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表題作デキる男

手越(てごし)、須羽と同じ職場で2年後輩
須羽(すわ)、手越の職場の先輩

同時収録作品春告人

その他の収録作品

  • 描き下ろしマンガ

あらすじ

女好きだがイイ人どまりで本命になれない男・須羽(すわ)と 何もせずとも女が集まってくる須羽の後輩・手越(てごし)。
いつも手越にバカにされ、悔しい思いをしながらも羨ましさは否めない。
次こそは! と懲りない須羽だったが、女に騙され300万円の借金を背負ってしまう。
途方に暮れる須羽の前に300万円の現金を差し出す手越。
さすがに受け取れないと 拒む須羽に手越の出した条件は!?

作品情報

作品名
デキる男
著者
猫田リコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784801955660
4.1

(140)

(62)

萌々

(51)

(21)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
581
評価数
140
平均
4.1 / 5
神率
44.3%

レビュー投稿数20

モテ男手越の純情

リーマンもの、後輩×先輩の年下攻め。
モテモテの後輩攻めと、女子に振られまくりの先輩受けです。モテる後輩は気にくわないけど、基本仲の良い2人です。
ある日、元カノの借金の連帯保証人になっていたせいで、受けは300万円の借金を負ってしまいます。困っていたら、攻めがポンとその借金を肩代わりしてくれ、「ただの後輩にそんな大金出してもらうわけにはいかない」と断ろうとする受けに「じゃあ身体で返して」という展開に。

展開だけ聞くとすごくありがちだし、その後の流れも逐一予測できるありふれたストーリーなのですが、この攻めと受けがすごく可愛くて、エピソードもいちいち萌えツボで、きゅんきゅんしてしまいました。
受けにフェラされたらすごく感じちゃう攻めが可愛い。ふかふかの布団が大好きな受けが可愛い。美味しそうにご飯を食べる受けも、その受けを緩んだ表情で見ている攻めも、何ていうか、見ていてうわーーーって叫んでゴロゴロ転がっちゃいたくなる類の可愛さ。

切ないシリアスな展開や、これからどうなるんだろうというドキドキは味わえないかも知れませんが、可愛くてきゅんきゅんとか、ニコニコしちゃう微笑ましさとか、そういうのはたっぷり味わえる本だと思います。


同時収録の短編が一本。
こちらは時代物で、仲良しの和服おっちゃん2人が毎年桜の季節に会って時を過ごす話。
片方は所帯持ちで、くっつくとかそういう話ではなかったです。でもいい歳したおっちゃんたちが仲良くしてるのは見ていて和むなぁ。

7

キャラが好き♪

猫田リコ先生の新刊、待ってました!
どうにも個人的ツボに入りまくる、先生の描くキャラたち。
今回は特に、攻めの手越がツボでツボでツボ過ぎて。
何回も読み返しちゃいました。
いや~面白かった♪

手越のカテゴリーはクーデレわんこ攻めかなぁ?
男前だわ仕事出来るわエロいわ家事スキル高いわモテモテだわ。
言ってる事とやってる事と本音が絶妙なズレ具合ですし。
クールなのに可愛い~のなんの。
しかも絶倫テクニシャン!
ほんとにね、女好きな須羽先輩じゃなくても惚れますよこれは。

須羽先輩は女好きでお人好しな天然くん。
出来すぎくんの手越にも臆することなく話かけるし、思っている事はお腹にためずストレートに聞くわかりやすい人。
美味しいご飯を食べる時の彼は、超~可愛いです!
美味しくないフリをする時も、美味しいとおかわりする時も♪
しかし、自分の気持ちにも相手の気持ちにも鈍感なのがタマニキズかな?

借金が繋いだ二人の関係ですが。
そのお陰で楽しい展開になるので、借金さまさまですね。
ラストの終わり方も好きです♪
猫田リコ先生のお話は、ラストが独特でいつも楽しみ。
今回は読みながら私も笑顔になっちゃいました。

もう一本の短編は少し前の作品で、大人の恋の切なさ満開で良かったです。
描き下ろしは、手越が入社したばかりの頃のショートストーリー。
これも二人の性格がわかりやすく描かれていて、かなり良かったなぁ~。

明るくて楽しくてエロくて可愛いこのお話。
一話毎にしっかりエロがあって、でも重くないから読みやすくて。
二人のキャラも展開もすっごく好みで。
小さなポスターや看板など、クスリと笑える小さな描き込みも楽しくて。
何度読んでも飽きない、ホント面白いです♪
猫田リコ先生、沢山の萌えをありがとうございましたm(__)m

6

クール俺様攻とアホワンコ受

ベタ&王道、最高です。
なんの心配もなく、ありがたく読み進められます!

猫田先生の描く表情とか身体の曲線とか素晴らしすぎる…受けのトロ顔やべーっす。
そしてなんといっても攻めの萌えポイントの多いこと!!
初エッチの「ちょっと黙ってろ」とかデートの待ち合わせでの、「にこー(ハート)」のとことか、フェラされてる時の我慢顔からの「…あ」とか!(ここまでまだストーリー半分も進んでない)
あげたらキリがないですが…それくらい魅力的なんですよね…
あとエッチがエロくて最高、ありがとう。

アホワンコは最後の最後までアホなんですけど、あの終わり方好きだー、かわいかったなー!

4

クールでツンツンデレ攻めVSおバカで絶望的にニブイ受け

一度目よりも二度目のほうがより美味しくいただける本です。

とにかくこの受けの須羽がとにかく鈍チンで鈍チンで・・・。攻めの手越に同情したくなるくらい鈍い。
まぁ早々に手越のキモチに気づいちゃったら、この作品は成り立たないので鈍いところが美味しいところなんですけどね。

口説いていた女の借金を知らないうちに300万円も背負う事になった須羽。
その借金を肩代わりしようとする手越。
お前に関係ないだろ!という須羽に対して、「関係あったらいいのか・・じゃ養子縁組してください、それとも同性婚OKの国に行って結婚しましょうか、ハハ」って・・ハハってあんた、クールな冗談のように言い放ってるけど、言ってる内容め〜っちゃ重いから!!最重量級ヘビーだから、それ!!!
というわけでメチャクチャ手越は本気なのであります。
でもそのキモチを隠して「カネ払うからアンタのケツ揉ませろっ つってんの!!」だの「性の捌け口なんだよ」とか言い放っちゃうのであります。

という、クールでツンツンデレVSおバカで絶望的にニブイ二人のお話です。
手越は一生懸命クールさを装ってるんだけど、時折表情に出ちゃったり、体調を気遣ったり、家賃分も節約してという名目で同居に誘い込みせっせと料理をする。その様子にたまらなくキュンキュンできる。

須羽に俺との一回はいくらなんだよ!と聞かれて、本当はプライスレスなんだろうけど無理してはじき出した結果、50万円という法外な価格を提示しちゃう。
須羽は須羽でそのまま黙って50万円で受けていれば6回で終わるのに、俺にそんな価値が・・・と言って東京のデリヘルの平均値の価格まで自ら下げて、自らを追い込む安定のアホの子ぶり。

鈍くてアホなのは最後の最後まで続いてて、最後のほうで、手越が直球&デレ全開(オレの作った飯も食べてね テレビも一緒に観ましょうね のくだりは読んでてたまんない!)になっているのに、何でそんな事してくれるの?と・・・。

終わり方が二人らしくていいなぁって思いました。
最後の最後まで「好き」の二文字が出てこなかったところが。
でもちゃんと気持ちが分かり合ったところが。

【春告人】短編。
着流した和服、黒のベタが印象的な少し昔と思われる猫田さんらしい作品でした。

3

か、かわいい

 年下攻めが読みたいと思い購入しました。借金肩代わりの代わりに体を要求するというのはよくある設定ですが、よくある話では終わらなかった。攻めの手越がどれだけ須羽のことが好きか仕草や表情でわかるからです。読んでる間攻め目線でいかにこの鈍感な受けを落とすか~という気分になりました。

須羽はたしかにお人よしで騙されやすいですが、きちんと相手のことを考えられる人だったので、一方的に甘やかされているだけではなくて良かったです。ハイスペックの年下攻めですが、好意がわかりやすいのでワンコのような印象でした。二人のその後が見たいなと思いました。きっと手越のほうが甘えまくるんだろうなぁ

2

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