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表題作アメジストの憂鬱

生方藍司
27歳,外務省勤務の外交官
紫水明
モデル兼アメリカの大学の非常勤講師

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

エリートなのに恋愛偏差値0の外交官・生方は海外赴任による禁欲生活から解放された結果、女性の肌を見ただけで興奮するように。満員電車で顔の綺麗な男・紫水が痴漢されているのを助けるが、お礼を言う紫水の視線の先には密着空間のせいで立派に勃起した生方の股間が…!!!?
「慣れているので任せて下さい」――ホテルに連れられた生方は紫水のフェラであっという間にイかされて、気づけば恋に落ちていた…。しかし、これまで相手に心を開かず身体の関係だけを求めてきた紫水にとって生方とのデートは退屈そのもの。生方は真剣交際を申し込むが、はぐらかされ気づけばまたホテルにいて!?

作品情報

作品名
アメジストの憂鬱
著者
菅野きるしぇ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784778135027
3.7

(33)

(8)

萌々

(15)

(4)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
118
評価数
33
平均
3.7 / 5
神率
24.2%

レビュー投稿数9

堅物エリート×孤高の艶やか美人

堅物エリート×孤高の艶やか美人

すごく絵が綺麗です!
そしてストーリーも最高で読んでいてすごく引き込まれました。

紫水くん、超絶美人すぎです!

堅物なヘタレワンコの生方くんと美人ビッチの紫水くんの攻防戦が見ていて面白かったです。

生方くんの紫水くんへの真っ直ぐな気持ちが良いですし、紫水くんも生方くんへどんどんはまっていく過程がすごく丁寧に描かれていて良かったです。
ビッチだった紫水くんがビッチじゃなくなっている姿が可愛いです。

二人のエッチシーンも最高!!
濃密なエロがたまりません!

不器用な二人がラブラブになってくれて良かったです。

4

美しい受けにコロコロ転がされる攻めの行く末は?!

恋愛経験の少ない生方と、恋愛よりも身体の関係しか興味のない紫水のお話。
とにかく、紫水が美しくて紫水の色々な顔見たさに何度も読み返す、の繰り返しをしてますw美人顔が好きな人にはかなりオススメです。見ればわかりますが…意図的なんでしょうが、髪型や服装、それに感情の変化の色々で様々な受けの美しさを眺められます。
そんな美人とデートする事になる生方は今までの恋愛経験値が低いせいもあり、わちゃわちゃと、とにかく見てて顔や態度、受け答えが面白いです。
真面目で恋愛うまくできない生方が可愛いし見ていて楽しいんです。
が、2人の関係はなかなか進みません。
しかし、ある登場人物のお陰で、今まではキレイだ、美人だとそんな目でしか紫水を見ていなかった生方の気持ちが、紫水の弱さを知り、彼を1人の人間として、向き合おうという気持ちになります。
そこからの生方が、もぅ、かっこよくなります。本来、生方は真面目に真摯に問題に取り組む人。漢を見せてくれます。

詳しくは書きませんが、脇役キャラも良いです。そして、攻めの生方が真面目なのが好感もてます。美しいが故に、いつも完璧に振る舞って、その完璧な美の部分しか求められていなかった紫水が、初めて人間としての弱さを生方に見抜かれた後、どうなるか?

美麗な絵にストーリーは笑える所もありながら、ちょっとシリアスになったりと、見どころ満載な1冊です。菅野きるしぇ先生は今回デビュー作だそうで、今後も注目したい作家さんになりました。

2

不器用な2人の恋

女性に免疫のない外務省のエリート外交官と、無機質美人モデルとの恋のお話です。

出会いは明を痴漢から救ったこと。痴漢を撃退したはいいが、なぜか勃起してしまった生方。明は生方をホテルに誘って、抜いてあげましょうかと…いきなりフェラする展開に。これを機に2人は会う機会が増えることになっていきます。

まず、明が美人すぎる…ミステリアスで眩しい美貌の持ち主です。生方が勃つのも分かるよ〜ってくらい(笑)明との衝撃的な出会いから、すっかり明の虜となってしまった生方。
明と何度か会ってデートはするけど、ちゃんとお付き合いをしてから身体の関係を持ちたい生方に対して、さっさと身体の関係を持ちたい明との間で意見が食い違います。


系統は違うけど、2人とも不器用。
明は誰かに合わせて生きていくことで自分を保ってきました。特定の誰かと付き合うことをしたくない、したとしても裏切られるのが怖いから身体の関係に依存しています。
一方、生方は超一途。周りが見えなくなる真っ直ぐな性格です。

そんな2人だから恋愛観の相違があって当然。
すれ違いや切ないシーンも…なんなら明が複数の人と交際している場面もあります。

明の性格なら、生方みたいな一本筋通った人間とは距離を置きそうだけど、明はそれをしなかったのは、心のどこかで生方みたいな真っ直ぐでぶれない人に惹かれていたんだろうな、って思いました。物理的には突き離すけど、心では完全に突き離しきれないから、その心の隙間をセフレで埋めたいみたいな。
明は自分の気持ちを偽り、誰かに合わせてきたから本気の恋をしたことがなかったんです。それが生方によって暴かれ、本心に向き合うことができました。

気持ちを曝け出した明は、素直に生方の言葉や熱い劣情に終始トロトロに溶かされて、とても可愛いです(^-^)照れて真っ赤にする明の顔…最強です。


不器用な2人の不器用な恋のお話の結末はハッピーエンドです。コミカルさも所々に散りばめながら、でも本筋もしっかり焦点を当ててスムーズなストーリー運びでした。キレイな絵がより憂さを引き立たせていて、絵柄とストーリーがマッチしていたと思います。


もうちょい話に深みがあれば良かったかな、と思う点もありました。それと、引っかかりを覚えたシーンも。
明がセフレとの事後、シーツも直さずシャワーも浴びず、そのままのベッドで生方とエッチしちゃったところです。せめてシャワー浴びるか、お風呂エッチじゃダメだったのかな…なんて。生々しいものが残ってやしないかと想像してしまいました(^^;)……2人が気持ちを通わせる素敵な場面からのエッチだったから、何だかなぁ…。生方は気にしないと言ってたけど、私は気になりました。


本編に組み組み込めてない設定(明の本職とか)で気になる情報もちょいちょいあったので、もう少し読んでみたかったです。
個人的には、電子おまけに登場していた明のお父さんとのが対面シーンが大好きです(笑)

4

もっと読みたい

2人とも自分なりのこだわりがあって、生方(攻)は何事にも真面目で段階を踏んで付き合ったりえっちしたい人で、紫水(受)は相手がしたいならするし相手が思っているイメージ通りを演じて中身は空っぽな人形みたいに綺麗な人で、こんな2人が恋人になれるのか途中疑問に思えてきたけど、後半でやっと紫水の感情的な姿が見れたし生方と言い合いをして折れなさそうだと思ったのに意外とすんなり好きだと認めていたのでだいぶ前から惚れてたんだなとまだ人並みの感情があったのかと安心しました笑

最終話でやっと2人のイチャイチャがみれてもっとみたかったし、人形みたいだった紫水が恋人ができて浮かれたり嫉妬する姿がみたかったです!!!!

生方に告白されても無反応で、紫水は誰とでもヤれてセフレ多めで恋人は作らないスタイルで他の人とのえっちシーンはさすがに端折りだったのでよかったけど、最終話の生方が紫水の家に突然来て話し合いして恋人になってえっちの流れはわかるけど、生方と入れ替わるようにセフレが仕事で帰っていったヤったかヤってないかわかりませんが2人が寝ていた乱れたベッドってヤるなんて嫌だなと思いました笑
紫水も「‥無理しなくて大丈夫ですよ」って言ってましたけど、恋人になれたし気持ちが高まっていたらそんなことどうでもいいのかなぁと思ったのと、生方がいいならいいか!笑で落ち着きました笑

えっち中の紫水が可愛くて普段はキリッとして冷静なのでギャップがあって驚きました。
セフレの時はかわいさはださずクールだったのかどんな感じだったのか気になってしまいました。

絵が綺麗で紫水の顔が綺麗なのはわかってましたが、体まで綺麗で立体感?ふっくら艶やかな感じですごいなと思いました!

2

魅惑的な楽しさ

堅物エリートがたらしこまれる~
攻めの本気がすぎてちょっと情けないのかわいい!!
受けに誑し込む気はあるのかないのかそこも謎めいていて、何にでもなれる何にも染まらないところに惹かれちゃいます。器用で不器用、 難関不落の人が優美に笑って相手をコントロールしているようでいて、攻めの生真面目さに絆されていくの良い!!!今までの自分が保てなくなっていく、強い人が良い意味で変わってく、解れてくのって良い。
攻めは受けの不安をぶっ飛ばすくらいがむしゃらが調度良い!!

お話はしっとり系かと思いきや、テンポがよく、脇キャラも濃い!! 藍司の生真面目さや百面相もおかしみがあり、コメディな面も楽しい。
絆されてもマイペースなおまけも楽しい。ずっとこんな感じなのかな、お幸せに!です。

紫水は華奢なほうだけど体躯はしっかり綺麗めで、中性的な雰囲気も掴めなさに拍車がかけられてるよえに感じました。そんな人が繰り出す辛辣な言葉と可愛いのギャップ!!

Twitterに掲載されてる試し読みがトーン短冊修正だったので、期待してたら、シーモアは真っ白なのは残念でしたが!!!存在感は感じれたけど!!絵がとっても綺麗なのでしっかり拝見したかったです…

もっと読みたい知りたいなぁと思うところもあったけど、インタビュー拝読して分かるーーーとなり、きるしぇ先生の好きなところギュッと拝見でき、関わりが深くなるごとに二人ともいろんな表情が見え、台詞がないコマも魅せられちゃいました。

2

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