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思わぬところに伏兵が!って
なんとも可愛い作品なのです(≧◇≦)ノシ
主人公の攻は自覚のあるゲイ。
過去、好きな相手に勇気を出して告白したが為に
いろいろダメになってしまったトラウマを持つ。
だから彼女がいるフリをして、ただの友達のフリをして。
そんな攻が好きになったのは、
たとえるのならば、花から花の間をひらひらと舞う「蝶」の
ような男。
美麗な容姿でどこか守ってやりたくなるような。
長く続かない恋を繰り返しているような男。
一途な攻と蝶のような男。
果たしてどーなるか~なお話し。
つかず離れずな関係がもどかしく、
好きな相手にぐいぐい甘えられるお預け状態にあえぎ。
とはいえ、蝶な男にも心のトラウマってのがやっぱりあるもんで。
なんだかんだでチュウどまりではあるものの
長くいい関係を保ってくれそうなその後が想像できて
なんとも心温まるお話しでした。
タイトルと、作中ラストの歌がリンクしてるのも
やられたwwと思った一つ。
この指とまたらもう話しません(´艸`*)ぐふ
だいぶ前に読んだんですが、初読ではイイね!って感じで満足はしましたけど、二度三度と読むとジワジワ来る作品ですね^^
昨日また読んじゃってジーンと来たので感想書きます。
これ、一見オーソドックスに見えるけど、私的には初挑戦って感じでした♪
身長差がほとんどゼロのカップルが主人公なの、小説漫画どっちでもたぶん初めてで。
あと、生粋のゲイが主人公ってのも初めてでした。
今まで読んだやつでも「オレはゲイ……」って独白するような描写はたまにあったのですが、たいていは幼馴染みに初恋しちゃって、みたいなシチュエーションで、純粋に「俺は男しか愛せないんだ……」というのは新鮮でした。
BLは「ゲイだから好きになるんじゃなくて、好きになった人がたまたま男子だった」のが醍醐味だってよく言われますけど、必ずしもそうとは限らないんだな、と感じさせられる作品でしたね。
明白なエッチシーンはないのですが、妄想シーンから見る限り主人公は攻めのようですね^^
あ、攻め視点の作品を読んだのも初めてかも♪
ですが、心情描写的には、主人公はかなり受け的。
ゲイの悩みも、中学時代のトラウマも、すっごく切なくて、セリフはふわっとしたユーモアも含んでいるのですが、哀愁が漂っています。
萌えつつも、かわいそうだなあ、と思わずにはいられなくて、ラストは本当に感動しました^^
で、(一応)受けの相手役は、彼女がころころ変わる美少年、なんですけど、いろいろな背景があって、「遊び人じゃんこいつ!」とは突っ込めないさみしさが溢れているキャラで、主人公といいコンビでした。
(個人的には、もう少しジタバタ苦しんでくれた方が主人公が浮かばれた気もしますけどねww)
二人の心情描写が絶妙で、たぶんキャラ設定を「要約」しちゃうと、なんかすんなり好きにはなれないキャラになりそうなのに、すごく自然に感情移入しちゃうお二人でした。
脇役に女性が二人出てきますが、当て馬!という感じではなく、すごく魅力的に描かれていて、とても好感が持てました^^
ストーリー展開自体は、超大事件が次々と起こるという感じではないですが、丁寧な心情描写のおかげで目の離せない恋模様となっています。
全体的にほのぼのしていたかな。
余談ですが、BLでサボり気味の部活って、なぜか陸上部の登場回数が多い気がするのは気のせいかな?w
というのが今回読み返してみてまず初めに思った感想です。
ほとんど口に出して年甲斐もなく叫びそうでした^^;
初めて読んだ時はそれ程でもなかったと思うんですが、何度か読み返していくうちに萌度が上がっていく感じです。
ノンケとゲイの高校生で親友の2人のお話です。
可愛い顔で女の子には凄くモテるけど、決してその女の子たちを好きになりはしない同級生に一目ぼれをしてしまったゲイの男の子。
想いを伝えずに親友の位置でずっといたけれど、想いが溢れてしまってとうとう・・・という感じのお話ですが、このゲイの男の子が好きでした。
どうしようもない人を好きになったけど、望みは全くなくて、自分の気持ちは決して押し付けられなくて・・・切ないですよね><
親友の位置を失わないように平常心を保つ努力が、次第に飽和状態になっていく心情の変化が丁寧に描かれてると思いました。
もう一つ、この作品でよかったのは、女の子の描かれ方。
一生懸命に恋していたり、大事な友達を支えたりする、優しくてカッコイイ女の子が登場します。
BLにもこういう女の子がもっとたくさん登場するといいのに、と思います。
最初に言っておくと、ぜんぜんエロないです。キスシーンはあるけど少女マンガ誌に載ってても平気な程度。
だから、受け攻めは作中の主人公の妄想で「多分そうではないか」と推測される感じですが、この二人なら逆でもいいかもしれません。
どうでもいい前フリが長すぎました・・・。
陸上部所属の神原は幽霊部員で、彼女である雅の所属する自然科学部に入り浸っている。
自然科学部で雅のクラスメイトの松永は、女から女へ蝶々のようにふらふらしていて、二股、裏切り何でもござれなのにきれいな容姿とほっとけない雰囲気で人気がある。
松永は神原と友達のつもりなのだが、実は神原は真性ゲイで、雅との付き合いも偽装、松永に一目惚れしていて、それを隠して付き合っている。
ここまで書くと、何となく話としてはありがち?な感じなのですけど、出てくる人全員何だかクセがあって、とてもいいんですよ。
特に主人公の神原のクセ者な感じは不思議ですね。ただ、こういう男子っていうのは、なんか本当にその辺にいそうでリアル。
対して松永は浮世離れしてる感じもありますが、逆にそこがリアルだったりします。
自分の家族との葛藤、そのせいで女の子との付き合い方がおかしいこと、自覚してるけど直すつもりもない感じで、ただ女の子の間をふらふらしてるのとちょっと違います。
その感じは、見てて痛いのですが。
神原が我慢しきれずに勢い余って松永に告白するところから話は動きます。
動きますがなんだか停滞してるんだか、いいんだか悪いんだか、微妙に流れながら動く感じですかね。
とりあえず、よくあるテンプレBLみたいな感じでは全くないです。告白されて意識し始めてドキドキして結ばれるとかじゃないです。
もっと痛くて青臭い。若くて、挫折してて、人を何となく信用できない二人だからこそのすれ違いと思い違いと諍いがあります。
ところで、初コミックスという話ですけど、絵はとてもすっきりとしててきれいで乱れがないですね。
そして、ものすごくコマ運びが旨いというか、行間に思いを込められるいい雰囲気があります。それが何だかすごく気持ちよくて、スルっとキャラの心情が入ってくるというか、とにかく一言で言うと卒がなく上手い。
これからも楽しみだなと思います。
正直言うと、上手くいった二人のちょっとエロいとこ見てみたくもあるんですけどね。
上手くいってても、この二人だとエッチにたどり着くまでもまだいろいろいろありそうな気がしちゃうんですよね。そこが見たいです!
女性キャラを上手く使ってたのが印象的でした。
話の分かる姉御タイプの雅ねーさんに目がいきがちですが、私は「普通の女の子代表!」みたいな加藤さんがかなり好きでした。
一生懸命彼氏の理解者になろうとするし、その気持ちに嘘はないんだけど、相談相手に心がわりしちゃう加藤さん。
最後に「だって人の気持ちは変わるもの」という、ありきたりだけど本質をピンポイントでついた名言をはいた加藤さん。
一番可哀想なのは加藤さんだな。作中で可哀想ってだけでなくて、たぶん読者にもあまり同情してもらえないしw
彼女が男性キャラなら脇役萌えする読み手からの支持が集まるだろうになァと思いました。
主役二人については、ちゃんとしたゲイとちゃんとしたノンケなのが良かったです。
やっぱノンケはこうでなきゃねー。簡単にホモっちゃう設定上だけのノンケは好きじゃない。無自覚の鬼畜っぷりがステキ。このアホ!と思い、ゲイくんの気持ちを思ってキュンとなる。
キス止まりだったのは残念だった。エッチするとこ読みたかったな。
あの佑人がどんなふうに乱れちゃうのか、妄想すると萌える。
ただこの作品の場合、エッチシーン要らないって方もたくさんいると思う。そういうタイプのお話です。