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竜頭町三丁目帯刀家の暮らしの手帖 毎日晴天!番外編 2

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あらすじ

担当の新人作家に優しい声をかける大河に、秀が嫉妬!!  かと思えば、勇太が明信と週末に二人きりでお留守番──由々しき事態に、真弓が長年の疑惑とヤキモチを爆発させて…!? 痴話喧嘩のタネには困らない面々と、この世でただ一人、秀に懐かれ苦悩する達也、不本意ながら帯刀家に振り回される編集者・久賀も大活躍!!  書き下ろし2作他、キャラの考察も楽しいコラムが満載の番外編第2弾!!

作品情報

作品名
竜頭町三丁目帯刀家の暮らしの手帖 毎日晴天!番外編 2
著者
菅野彰 
イラスト
二宮悦巳 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199010903
4.1

(6)

(3)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
25
評価数
6
平均
4.1 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

番外編

爆笑間違いなしと思って購入。2017年~2019年ごろにプレミアムペーパーやら小冊子やらで書かれたもの+書き下ろし2編+先生のコラムでした。先に謝罪しますが、毎日晴天!は全部読んでいないです。でも!面白いんです。彼らを私、知ってるんですって言いたいぐらい、生きている感じがします。お話が本当に身近で、「そうそう!」って思うところがあるからかもしれません。ほんとに面白いんですよ(2回目)、私は秀さんが絡むめんどくさい話が大好きです。もちろん本編読んでおられる方にはマストバイだと思います。本編ちょこっとかじってみて、「面白い!」と感じられたら、少しずつお読みいただいてもよいのではないでしょうか。本編の人物像を大体把握できたら、この番外編はめっちゃ面白く感じられると思います!あれこれ混ざっているので萌にしました。

以下抜粋コメント 長文すいません 一番好きなのは11。カラー口絵はたぶん12の三人。

1.サンジョルディの恋人たち
 大学入りたてで大混乱中の真弓ちゃんが「よし、龍に当たり散らそう!」と絡んじゃうお話(笑)。当たり散らした結果、龍ちゃんが明信に贈る本を選ばされる羽目に。すごい奇跡の満塁ホームラン的に、贈った本を喜んでいただいています!

2.みんな二人でなに話してるの?
 龍ちゃんと明信の穏やかな愛情話。いや沁みるわ・・・本を読んでいる明信に龍ちゃんが「今何処だ」と声をかけ、明信がゆっくり龍ちゃんのいるところに返ってくる様子のくだりがめちゃくちゃ好き・・好きだ。

3.SF作家は遠い星から落ちてきた
 「僕、何処の星から来たんだろう」という疑問に囚われた秀のお話で、大河が百年に1回のカッコよさで秀を自分の側に着地させることに成功してます!沁みる!カッコいい!!!!!

4.次男がタイプの彼氏はファザコン
 勇太と真弓の話。真弓も大概めんどくさい。

5.竜頭町三丁目まだ三年目のハロウィン
 不安に囚われた真弓ちゃんがハロウィンやりたいといいだすお話。大河の扮するトトロ、コミックスにあるとのこと(菅野先生コメント)。探してみよう。

6.秋季リーグ最後の日 書き下ろし
 真弓ちゃんをマネージャにした野球部の部長、副部長である大越と八角のお話。大人になるってこういうことと思うしっとり小話。

7.阿蘇芳秀先生の小説を読んでみよう!
 秀のおっかない小説を、本を読みなれない真弓が読んで勇太と龍ちゃんがおろおろするお話。面白い。この最後に1P、二宮先生によるモノクロ挿絵が入っていて、このために描き下ろしたのかな?めっちゃ面白い!

8.正しい痴話喧嘩のやり方
 大河と秀の痴話喧嘩、はいはいご近所迷惑にならないようにねーと言いたい小編。

9.竜頭町三丁目まだ四年目の大人の浴衣
 大河が、今までに受け取ってきたあれこれを思って、秀に浴衣を仕立てたいと言い出すお話。来し方行く末を思ってしっとり。

10.どうぞご家族でおいでください
 独立した先輩大工さんの住宅展示場に、家族でおいてくださいと言われて
ちょっと対応に戸惑った勇太のお話。大河、カッコええやん!いつもこうやったらええのにww

11.どうぞご家族で召し上がれ
 いやー先生、ほんとーに「うまい!!!!!」と叫んで笑いが止まらない小編。
この本の中で1,2位を争うぐらい好きやなあ、これ。とある大作家先生が下さった激うま蟹入り茶碗蒸しが家族の人数より1個少なかったが故に巻き起こる騒動のお話。秀、優しいんだか企んだんだか(笑)1分は笑い続けました。

12.久我総司の竜頭町探訪記
 久我さんが「白い割烹着を着た暗黒物質」について丈とウオタツにくだをまく話。

13.全員に言い分がある
 またもや勇太と明信二人でお留守番になる日があるーと真弓がぷりぷり言い出すお話。あーだこーだ皆さん言いたいことをおっしゃって、まあゆるゆるこの関係で流れていくんだろうなあこの家は、と思うお話でした。

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