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表題作MADK 3

M(マコト),悪魔
J(ジョナサン),魔界の大公爵

同時収録作品MADK 3

K(キーラン),Jの兄で悪魔
M(マコト),悪魔

その他の収録作品

  • ループ(描き下ろし)

あらすじ

歪んだ性癖のせいで"異常者"と言われ、
一人ずっと苦しんできたマコトは、
ある日、半信半疑で手にした「悪魔を呼び出す本」を使い、
魔界の大公爵・Jを召還することに成功する。
Jと魂の契約を交わし、悪魔に生まれ変わったマコトは、
魔界で第二の人生を始めた。
個性豊かな悪魔たちと過ごし、
様々なことを学び成長していく中で、
マコトはJを超えることに執着してゆき……。

作品情報

作品名
MADK 3
著者
硯遼 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
MADK
発売日
電子発売日
ISBN
9784829686683
4.6

(39)

(29)

萌々

(6)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
179
評価数
39
平均
4.6 / 5
神率
74.4%

レビュー投稿数6

難しい作品。でも。

『MADK』の3巻目。
2巻が刊行されたのが2019年の12月。ほぼ3年越しの続巻だったわけですが、なんとも言えない独特な雰囲気は健在でした。

カニバリズムという特殊な性癖を抱えた少年・マコト。
胡散臭いと思いつつ悪魔召喚の儀式をした彼のもとにやってきたのは、Jという名の悪魔だった。Jは、マコトの人を喰いたいという願いを叶えるが―。

という、人によっては地雷になりえる独特なバックボーンを持つ作品です。

Jに悪魔にされ、マコトからMという呼び名の悪魔へと身を堕としたマコトだったが…。

悪魔、が主人公のお話で、それ故に流血、殺める、身体を傷つける、などといった痛い描写もありますし、Jの兄のKという名の悪魔は前巻で頭部だけになっていますし、グログロで痛い展開をみせる作品です。苦手な方はとことん苦手かもしれません。

MはJの本名を見つけ出すことに必死になっている。
悪魔にとって、「本名」が持つ意味があるからなのですが。

マコトはJに固執している。
マコトが望むのは、Jの破滅。
それは愛と同意義、に見える。けれど。

んー。
んんー?
と思いつつ3巻まで読み進めてきたわけですが。

ああ、なるほど、という展開をみせます。
理解はできる。でも共感はできないなあ。そう思って読み進めましたが。
悪魔にとって、一番「怖い」もの。
それは―、と続きます。

マコトはMになり、Jは消滅し、でもそれは本当にMが望んだこと?

搾取されるか、搾取する側になるか。
喰うか食われるかの世界で生きている悪魔たちにとって、愛する人につけられた傷は唯一無二のもの。

グロくて、痛くて、他人を傷つけることにためらいがない悪魔たち。
けれど、そこに終始横たわっているのは「愛」なんです。

JにとってはWが、MにとってはJが、そしてKにとってはMが。
切なく深い愛情が描かれている作品。

これ、どういう結末を迎えるんでしょうか。
今作品の終盤に、一人の男の子が登場します。彼が、将来、Mにとっての希望になるのかな。

そして表紙がまた良い。
喰うか喰われるか。
でも、食べられたい。食べてしまいたい。
相手にとって、自分を刻み付けるために何でもしようとするMですが、それは愛ゆえ、なんだろうな。マコトの、カニバリズムという特殊な性癖は、ここに繋がってくるのかな?なんて思ったりしました。

目に入れても痛くない。
とか。
食べちゃいたいくらい可愛い。
とか。

そういう表現が日本語にはありますが、愛しているからこそ、相手を自分のうちに、あるいは、相手に強烈なまでに自分を、入れたい。刻み込みたい。そんな感じなのかな。

難しい作品です。
読み手によって感じ方は読み手の数だけありそうな気がします。
私はとっても好き。次巻を楽しみに待っていようと思います。

7

切ない…

凄いですね…この作品をどれだけ理解したと聞かれると今の時点では半分も行ってないと思います。きっと読み手によって印象とか捉え方が変わるのがこの作品ではないでしょうか?

Jとマコトのお互いに対する執着と愛が凄まじいお話でした。Jの全てを手に入れたと思った瞬間に、Mとなったマコトの手のなかをすり抜けて行ってしまったJ…。

解釈次第でバッドエンドとも取れる結末ですが、これもまた一つの愛の形として永遠に囚われると思うと業の深さを感じました。

マコトはどうすれば良かったのかと悩みましたが、最初からJが用意してた結末だと思うとマコトは見事に期待に応えただけなんです。

とても切なく感じますが悪魔より悪魔らしいマコトですから、新たな目的を達成するべく動き出すのは早いと思いました。

1

期待を裏切らない

お待ちしていました!
近頃は置き場などの関係で電子版に移行しているのですが、これは即買いでしょう
一巻から新鮮でBLの枠に囚われないストーリーと魅力的な作画にハマっています
最終巻も満足させていただきました ありがとうございます!
次回作も楽しみにお待ちしてます

0

面白いダークファンタジーだった

最終巻。Jの生い立ちと過去の真相に迫っていく。名前を呼ばれないと消えてしまい、愛によって破滅する悪魔達。あまりにも人間臭い。Jすらも過去に囚われていたなんて。そしてMもJと同じ道を歩んでいく連鎖の展開が面白かった。JとWの関係性や過去のエピソードが可愛くて好きだったな。そしてKやDとSなど周りのキャラクター達が魅力的でした。予想外にみんな恋愛しててとてもBLだった。

0

それでこそ悪魔

 独創的な悪魔たちの世界、喰っては喰われての一筋縄ではいかない関係性、最後まで見事に貫かれていました。正直、Jとマコトの関係性に萌えるかと言われると、私には少しハードルが高く。2人とも私にとっては可愛げがあって傍観したくなる存在というよりも、遥か高みで常人には理解しがたい駆け引きを繰り広げている遠い存在で、終始ただただすごいものを見せられているなぁと下界からぽかんと眺めているような気持ちでした。Jが最後にとった選択はJの勝ちにも思えるけれど、そこまでして自分を刻み付けたいと思わせたマコトの勝利とも言えるのかなと。そして、自棄にならずに第二の挑戦を始めたマコトに、やっぱり悪魔らしく強かだなぁと思いました。

0

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