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表題作クズ野郎とセフレ君 上

神崎宝、学生、20歳
大金 春、学生、20歳

同時収録作品クズ野郎とセフレ君 上

市川先生、中学の時の担任、古株の客
大金 春、元教え子

同時収録作品冴えないBL漫画家♂の親友♂がやたらアダルトグッズに詳しい件について〜大人のオモチャがこんなにも気持ちいいなんて聞いてない!〜

齋藤 駆、幼馴染、23歳
渡邊 歩、漫画家のタマゴ、23歳

その他の収録作品

  • カバー下:『クソガキ野郎とセフレ君』『暴力野郎とセフレ君』

あらすじ

“この恋は、まるで麻薬。"

人の心を弄ぶ人間の底辺攻め×そんな彼に売春して貢ぐ受け

一度嵌ったらもう抜け出せない。



自分にだけ見せてくれる剥き出しの感情が、ただただ嬉しくて幸せだった。

体を売って金と単位を稼ぐ大学生、大金 春(おおかね はじめ)。
好きになった男は、6人同時に浮気がバレたと楽しそうに報告してくる下衆の極み、神崎宝(かんざき たか)。
誰彼構わず付き合うくせに、自分とはセフレ以上の関係になってくれない。
もどかしい日々を送る春だったが、それでも「好き」だから諦められず傍にいる。
真性のクズ達による、愛の物語。

鬼才・伝子まねゑデビュー作。

表題作他、イケメン幼馴染×BL漫画家の大人のおもちゃプレイ作品も収録。

作品情報

作品名
クズ野郎とセフレ君 上
著者
伝子まねゑ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784865897012
4.1

(22)

(12)

萌々

(4)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
89
評価数
22
平均
4.1 / 5
神率
54.5%

レビュー投稿数2

王道展開とはいいづらい、けれど刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる!!

 背表紙が黒い段階で、「お、これは重い感じの作品かも…!」と思い、手に取りました。
 女(男も)遊びが激しい宝 × 宝に貢ぐために売春をする春
というなかなかにクズな2人ですが、な、なんと…!
 宝は、女遊びが激しいというクズさの裏に、さらに、暴力男というクズさを隠し持った人物です。
 そして、春。彼は彼で、他の人には女遊びが激しいという一面までは見せても、暴力癖があるという一面を見せない宝が、自分には、暴力をふるうということに、喜びを覚えているという、なかなかな人物です。
 暴力をふるわれても、売春で稼いだ金を取られても、宝が好き。そんな彼は、もはや一途の一言では言い表せません。
 その彼の度を越えた一途さが、今後宝を変えるのかどうなのか…
 
 続きは下巻にて。

1

フィルターかけて読めばいい?

タイトルと表紙に惹かれて買ってしまった

よくないですか?
上巻表紙が金散らかして鼻血だし倒れ踏みつけられる男
下巻が舞い散る札に男を足蹴に笑う男

鬼畜臭ぷんぷん
なんなら鼻血はもっと出ててもOKなのに

趣味は実益をかねクズ相手に春を売るクズ・春(はじめ)
金が欲しい理由はひとつ 誰からもすかれるイケメン・宝(たか)に貢ぐため


ごめんなさいね 老眼のせいかまったくイケメン見えなかったんだけど この宝が真性のクズ

男女問わず手当たり次第ヤり散らかして セフレの春に金をせびるなんて日常茶飯事
それでも惚れた弱味 宝の本性をしってセフレに甘んじ 金をも出す春が不憫で不憫で

不憫なのに全然不憫さがないのも あたしの中では不憫な理由なんだが


本心は宝と付き合いたい なのに当の宝は能天気に身体を売ってまで自分に貢ぐ春をからかい 自分の言葉に一喜一憂する春を弄ぶ

表紙がああだったわりに お話はゲスでクズではあるのだけれど 案外軽めのラブコメ調
どんなに蔑まされても春が病んでないので そう感じてしまうだけなのかな?

ただね 読めないんですよ 宝のキモチが

清々しいほどのクズなんですよ?
何人も恋人こさえて 恋を楽しんでるなんて言ってるわりに 嘲笑うかのように掌で転がる恋人を見るのが好きって言っちゃうし

なんだけど セフレは春だけ ここにモヤモヤしてしまう

セフレってセックスするだけのフレンドじゃないですか
でも 宝は恋人に本性を隠したままつき合ってて それを知ってる春にはすべてを見せてるんですよ

本命じゃん 春が

なのに二人とも気づいてない その おかしな事実に
いや 宝がそれ以上近づくことを許してないんだけど

女を抱きながらが春を求め 客に抱かれながら宝を語る

ほんとクズしか出てこないんだけど 本気の恋を知らず偏った愛で相手を支配する哀れさとか痛さは読めるし 不器用ながら愛されようとする愚かさと健気さ

最大の見所の 狂気はらむ執着


悪くないんだ 悪くないんだが
宝のイケメン設定が地味に引っ掛かって ほんとだったらもっと深くハマれるはずなのに はじめましての作家さまで なかなか目が慣れずほんと申し訳ない

あばらが浮いちゃってる受けの体つきもいいし
何より 哀れなものを愛しく感じる痛々しいまでの不憫受けは ほんッといいんだけど

1

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