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表題作オルタナ

大学生 竹尾啓祐
フリーター 笹岡美生

その他の収録作品

  • 一月と三日後

あらすじ

――嫉妬で内臓が焼けそう――フリーターの笹岡美生には好きな相手がいた。幼馴染みの大学生、竹尾啓祐だ。でも、啓祐は男が好きな男じゃない。ずっと、そう思っていたのに啓祐に好きな男が!?奪われるくらいなら、奪うほうがいい。美生は啓祐の好きな相手を自分のものにすることに……日常に潜む恋愛サバイバル!?
出版社より

作品情報

作品名
オルタナ
著者
古街キッカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813051534
3.3

(30)

(5)

萌々

(7)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
97
評価数
30
平均
3.3 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数15

2回読んでやっとストンと落とし込めた。よかった。

読み返してしみじみ。
出来レースとも思える三角関係、淡々と切ないお話でした。
千葉くん×美生、どちらが受け攻めか始めははっきりさせてません。最初は美人系の美生が攻めでかわいい系の千葉くんが受けのような感じ。その実、まだ最後まで行き付けてなくて、千葉くんが美生のために攻めようとしたら、美生に拒まれちゃって……。千葉くんに、そのまま攻めて欲しかったな〜……頑張ってる年下攻めは好きです。
でも、美生は啓祐が好きなんだしな〜……千葉くん、潔い良い当て馬くんすぎてかっこいよかったよ。
最終的に闇に葬られたのは、真の攻めであるノンケの啓祐が千葉くんを好きになったっつーフワッとした設定が、美生を駆り立てただけにとどまってたその事実。うまくまとまってるように見えて、千葉くんの一人負け。可哀想だから、この後千葉くんにはイイ男になって貰って、誰かを美人を攻めてほしい、、、

2

オルタナの意味

わからなかったので、オルタナの意味を調べました。
「代わりの」「代用 」「もう一つの選択」等々の意味があるようです。

美生は幼なじみの啓祐の事が好きだが、啓祐はゲイじゃない。
啓祐は美生がゲイなのを知っているが、美生は親友。
ところが、啓祐は後輩の千葉くんを好きになった様子……
美生は啓祐が男と付き合う 好きになるのに抵抗があるのを知っていて、千葉くんを寝とるんですが、啓祐はあっさり諦める。

啓祐は美生の部屋に歯ブラシや着替えを置いたりと、二人は半同棲状態で暮らしてるんですが……読んでて、もう、それって恋人同士じゃん?って思ってしまいました。

美生は嫌がりますけど、一緒のベッドで寝たりととても仲良しです。

当て馬キャラと呼ばれてるの千葉くん。
私は別に可哀想とは思いません。
千葉くんが美生を本気で好きになったなら、そこは年下とか関係なく男を見せよ!ってとこですかね。
ちなみに、千葉くんが受ですが……動画を送って二人の関係を壊そうなんてしないで、もっと美生にアタッーク!するべきだったと思います。

最後は美生と啓祐が晴れて恋人同士~のエピソードの美生が可愛かったです。
お互いに素直になれず、すれ違いばかり、好きだって認めるのが怖かったんですねー。

あ、でもね、美生の過去話とかもっと読みたかったな。
酷い元カレとか、お家の事情とかね。

あっさりなお話ですけど、読んで良かったです。うん。




1

みんな幸せになって欲しい!

どこかで見たレビューで酷評されていたので、なんとなーく敬遠していたキッカさん。
すみませんでした!
とってもよかったです!!!!
というわけて今回初めてキッカさんの作品を読みました。
まわりの評判もいいわけだし、そのひとつの酷評レビューを気にしすぎた自分が馬鹿みたい。
絵もストーリーもどんぴしゃでした。
絵に関しては、割とキャラクターがガリガリとまではいかないですが細くてエロシーンは色気が足りないかな?と思いましたが、特に気になることもなかったです。
表情が豊かで可愛いかった(笑)

ストーリーに関しては、全体的にとても切なく、少女漫画的なドロドロさ加減でしたが、これもまたいいかな!と。
恋愛って軽いもんじゃない、男で、さらに腐れ縁であればなおさら。
あて馬の康平が可哀そうだったけど(彼もこれからいい恋して欲しいな。是非スピンオフを!)、啓祐とミキ二人が幸せになれてよかった!

新たに好きな漫画家さんが出来て幸せです。

3

女よりの恋愛観

BLというより男女恋愛のような(むしろGL的?)印象を受けました。
千葉君がやったことなんて、まさに女のえげつなさみたい。

話はよくある定番かもしれません。お互い両想いだけど、きちんと向き合えないために、あて馬・千葉君を巻き込みます。本当に扱いが二人がくっつくための踏み台のようで可哀想ですが萌えてしまいます…。美生が千葉君と付き合っているときは攻めてたりと、少しリバ要素あります。挿入は無し。

前に読んだ短編集みたいなのは、この独特なガリガリ体型な絵柄もストーリーもなんだか合わなくてガッカリしたんですが、これは面白かったです。長編のほうがじっくり読めていいのかもしれません。先生の表現ってなんだか深そうですね…。作者の言葉の欄や最後のページの表現とか感性、面白いなぁと思います。

2

近すぎて気付かないもの

美生の好きな幼馴染の啓祐は自分じゃなくて、他の男(千葉康平)に恋をしてる、しかし啓祐は男が好きな男じゃないのに、なんで。
とまぁそんな感じで入っていく話なんですが、恋の三角関係はいいですねー。


美生は啓祐の好きな康平を自分のものにするのがなんとも怖かったですw
いやー恋になると人は必死になるんですね。そんな必死な美生が私大好きです(・∀・)笑

そんなこんなで美生と康平はくっつくんですが....あれはどっちが攻めなんだ!?最初は美生だったけど最後まで行為をしてないし←
も、もしや2人ともリバなのか!?笑

啓祐は康平のことが好きだと思っていましたが、実は美生の声に似ているから好きになったらしく、それを康平に指摘された啓祐はやっと自分の気持ちに気づき…
てか美生は昔いろいろとあったんですねw
ぐしゃぐしゃな三角関係ではありませんが、程よい感じに終わったのでよかった。


康平が啓祐に『駄目ですよ。美生さんは絶対に譲りません』って言ったシーンはキャー//って感じでしたw

2

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