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されど女王蜂は恋をする

saredo zyoou bachi ha koi wo suru

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表題作されど女王蜂は恋をする

ライ、ミオウを助けたアルファ22
ミオウ、アルファ一家に生まれた特殊なオメガ27

その他の収録作品

  • それから3ケ月
  • あとがき
  • キャラプロフィール(カバー下)

あらすじ

その女王蜂は“運命"を奪う。

“運命の番"の相手を書き換えることができる唯一の存在である女王蜂Ω。
女王蜂Ωのミオウは過去の経験から恋愛することを自ら禁じ、
自暴自棄に抱かれる生活を送っていた。
いつものようにボロボロの状態で歩いていたミオウ。
誰もが見て見ぬふりをする中、唯一手を差し伸べたのは、
人生を達観している年下のα・ライだった―…。

作品情報

作品名
されど女王蜂は恋をする
著者
陽歌れいり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799758618
3.5

(66)

(25)

萌々

(15)

(6)

中立

(12)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
10
得点
215
評価数
66
平均
3.5 / 5
神率
37.9%

レビュー投稿数10

そんな発想あったんだ

まさにタイトル通りの感想です。オメガバースでこんな発想ありそうでなかったなと唸りました。受が女っぽいなぁと思っていたらなんと笑顔がすごく男の子でカワイイ。攻はαっぽくないと言いますか、良い意味で普通の子で好感度高かったです。ただ一つ残念なのは、もっと読みたかった…上下巻くらいで読みたかったなぁ。これは作家さんにはどうにもできない問題かもしれないのでレビューとは言えないかもしれませんが。それと好みはあると思うけど絵がものすごく上手いです!デビュー作と知って驚きました。書き込んであるコマなどはぐっと世界観が迫ってくるようでした。次回作にも期待してます。

1

発情期をコントロールできるΩ?

珍しいタイプのオメガバース。
受けがロン毛っていうか髪長いから好き嫌い分かれる。
頭悪そうなキャラはよくいるけどここまでなんも知らないキャラなかなかいなくない?周囲の人から嫌われてるなら尚更他人から好かれようと努力するはずだしいろいろなことを自分から知ろうとするはずなのに一般常識すらまともに知らないキャラ今どきない。さすがにポンコツすぎて笑った。
あと受け、終始困り顔ばっかで表情筋死んでんのかってくらいつまんない顔しかしない。
攻めは攻めで帯にもカースト上位コミュ強ってあるけど今どき完璧タイプの攻めとかも珍しいよね。なんか一昔前のBL読んでる気分。読んだことないけど。
オメガバースの設定以外はありがち要素しかなくてめちゃくちゃつまらない。しかも発情期をコントロールできるΩっていう設定があるせいで無差別にαとβ?をラット状態にさせるオメガバ特有のシーン全部潰されててもう最後まで読めなかった。

3

女王蜂という設定が面白い

オメガバ作品ですが、女王蜂という新しいオメガ。素晴らしいです。面白い。
今までは番を解消するのはアルファのみ、というのが常識でしたが。この作品の中では女王蜂オメガがアルファの番を解消させることが出来るって凄いですね。面白い。

新人作家さんなのかな?ストーリーの進め方が早かったり粗かったりするのですが、女王蜂となったために苦しんできたオメガのミオウの、自分の人生を捨てた感じや、寂しくてたまらなかった感じが上手に表現されていました。
こういうのは編集さんの腕にかかっているのかな?(世界一初恋の影響です)

ミオウさんがライと番になってから生き生きと生活している姿も良かった。
家族は本当にミオウを拒否したのでしょうか?ミオウが勘違いしただけで本当は愛情があったんだと思いたい。
影ながら見守っていたとか。

多分、学校も行ってなかったし、一般常識も少ないようなので、これから多くのことを学ぶんだろうな。さらに美しくきらきらと輝くミオウさんとイケメンスパダリになるライくんを楽しみにしています。

2

受け愛されは宝

薄幸で不憫だった受けが、大きな愛に包まれて幸せになるって良いですね。
この2人の関係性だけみると、最高に萌えた物語でした。

受けの特殊体質は珍しくて、普通のオメガバースとは違うところを期待しましたが...
基本的には攻めと受けの間だけでお話が進むので、設定の割には一般的なオメガバースと同じ感覚でした。

少し気になるところと言えば、攻めは何者?というところ。
受けを2度も助けてくれて、その後も献身的に面倒をみてくれる。陽キャな若者といった風貌ですが、彼の背景が全く描かれていないので謎が残りました。

気になる部分はありつつも、社会性がほぼないぽんこつ受けが、攻めと出会って愛されていく過程は萌えずにはいられませんでした。
1つひとつの仕草が可愛くて、きゅんとさせられます。

総合的にみれば読んでよかったですし、受けの成長はまだこれからだと思うので、欲を言えば続編が読みたいなあと思いました。

3

最強であるが故に孤独なオメガを救うのは

今回は受様を助けたチャラいアルファと
アルファ一族に生まれたオメガのお話です。

特殊なオメガとして荒んだ毎日を送っていた受様が
攻様との出会いで幸せを掴むまでと
その後の2人の続編短編を収録。

この世界では男女とは別の他に
アルファ、ベータ、オメガという性別が存在します。

普通で一番人口の多いベータに比べて
アルファとオメガは圧倒的に少なく
アルファとオメガの間にのみ番と言う
関係が生まれます。

受様はアルファ一家に生まれたオメガでしたが
通常アルファがオメガの項を噛んで生まれる番関係を
オメガの意思で解除したり、結んだりできる
特殊なオメガである事が判明します。

しかも受様は番を選ぶまで発情期もこず
受様の特殊性を知ると家族でさえ
関りを持つ事を拒むのです。

そしてそんな特殊な自分を誰よりも恐れた受様は
誰をも好きになってはいけないのだと
自分を大切にすること無く日々を過ごしていました。

そんな中で出会ったのがアルファである攻様です♪

攻様は街中でふらふらしていた受様が
裸足で歩いているのを目にとめて声をかけ
手当をすると自宅に招くのです。

助けられたとは言え
受様にとって攻様もまた多くのアルファと同じく
自分の身体目当ての男にしか見えず
お礼にするものがないからと身体を差し出すのですよ。

翌朝、受様は何も言わずに出ていきますが
いつものように男達に抱かれた結果
またもや気分が悪くなってしまうのです。

道端で蹲っていた受様ですが
またもや攻様に声を掛けられてしまい・・・

WEB配信作をまとめての書籍化で
最強のオメガながらも独りで生きる受様と
コミュ強アルファな攻様のオメガバースです。

運命の番さえも変えてしまうオメガという設定と
クールビューティ受とワンコ攻カプがMYツボで
手にした1冊でしたが、とても良かったです。

オメガバースと言うと
アルファがオメガを組み敷くとか
オメガが薄幸系というのが多いので

オメガの方から番になれるというのが
かなり斬新でしたし

そんな力を持ちながらも
その能力に怯えて独りでいる受様が
攻様というアルファとの出会いで
徐々に生きる事に前向きになっていく様が
とても良かったです。

攻様と受様の日常シーンがほのぼので
受様の朝パンもひもひとか、
シュークリーンのどーんとか、かぷとか
とっても可愛かったです♪

カバー下にキャラクタープロフィールがあるので
こちらもペラッとしてみてくださいね。

0

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