匂いで躾ける

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表題作パブロフィリアの犬

久野時貞 シガーソムリエ
香坂綴 シガーBAR店員

あらすじ

訳ありの青年・香坂はシガーBAR「filler」のマスターに拾われ、見習いバーテンダーとして働きはじめた。
ある日、仕事を覚えるために徹夜したことが裏目に出て、客とトラブルを起こしてしまった香坂は、居合わせたシガーソムリエの久野に助けられる。
その場を収めるために使われたのは、シリアル入りの希少な葉巻。
香坂はその代金を返すため、なんでもすると宣言してしまうのだが――。

【描き下ろし17Pあり】

作品情報

作品名
パブロフィリアの犬
著者
うにもし 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758024488
3.5

(39)

(12)

萌々

(8)

(11)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
132
評価数
39
平均
3.5 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数6

スパダリに飼い慣らされる

1ページ目の攻のカラダがセクシーすぎるので購入(セクシー買い)。受ちゃんを拾ったオーナーではなく、その友人(かつ取引相手)と恋に落ちるという、若干の珍しさ?はありますが、わりとあるあるなグレーっぽい職業のスパダリ×貧乏な不憫年下の構図です。

パブロフの犬はわかるのですが、そんなにすぐ洗脳(洗脳ではない。語彙力・・・)されちゃ
うかな?というハテナとか、受ちゃんの過去重めなわりに説明足りなくてもったいないな、、という印象を持ちました。マスターの思惑も、、なんだったんだ?

葉巻燻らす色気ムンムン攻を楽しむための作品かな?と思います。

1

魅力あるキャラなのでもっと掘り下げてほしかった

煙草は吸わないし、香りも好きではないんですが、葉巻とお酒のお店ってなんだか素敵です。葉巻は火をつける前の香りの方が好きですね。香りが控えめだからかな。

設定は素敵なんですけど、もう少し話が掘り下げてあったらな、と思いました。ページ数の関係なんでしょうか?香坂くんの過去がいわくありげなのに全然触れられなかったのが残念です。多分、すごく大事なことが隠されてると思うんですよね。最初のシーンで客が手をつかんだ時に過剰な反応をして水をこぼした所や、「行かないで」と泣きながら呟いていたことなど。なんだかせっかくの設定が活かしきれなくて勿体なかったです。
あと、パブロフの犬というなら煙草のにおいで欲情してほしい。機嫌のいい時の煙草を久野さんは決めているから、煙草の香りで香坂くんの気持ちや性欲も反応してほしかったです。

最後のペットショップ後の恋人えっちで、バックでするのは残念だったな。最初のシーンでバックでするのが好きだと言ってたけど、恋人に関しては顔を見ながらするのが好きだといいなと思ってました。

なんだかいろいろ書きましたが、素敵なお話なので、すごく勿体ないなという思いが溢れました。キャラクターがみんな魅力的なので、続編を期待しています。

3

一番気になったのはマスターです

読み方もままならないのにはじめましての作家さまに手だししすぎじゃね?

えぇ 言われなくとも自分が一番そう思っていますとも

でもね 食わず嫌いして美味しいものを見過ごしちゃう方が俄然勿体ないと思っちゃう 勿体ないオバケけなので テヘ


タイトルに条件反射して飛びつきました
パブロフ わんわんッ!←パトラッシュと間違えとりゃせんか?


この(BL)界隈よく人間がごみ捨て場に落ちてますが ご多分にもれず落ちてたらしい
拾ったのはシガーバーのマスター

そこはいいんです 誰が拾おうと
ただ くわえタバコで闊歩する久野って男がどうにも気になりすぎて

店内に入ってくるのもくわえタバコなら 商品陳列するのもくわえタバコ

そこら辺灰だらけにならない?とか 
なんなら 迷惑防止条例みたいなのにあたらない?とか 
変な心配が先にきて落ち着いて読めやしない


久野と香坂 このふたりに関わりができたところはすんなりいけたんですが なんでその匂いに反応したのかがわからない

ふたりそれぞれに過去に何かありそうではあるのに その説明はないし
さらになんとッ! 香坂が久野をすきになった理由もわからなけりゃ 久野がなぜ香坂を振りほどけなかったかもわからない


ダメだもう 理解力以前の問題な気がしてきた
なんでこう大事なところを読めないんだろう? なんたら条例とか余計なこと言ってるからだめなんだろうか?

丁寧に読んでるつもりなんだけど ほんと自分が嫌になる


たった1回嗅いだ匂いに反応して ちんこ勃てたのを指摘され エロを仕込まれていくって流れはいいし
なんならもっと調教の域で我慢させて その匂いだけでイケるドMに開発していただいてもいいくらいだったのだけれど てか それでこそパブロフじゃね?


結局最後まで条件反射に至るまでの教え込みもなきゃ ふたりの過去に迫ることもなく やんわり幸せな感じでおわっちゃった

うんそう パブロフはね 犬用オシッコシーツ買いたかっただけの起用だったんじゃないかとさえ思えてきたw

香坂が抱えた過去だけでもわかればな… もう少し面白かったのかな?
なんなら 香坂や久野よりあの 善人面のマスター の方が黒いもん持ってそうだったんだよね

5

うーん…

初めての作家様です。

タバコや葉巻が専門のシガーBARで、ワケあって1週間前から働いている香坂と
シガーソムリエの久野とのお話です。

あらすじの通りの展開で、葉巻の弁償代を「払うよ。身体でもなんでも」と言う香坂。
そしてー…。


謎の多い久野にどんどん惹かれていく香坂。
でも久野は特定の人を作らないと有名で…。

久野が何を考えているのかわからなかったです。
最後はわかるけど、なんだろう…いつ好きになったのかがわからなくて
本当に好きなのかなぁって思ってしまいました。


表紙に惹かれて購入したのですが、絵が荒削りな感じがして私は好みではなかったです。
お話も久野の感情の変化が全く分からなくて、ふたりが特別な関係になったけどなんで香坂なんだろう?と思ってしまいました。

ごめんなさい。

0

嗜虐心と庇護欲


あらすじが、本書の導入そのままなので、割愛します。

ひとを食ってかかるような態度、意地悪な言動、掻き立てられる羞恥心、その全てで薫るシガー。掴み所のない攻様に、受様は翻弄されてどんどん深みにハマっていきます。
匂いが記憶と経験に根付いて、興奮を呼び起こしていく様は正にパブロフ現象。えっちですね!

攻様は本当になに考えてるのかわからん感じのキャラなんですが、これもある種の一目惚れなんですかね……?
なんだかんだ、素直に翻弄されて可愛い反応を見せる受様に欲情を強くしていくのがわかり、吐く息荒く攻め立てる姿が最高でした!

受様、攻様、共に生い立ちや幼少期にトラウマ染みたものを抱えていますが、そこの描写はかなり匂わせ程度にさらっと見せて読者が自分で脳内補完する感じなので、ここがもっと掘り下げてあれば、二人の孤独感とそれを埋める関係性に深みが出たかな~と思います。

お互い同士の矢印が極太になるには身体以外の要素が少し薄かったかなぁと個人的に思いますが、その身体の関係が煙揺蕩う中でエロティックに描かれているので、そこは良かった!

巻末の話を読んでからカバー下を見ると、とても萌えました……!

最後にひとつ、苦手なものがある姐さん向け情報。
開幕早々、攻様とモブの最中の描写がありますので、ご注意を。
受様を抱くときとの明確な違いがド初っぱなからわかるあれです。

4

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