-人間×不死- 感動の超大作がついに単行本化!

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表題作千年先の君へ

吉野
年齢不詳
天羽 春海
高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

祖父が亡くなり、家を譲り受ける事になった春海(カスミ)。
その家に訪れるも、そこで既に住んでいるという謎の青年と出会う。
名も名乗らぬ青年は若い風貌の割にその家の歴史や祖父について詳しく、 春海は不可解ながらも彼に興味を抱いていた。
そんなある日、家の中で誰かを見張る「青年」を見つけ…

作品情報

作品名
千年先の君へ
著者
氷凪 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーウォーク
レーベル
ムーグコミックス BFシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784867174562
3.2

(4)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

モヤモヤ…

亡くなった祖父の遺言通り、祖父の住んでいた家を譲り受けた春海。
猫でも住み着いているのかと思いきやそこに居たのは謎の青年・吉野で、不思議な存在の彼との同居生活を通してふたりの関係もまた変わっていくようなお話でした。

吉野は登場シーンから謎めいていて、その後も心が読めるような描写があったり何年も昔の出来事を「見ていた」と言ったり、怪我もすぐ治ってしまったり…
知るほどに不思議さが増していくので一体どんな展開になるのだろうかとすごくわくわくして読み進めたけれど。
色々なエピソードがあるわりにどれも中途半端というかスッキリしないというか。全体的にふわっとしたお話だったなと感じました。

春海の祖父は吉野が生きた証である"何か"を探すため骨董屋を始めたけれどそれを見つけることが出来ぬまま亡くなって。家を譲り受けたということは春海がその後を託されたはずなのに、その"何か"は見つかっていないしそのことについても触れられていないのは何故なのか疑問に思いました。

そして吉野がまだ芳太郎だった頃を描いたエピソードでも、芳太郎が桜の木に取り込まれてしまった原因がハッキリ描かれていないことがすごくモヤモヤしたし、木が燃えた後に吉野が突然人間として暮らしだすのも納得できず…。
その流れでふたりが恋仲になるのも無理矢理感がありすぎたように思います。

色々なことが詰め込まれていたけれどそのぶんモヤモヤが募るような展開になっていたので、スッキリできるような結末になっていてほしかったなと思いました。

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