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セレブで有名人な精神科医の野田は、とても優しくていい人なんだけれど、心を守るためとはいえ、記憶を操作するというのが、個人的には気持ち悪く感じました。若干執着系でもあり、それがあからさまでなく、「ほんのり」なのが不気味。実は内心はすごい執着しているのでは…と疑ってしまう。
そこら辺はスパイスであって、そこまでのつもりで書かれたのでは無いのかもしれません。
基本は同居の日常生活でのささやかな出来事の積み重ねで惹かれて行って、最後は甘々ですし。
でも私には、まっとうなのかまっとうでないのか分からない「ほんのり」病んだ感じが座りが悪く、何とも気持ち悪く感じてしまいました。