コミック

  • イケメン騎士を拾ったんだがどうしたらいい? ~恋するMOON DOGスピンオフ~ 1

イケメン騎士を拾ったんだがどうしたらいい? ~恋するMOON DOGスピンオフ~ 1

ikemen kishi wo hirottandaga doushitara ii ?

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作イケメン騎士を拾ったんだがどうしたらいい? ~恋するMOON DOGスピンオフ~ 1

グラント
14世紀イングランドの騎士
牧村邦仁(マキ)
バーテンダー

その他の収録作品

  • 在りし日の夢(描き下ろし)
  • カバー下(コマチくんの秘密/コマチくんにもらったアプリの秘密)

あらすじ

「冬しか知らない俺に鳥たちの歌う夏を教えてくれ」
バーで働くマキがある日帰ると甲冑を着た外国人が玄関先に倒れていた。
言葉も文化も通じず、途方に暮れるマキだが、彼は自分を14世紀英国の騎士だと言い…?
山田南平の人気連載・恋するMOON DOGスピンオフ!

作品情報

作品名
イケメン騎士を拾ったんだがどうしたらいい? ~恋するMOON DOGスピンオフ~ 1
著者
山田南平 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
Trifle by 花とゆめ
発売日
電子発売日
ISBN
9784592228707
4.5

(53)

(34)

萌々

(17)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
242
評価数
53
平均
4.5 / 5
神率
64.2%

レビュー投稿数8

生まれたてのイケメンと世話焼きおかん

中性からタイムスリップしてきた騎士、グラント。
イケメンだけど何を話しているか分からない。自分を拾ってくれたマキは、好きな人にそっくり。一緒に暮らす内にだんだん。。
マキは世話焼き。色恋では来る者拒まずだが、グラントにはなぜか意地を張っていて。

恥じらいから相手を拒絶しつつも何かと世話をやくマキがかわいい。
周囲のキャラもしっかり描かれていて漫画として面白いです。

グラントは、中性英語を話すも現代の翻訳アプリでなんとか意思疎通。この古語、なんと本物なんですね。きちんと考証されています。
後書きに解説あり、また最後に作品中の古語の翻訳解説版もついています。

ぜひとも続編を読みたいものです。

1

これは…❤︎

タイムトラベラー×転生者⁇ 再会BL❤︎の香りw
同じように早くもわくわくしてる人も多いはず!
紅茶王子の時も、あれよあれよという間に沼深くなっていったけど、今回も既にいくつもフラグ立ってて謎解きも楽しめそう♪最後は切なさ噛み締めながら恋の行方を見守る感じ期待しちゃうなぁ❤︎

ひとのいいコが道でなんか汚いの拾って、洗ったらスゴイイケメン。とか、出だしは王道な感じで、どうなのかなぁと思ったんですが、笑
しっかり話の面白さに引き込まれました。

社会的に叶わなかった同性への想い、の部分とか
しっかり中世ヨーロッパの風俗、文化の話が披露されながら読んでるうちに刺さってしまう。
生きた時代では許されなかった切ない恋が
自由に謳歌できる…グラントの一途さと、雄みの奥に、どれだけ嬉しいことなんだろうか、と思うと切なくも萌えてくる❤︎

偶然かと思われた出会いなんだけど、ちゃんと因縁がありそうなのも楽しみなんだよね。転生してるのかなぁ…ぽい❤︎前世のキャラはまだ見えてこないんだけど、とにかく人たらしな受もイイ❤︎一方は、一途なワンコ攻とお似合いな2人〜

ベテランの作家さんだけに、期待しかない。
というか、既に期待以上なんですけど
続きが楽しみです〜❤︎

1

男前なのに庇護欲がそそられる溺愛攻め

山田南平先生のBL!14世紀からやって来た騎士!言語不通!同居!
と、ずらりと並んだおいしくないはずがない食材の数々に否応なしに期待値が上がった状態で読んだのです。
結果、すっごく良かったです…!も、萌えた〜…!
お話が面白いのはもちろんなのですが、合間合間に挟まれた中世ヨーロッパの雑学も楽しめるのがうれしい。
TLコミックのスピンオフ作ではありますが、独立したお話なのでこちら単体でも楽しめるかと思います。
(スピンオフ元は今作に友人として登場する、満月を見ると犬化してしまう体質のアキラと主人公の女性のお話です)

14世紀の英国から時を超えて主人公・マキの元へ現れたのは、血と泥まみれの甲冑を身に付けて眠っていた青い瞳の美丈夫・グラント。
中世英語を話し、意思の疎通が図れないグラントを放って置けずに同居生活を送ることになり…というもの。
戦で剣を振るっていた見事な筋肉に美しい顔立ち。どこからどう見ても男前な外国人なのだけれど、どうにも庇護欲がそそられてしまうかわいらしさがある、溺愛系大型犬攻めがお好きな方はぜひ!と声を大にして言いたい作品です。

初めての熱いお風呂。初めてのドライヤー。初めてのPC。
それから、もちろん初めての令和の日本。
分からないことだらけの世界で、おっかなびっくりしながらも順応していくグラントがとんでもなくかわいらしくて思わずにやけてしまいました。この攻め、かわいすぎる。
意思の疎通は中世史に詳しい友人を頼り、翻訳アプリを介して少しずつグラントとマキの距離が縮まっていきます。

ぽやぽやしているようで、好意と感情表現は隠さずあくまでもストレート。まさに大きな尻尾を振って飼い主を溺愛する大型犬といった感じ。
かと思えば、ちょっぴりずるい嘘をついたり、さり気なく女性を牽制したり…なんだかすごく良いんですよ。
そんな魅力溢れるグラントと暮らす中で、元々世話焼き気質なところがあるマキがどんぶらこと流されていくんです。
これがまた、目を見てこんなに真っ直ぐな好意をぶつけられてしまったら、そりゃあ折れてしまうし放って置けないよねと思える絶妙な押し方なのです。お見事でした。

タイムスリップものなのか、はたまた転生ものなのか?
現段階ではどちらでもありそうですが、距離がより近付いた2人の今後がどうなっていくのかが気になるところです。
テンポが良くクスッと笑えるところもありつつ、BL的なときめき部分はぎっしりと。そして、切なさが漂うグラントの過去の想い人とマキの関係の謎がちらりと見え隠れする。
ベテラン作家さんの素晴らしい力量で描かれた、非常に満足度の高い1冊でした!
2巻ではきっと溺愛度がぐんと上がるのではないかななんて想像をしつつ…続編が楽しみな作品がまたひとつ増えてうれしいです。

1

BがLするというより崇高な愛と無邪気な情愛のお話

山田先生の初BL、まず当然のことながら絵がめちゃくちゃ綺麗です。
恋するMOON DOGの登場人物が出てくる同じ世界線のお話です。
転生ものってたくさんあって、言い方悪いけど薄っぺらい、あるあるものが多いなか、山田先生のこの作品はストーリーも設定も背景もすべてがめちゃくちゃしっかりしています。そういう視点で作品を見るのはつまらないと思いつつ、時代考証や言葉、もろもろの設定のあまりにしっかりしているところに感動せざるを得ません。
金色のマビノギオン、というアーサー王物語のお話も別に連載中で、ようするに山田先生が大好きな題材がふんだんに使われているのでしょう。

実直な大型犬と、優しくて人懐こい中型犬が仲良く過ごしてちょっとドキドキしたり、たくさんドキドキしたり、BがLに発展しそうになりながらお話が進んでいます。

2人の間にLOVEが生まれるのはもう少し先でいいので、じっくりいろんなエピソードを読ませてもらいたいお話でもあります。

1

面白くて興味深い

とても面白かった。14世紀イングランドからタイムスリップしてきた騎士グラントを拾ったバー店員マキの話。グラントが健気で可愛い。マキに現代のことを教えて貰って少しずつ生活に慣れていく様子も楽しい。横断歩道渡るのにへっぴり腰なのも可愛かったしちゃんと手を上げてたのも可愛かった。あと医学的な話をするが…って毎日お風呂に入るのは健康に悪いと真面目に諭してくる14世紀生まれに笑った。カルチャーショック笑。中英語や当時の文化など歴史についての描写もあってとても面白かった。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP