イラスト付き
やー……なんと言ったらいいのか、これぞ宮緒先生。
オカルトチックな幼馴染×ループものです(宮緒先生なので、もちろんおどろおどろしい執着愛❤︎)。
8歳の頃、一緒に入った山の中で1人、姿を消してしまった幼馴染・柊(しゅう・攻め)。
10年後、28歳になった主人公・夏生(なつお・受け)は、同じ山で行方不明になった
人物が死体となって見つかったニュースをきっかけに、柊の捜索へと向かうけれどー
と続くミステリーです。
もうこれ、自分の頭では絶対に思いつかないような展開に息を呑み、ページをめくる手が止まりませんでした。
終盤、結末とまさかの「おだまき様」の出現に震えたー…!!
小田牧村のおだまき様が望む「不変」とは?なぜそこまで「不変であること」にこだわるんだろう?
とずっと思っていたのですが、最後の最後に明かされた真実に、納得。
はー、こんなお話を考えられる宮緒先生、本当にすごい、、と、ため息が出ました。
それにしても、小田牧村の村民たちが手に持っている「苧環(おだまき)」と
儀式のような祈り文句、めちゃくちゃ怖い…!
笠井あゆみ先生の耽美なイラストも相まって、底知れぬ恐怖を掻き立てられます。
今晩眠れるかな、、怖いから犬のそばで寝たい。。w
こちらの作品、購入してからかれこれ一年半ぐらい?経ってしまっていて、、
タイトルの「夏」の時期はとっくに過ぎてしまいましたが、今になってやっとちゃんと読めました。
秋のJ庭でお迎えした番外編同人誌も机の上にセッティングしたので、
明日以降読み、このゾクゾク感をもうしばらく味わいたい(。-∀-)
宮緒先生ならでは!の、攻め受けの濃厚な絡みもなんというか、
声とか匂いとかがこちらにも伝わってきそうなほどで、むはーっ!!となりました(伝わるかな、、伝われ…!)。
おどろおどろしい世界での、攻めによる執着愛かつ純愛。
繰り返し繰り返し何度も諦めず受けを追い続けるその執念に「参りました!」と頭を下げたくなるような、強烈なインパクトのある一冊でした。(大好き❤︎)
ずーっと読みたかった本作。
宮緒先生の新刊「千年後宮」にも絡んでいると聞き、アンリミにもなっていたので読みました。
柊と夏生の執着愛が堪能できるのはもちろんのこと、そこに並行世界が加わり更にはミステリー要素も。盛りだくさんです。
最後は現代に戻り、仮想通貨をうまく操るも家電を叩いて直す柊にクスっとなるハピエン。
がしかし、その後登場する「おだまき様」。
ええー!?そうきたー!?
呼び寄せちゃったあの難しい名前の人たちが次に繋がっていくのかな^_^
先の読めないストーリー展開で、
最後までハラハラしました!!
最高です!
今年の猛暑にぴったりな、
ちょっぴりホラー混じりの表現もあり、
怖がりながらも、
受け、攻め2人の恋模様がどうなるのかも
目が離せず、いい意味でヤキモキします。
加えてイラストが綺麗でカッコいいんですよ。
目の保養をしつつ、
物語世界を堪能できるという、贅沢な作りになっています♪
斬新な物語設定であり、かつ、
受けを溺愛する攻め様が、尊くて、
一気読みすること間違いなしです。オススメします。
執着攻めなら宮緒先生が1番だと思いますが、予想のはるか上をいく濃さです。おどろおどろしいくらいの濃さなので、ライトがお好きな方にはおススメ出来ませんが、ストーリーの複雑さや人間関係のしっかりした話が読みたい方にぜひ読んで頂きたい。
10年前一緒に山に入ったのに、1人だけ神隠しのように山で行方不明になった幼馴染の柊(攻め)を探しにきた夏生(受け)は、柊に会いたいと強く念じながら再び山に入ると、前回と同じく霧に包まれ、見違えるほど成長した柊に出迎えられ小田牧村という異界の村へと導かれます。
おだまき様という不変を司る神様に守られた不思議な村。
村の外に出ることがかなわない隔絶された村で、元に世界に2人で帰りたい夏生は‥
話の流れから、執着といってもいつもより軽めかななんて思いながら読んだらびっくり‼️
やっぱり宮尾先生の作品だった。
そして、やっぱり受けの身体を心配しないといけない攻めでした。
最後はこの話の元凶なるおだまき様も登場しましたが、こっちも狂ってましたね。
ちょっとホラー味のあるお話でした。