豪傑の攻めが愛故に暴走する作品が好きな自分には美味しい。一方で受けにはいじいじ悩んで欲しいので、この2人の性格は好みストライク。清行のどエロい背中ど真ん中ストレートですよ本当に全くけしからん。

キス1日5回しようって約束してる2人が可愛すぎる。清行が言うのはわかる。善次か受け入れてるのが…きみらほんとらぶらぶね。ラブラブはいいけど4限と5限の間に学校で致すなよ。ま、攻めの性欲なんて強けりゃ強い方がいいですから!!!

途中までは割とニコニコ読んでましたが、「10年後までカウントダウン始めた」辺りからやや狂気を感じてちょっと距離をとりたくなったけど。

2

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