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アイドルもの、最近すっごく多いなと思う。気のせいではないはず。そんなアイドルものの中で、相手がファン/幼馴染/アイドル,モデル,俳優ではないのは結構珍しい。芸能人ではあるけど。またそのビジュアルも珍しい。今時の流行りとは違うのかもしれない。けど祐樹(受け,アイドル)の流され具合にちょっと説得力が出るのは今時の◯◯活感があるからかもしれない。
さて、そんなわけでその攻めの異色さから楽しく読めました。この感じの攻めが段々受けにハマってくのを見るのが好き。外堀から埋められてくとこも好き。
『お前に絶対言えないコト』と同じ作者さんとは全く気付かず。色々描けるんですね。次作にも期待。
ストーリーモノとしてとても面白かったです。
表紙の細かいところもあらすじもよく見ずに雰囲気で買ってました。
勝手にオメガバース?なんて思ってたら、全然違った、バンドマン×アイドルだった。
主演ドラマのタイアップ曲を担当したバンド glory the footman(通称グロフ)のライブを観て衝撃。そこからファンになってライブに足繁く通ってたらひょんなキッカケでライブ後打ち上げに参加→緊張で酔い潰れ→アイドル嫌いのボーカル アガダイスケに介抱してもらう→憧れのダイさんと秘密の契約を交わす
それは、ギターレッスンの代償にカラダを差し出す事
うわ、この書き方したら芸能界のパワハラ&セクハラみたいに感じるけど物語上はそんな感じではない。
主人公の祐樹くんは元々ダイさんに憧れてたからドキドキしながらもこの交換条件受け入れるんよね。オラオラ系のダイさん、初めてを無理やりやっちゃうような事せず最初は素股。
2回目は対面座位でもうしちゃってた。開発部分の描写はすっ飛ばして入っちゃってるところからだったのでもうちょい前戯を見せてほしかったかな〜。
でも、ストーリー描きたいからページ数の問題もあんのかな?そこんとこバランス難しいな。
ギターにのめり込むにつれてアイドルグループの自分の立ち位置に疑問が出てきてしまうんよ。
4人組グループで自分以外の3人はそれぞれに演技、バラエティ向けのトーク、ダンスと武器を持ってるのに自分はルックスとそこそこ器用に何でもこなすだけ、これと言った売りがないって悩み出すんよ。わかるよ、自分だけ置いてけぼりな気するの。
そんな自分のアイドルとしての焦りと悩みをダイさんに打ち上げても優しく受け止めたりアドバイスくれる様な人ではないんだなー。
どっちかと言うとアイドル妬んでる方だから。
自分らは売れる為に一生懸命やってもライブハウスなのにアイドルはドームツアー即完売、CDも宣伝して貰えて売り場でも良い場所に陳列。
甘えんな!って言われちゃうんよ。
これ、もっと大人の相手だったら祐樹くんの事手に取るように分かって転がしちゃうんだろうけど、ダイさんパッションで生きてる人だから優しくなんてしてくれない、ある意味大人気ない態度。
こんな2人がどうなっちゃうのかとBL漫画というより青春漫画の様な感じで読みました。
このシーン見たかったな〜って思っちゃったのが、ドームコンサートにグラフの皆さんを招待した時の反応。初めて見るアイドルコンサートの熱気とプロのアイドルのステージに感動と驚きがあった筈。その時のダイさんの顔が見てみたかった。
それと、ステージのバックステージ映像私大好きなのでオープニング前の気合い入れでテンション上がってステージ下からせり上がるところの緊張感からのバーン!って出てくるところ!あそこ見せて欲しかった〜!とても残念。あれがあると鳥肌モノです。
パパラッチでゴタゴタしたりの流れが無かったのがとても良かったです。
ファーストギター何選ぶのかなと思ったらレスポール!おぉ!そうきたか、やっぱ売れっ子アイドルお金持ってるなって思ってしまった。私なら黄色のテレキャスターがいい。
この先祐樹くんは、少しずつ自分の色を出しつつアイドルとして自信つけていくんだろうな。
そんでダイさんもとんがってる部分ちょっと無くなって大人になっていく気がする。
シーモアで購入
白抜き修正
わかんないですが...私の中では
バンドマンは黒
アイドルは白
箱はバンドマンが小さいなら
アイドルはドームで大きい
といった真逆の立ち位置にいる印象があって、
まず真逆のものをもつ二人が好きなんですよね!!
同じ音楽という共通点の中でも売り方が違う事を妬ましく思うバンドマン。。
そこに純粋でいいこちゃんなアイドルが程よく絡んできます。
エロさだけでなくしっかり内容があって読んだ後、漫画を読んだな~という読了
感が気持ちよくきます!
たばこや入れ墨など好きな性癖もあってとっても良かったし
ラストまでみて~~~!
アイドルとバンドマンと言えばこうなったら、外野の私たちはにっこりします。。。
が体験できます。
結婚とか先を考えるんじゃなくて今を生きる彼らがまぶしいです。
ストーリー読みたいときにおすすめです。
キラめくアイドルくんが、憧れていたロックバンドのフロントマンに喰われて…
…とは言い過ぎかな。同意ありですからね。
アイドルグループ「XXXME(キスミー)」のセンター・月宮祐樹が主人公。
推しロックバンド「growly the footman」(グロフ)の打ち上げに呼んでもらい、そこで酔い潰れ、ヴォーカル/ギターのダイスケにお持ち帰りされ。
「ギターを教えてもらえませんか」「俺とセックスできる?」
はい!とまでは言ってないけど、そんな流れでダイスケに抱かれるようになった祐樹。
ダイスケとの時間を過ごすたびに、自分の「アイドル」の立場に苛立ちを覚え…
…ってまあこういうのもありがちではあるんだけど、言ってみれば「恋か仕事か」的な命題ですかね。
一方、アイドルなんて、と斜に構えていたダイスケの方も「アイドル」という存在の苛酷性、続ける努力に目を開かれて、祐樹に本気になっていくわけです。
そこに現れるのが、ダイスケの憧れ対象のミュージシャン・シュウさん。
自分のバンドを辞めて海外に行き、帰国後はバンド再開ではなく楽曲提供の制作側に回った存在。なんとXXXMEの新曲の作詞作曲がシュウさんで、私はこの人が出てきてアイドルとバンドの対比の捉え方に重みが出たような気がする。シュウさんの存在でダイスケと祐樹の間の溝みたいなものが埋まった感がある。
攻めのダイスケはかなりオレ様タイプで初めは完全にカラダから。
受けの祐樹は元々の憧れと「開発」が同時に来ちゃった感じ?
でも最終的に相思相愛。これから先はヒミツのカンケイですかね?前途多難だけど頑張れ!って思えました。
試し読みして気に入ったので拝読しました。
内容は音楽を通して自分やお互いを知っていき結果恋愛に…という感じです。
以下ネタバレあります。
わりと最初の方から体の関係があるので、その辺りは好き嫌いが分かれるかもしれません。
人気アイドルの祐樹は好きなバンドに憧れ、そのバンドメンバーでありバイで体の関係に節操のないダイスケと初見にもかかわらず一夜をともにします。
ギターを教えてほしいという祐樹に、セックスで返せるなら、というダイスケ。
どうしても繋がりが欲しかった祐樹と、どうせ続かないと遊び半分だったダイスケでしたが、祐樹が意外と図太く熱心で、ダイスケも徐々に楽しみ始めます。
ギターやバンドにのめり込んでいく祐樹は次第にアイドルをやってきた自分のこれまでを否定するようになり、ダイスケ達のようになりたいと迷走。
無意識のうちにダイスケを逃げ場にし、憂さ晴らしのように抱いてとせがむ祐樹にダイスケは怒ります。
ダイスケの方も、アイドルに興味がなかったのですが自分が敬愛していたバンドマンが祐樹達の楽曲を手掛けていることを知り、その人に会うことで今までの見方を変えます。
お互いの仲間の助けもあり、それぞれが自分の音楽を目指しつつ自分の気持ちに正直になり恋人になります。
お互い有名人ならそんなに会えないだろうとか、ダイスケが女性を抱こうとする場面で祐樹がちらつくからと突然女性をビッチ、ブスと言って追い返すのは酷いんじゃないか等、気になる部分はいくつかありました。
欲を言えば、ダイスケをもう少しかっこよく、祐樹を美しく描いてもらえたら…
祐樹はとにかく文句ない美形という設定ですし、ダイスケに関しても、祐樹が心底惚れるだけの魅力というのがちょっと欠けてたように感じました。(読者向けという意味でも)
全体的に内容は良かったです。
あとは、もうちょっと恋人になってからのイチャイチャがあってもよかったですかね。