おまけ付きRenta!限定版
完結巻です。購入時はしっかり見れてませんでしたが、表紙これ口なんですね。
キーラン生きてたー!!そっか、「体は永遠に消滅します」と言っていたから頭は残るのね。
フィヨルドに「もう君だけ」って言ったということは、DとS は破滅…
Wについてずっと破滅ではなく消滅って書いてあったから、あれ?Jに恋して破滅したんじゃないのか。ということは……と思っていたら案の定でした。終盤のMの喋り方がどんどんJみたくなっていったのがなぁ。 WとJの関係をJとMが踏襲することに意味があるお話しでしたが、Mには同じことを繰り返して欲しくないなと思う。Jにはそれが救いになっただろうが、同じことを繰り返すこと程に不毛なことはない。
独創的な悪魔たちの世界、喰っては喰われての一筋縄ではいかない関係性、最後まで見事に貫かれていました。正直、Jとマコトの関係性に萌えるかと言われると、私には少しハードルが高く。2人とも私にとっては可愛げがあって傍観したくなる存在というよりも、遥か高みで常人には理解しがたい駆け引きを繰り広げている遠い存在で、終始ただただすごいものを見せられているなぁと下界からぽかんと眺めているような気持ちでした。Jが最後にとった選択はJの勝ちにも思えるけれど、そこまでして自分を刻み付けたいと思わせたマコトの勝利とも言えるのかなと。そして、自棄にならずに第二の挑戦を始めたマコトに、やっぱり悪魔らしく強かだなぁと思いました。
最終巻。Jの生い立ちと過去の真相に迫っていく。名前を呼ばれないと消えてしまい、愛によって破滅する悪魔達。あまりにも人間臭い。Jすらも過去に囚われていたなんて。そしてMもJと同じ道を歩んでいく連鎖の展開が面白かった。JとWの関係性や過去のエピソードが可愛くて好きだったな。そしてKやDとSなど周りのキャラクター達が魅力的でした。予想外にみんな恋愛しててとてもBLだった。
凄いですね…この作品をどれだけ理解したと聞かれると今の時点では半分も行ってないと思います。きっと読み手によって印象とか捉え方が変わるのがこの作品ではないでしょうか?
Jとマコトのお互いに対する執着と愛が凄まじいお話でした。Jの全てを手に入れたと思った瞬間に、Mとなったマコトの手のなかをすり抜けて行ってしまったJ…。
解釈次第でバッドエンドとも取れる結末ですが、これもまた一つの愛の形として永遠に囚われると思うと業の深さを感じました。
マコトはどうすれば良かったのかと悩みましたが、最初からJが用意してた結末だと思うとマコトは見事に期待に応えただけなんです。
とても切なく感じますが悪魔より悪魔らしいマコトですから、新たな目的を達成するべく動き出すのは早いと思いました。
お待ちしていました!
近頃は置き場などの関係で電子版に移行しているのですが、これは即買いでしょう
一巻から新鮮でBLの枠に囚われないストーリーと魅力的な作画にハマっています
最終巻も満足させていただきました ありがとうございます!
次回作も楽しみにお待ちしてます