【特典付き】【イラスト入り】
松幸かほ先生の作品を読むのは「恋知らずのラプンツェル」以来久々だと思います。
今回はタイトルとあらすじに惹かれて購入を決めたんですが、私的には大当たりでした。こういう作品大好物なんです。
穏やかで笑顔なのに怖い攻めって最高じゃないですか!他人に興味が無くて大事なのは結人だけって、私の大好きな執着攻めの集大成のようなキャラが維織でした。兼守美行先生のイラストもピッタリでうっとりしました。
結人を真綿で優しく包み込んでおきながら、横から攫われそうになった時に出てしまったSっ気まで完璧でした。
そんな維織に愛されるのが、成人男子とは思えない無垢さで可愛らしい結人なんです。
なんせ神様に愛されるくらいの純真さだし、維織に大事にされ過ぎてちょっと普通よりズレてても気にならなかったです。むしろ、それで良いと思ってしまいました。
周りも読者さえも維織の結人に対する愛情を疑ってないのに、本人だけが信じられなくて負のループをグルグルしてるんです。
いつ、そこから抜け出すのか、どうやって維織が誤解を解くのか楽しみながら読むことが出来ました。
維織は結人に関してだけ感が働き、結人を守る為なら容赦が無い怖い人物なんですが、それが維織だけの意思なのか凄く気になる点でもあったんです。
でも「神サマとの密約」で維織自身が結人をとても大事にしている事が分かって納得しました。
ほんのちょっとだけファンタジー風味で面白かったです。
でも松幸かほ先生の作品で1番好きなのは「君に触れたら」なんです。あれを超える作品にはまだ出会えてないです。
こちらの作品が神ならあちらは神2ですね。
初読み作家。
この作品が面白かったら、長編シリーズを読んでみようと思って、選んだ一作。
ペンネームが三つある作家。
松幸かほ(あきた小町)/朱藤まい
自己紹介から・http://paellablog.blog52.fc2.com/blog-category-3.html
賞歴ある実力ある作家、
この作品は伏線の仕込みが面白かったので、長編の狐シリーズも読む事にしました。
維織の結人への察知力は、神がかりの賜物。神社の神霊の加護があったから
結人は、神霊と合体した維織に、守られながら生きている。
それを唯一知るのは、維織の弟。
巻末の弟視点のSSが無ければ、面白みが伝わらないので、
難を言うなら、頁数の兼ね合いだと思うけど、弟視点の描写をもっと増やして欲しかった。
どうして「神社の神霊」が登場するのかなー、と思って著者の作品歴を見たら、
稲荷とか、妖ものが得意な作家なんですね。
松幸かほ先生の作品は初読み。めちゃくちゃ楽しかった!
結人が維織をすごく頼りにしてるのは分かるし、維織のスペックを考えると納得。だけど、裏にあんなに緻密な策略があったとは(笑)
結人には有り得ない展開だけど、仕事に一生懸命で直向きに慕ってくれる結人は、維織にしたら可愛くて仕方ないと思う。溺愛するだけではなく、結人の能力を信じてるのも良かった。
段々と維織のヤバさが浮き彫りになってくのが面白かった。結人は恋を知り、愛されてる事を実感できて良かった。 弟の尚くんや上司が良いキャラで、楽しかったです✧*。
兼守先生のイラストが可愛くて綺麗で素敵だった
♡(❁´◡`❁)
いやーーー面白いものを読ませて頂きました。ドえらい執着攻めでした!しかも二重人格?攻めの維織はサイコパスの属性も持っていました(笑)
普段は甘くて優しいのに、結人が上司にお持ち帰りされる危機感じるや否や、ド執着のドS攻めに豹変する維織。今までの彼からは想像もできないほどの変わりよう…そしてエロのお仕置き。エンドレスセックス&エンドレストロトロです。セックスのプレースタイルは、激しめです。
攻めは粘着質ですが、ストーリーは割とアッサリとしていて読みやすいです。最初結人に手を出さないのは、なんか裏があるなぁとは思っていましたけど、ここまでの執着とは思わなかったです(笑)背中がムズムズする程に過保護で溺愛のイケメンスパダリ維織……色んな意味で怖い。
結人のキャラがあまり好みじゃなかった。
女の子のような風貌と扱い。20代なのに「維織ちゃん」って呼び方もどうだかな…。せめて「くん」じゃない?重い荷物は持たせて貰えない、食材費やデート代は維織が払ってくれる。
社会人男子ですよね…?
維織に好きな女性がいると勝手に思い込んでは、別れるときのことを考えてウジウジ…。
ずっと好きだった人と恋人になったんだから自信持って欲しい。維織を信じないで、何で避けたり逆の方に行くのって少し苛立ちながら読んでいました。
しかも上司にお持ち帰りされる危機感も持ちながら同意するとか…。維織がなかなか手を出さなくて落ち込むのに、上司の誘いには乗るんだ?って、結人の行動に疑問すら湧きました。
お仕置きセックスも当たり前です。結人がもう少し芯のあるキャラだと安心して見ていられました。維織のサイコ攻め属性はむしろ好みなので、こちらは問題なし。大好物!
ストーリーと攻めキャラは好みで、楽しく読ませてもらいました。維織の名前が、繊維(せんい)とたまに読んでしまいました。字面が似ていて紛らわしかったです(笑)
最初の御百度参りエピソードが、エンディングで回収されました。維織の二面性や運の強さの謎が分かるんですが、ファンタジー色を強調したかったのかな。別に無くても良かったです。
神様も執着攻め属性。
執着攻め2人(人間+神)相手に結人は大変だ…。維織の最大のライバルは自分(の中にいる神)で、ずっと結人を共有し続けていくという不思議なオチ。これは変化球すぎて予想できませんでした(苦笑)
でも。あまあまの溺愛ストーリーが好きなので概ね満足です^ ^
タイトル買いです。
ファンタジーな感じからお話が始まったので
ファンタジー…?と思ったのですがそこまでファンタジー感は強くありませんでした。
執着攻めレーダーが反応して購入したのですが、とても良い執着攻めでした。
余裕のある年上のお兄さんという雰囲気を出しつつ
絶対に受け(結人)を逃がさないという維織の執着心が最高なんです。
幼なじみの維織と結人のお話で、基本的には温厚な維織。
終始甘く、穏やかにお話は進んでいくのですが
とあることがきっかけで維織がすっごい執着を出してくるシーンがあり
そこでもうダメでした…!
ギャップに負けました…!(*´▽`*)
結人も健気で可愛いんです。
やっぱり健気受けに弱いなぁと一人しみじみしながら読みました。
ちゃんとした意味で両思いになった二人を
もっともっと見たいなぁと思った作品でした。
あぁ…素晴らしい執着攻めでした…。
ありがとうございました…!(*´▽`*)