電子限定特典付き
絵本の様な内容なのにBL!!!
そして、体格差!!
全てまるっと上手くいくハッピーエンド!!
もう、大好きが詰まってました!
大きな壁で隔たれた、魔族の国と人間の国。
その両国の王子が力を合わせて(注いでwww)国々を幸せに導くお話です。
一冊全てこのお話なので、読み応えがあり満足感半端ない。
途中まで、キス止まりで終わるのかなぁと思っていたら、そんな事はない!
ホント体格差万歳!!でした。
周りのキャラもいい感じだし、笑えるところもあり、とても良い一冊です。
うわー、すごく良かったなあ…!
おもしろかったです!好みど真ん中でした!
むかしむかしあるところに…からはじまる、とってもユニークであたたかみのある素敵なファンタジー作品でした。
魔法は登場するけれど、ちょうど良いファンタジー加減なので、普段あまりファンタジーは読まないよという方でもきっと入りやすいのではないかな。
舞台となるのは、壁で隔てられ何年も交流がない魔族の国と人間の国。
過去のとある出来事によって物理的に交流が経たれてしまったふたつの種族が、ひょんなことから再び交流を持ち、そっと寄り添って手をつなぐようにお互いのことを少しずつ知っていく物語です。
魔族と人間が登場するお話といえば、種族の違いや何らかの問題により対立していたり、バチバチとした一悶着がありそうなところですよね。
ただ、こちらの作品はそれがあまりないのです。
なんというのか…全体的にコミカルで明るいトーンながら、コミカルに寄りすぎず、かといって切なくもなりすぎず、ぽかぽかとあたたかくてやさしいちょうど良い温度の読み心地が続きます。
出逢いから恋が育つまで。
まさにボーイ・ミーツ・ボーイなメイン2人の関係性の変化は、BL的には非常に王道な流れかと思います。
2人のキャラクターも良ければ、ぽんぽんとテンポ良く進む話運びもおもしろく楽しいです。
王道だからこその良さが生きるというのかな。
恋愛面のシンプルさが物語と上手くマッチしていて、ごちゃつかずにバランス良く読めました。
初心なかわいらしさと共に、最後まで気持ち良く追いかけられる素敵な仕様になっています。
どのサブキャラクターも粒が立っていて魅力的ですし、ワクワクさせてくれる展開とメイン2人の表情の豊かさ、恋の芽生えと成長の描き方が本当に好き。良かった。
あたたかみのあるマイルドな読み心地ながら、後ろから壁際に追い詰めて…など、癖を刺激してくれるボーナスシーンがちょこちょこっと挟まれているのもうれしいところ。
やさしくて大きな攻めや、受けがすっぽりと攻めの胸の中に収まってしまいそうな身長・体格差ものがお好きな方にもおすすめしたい1冊です。
肩の力を抜いて読めてしっかり萌えられる良作でした!
異種族同士の恋ですが争ったりいがみ合ったりという苦しさはまったくなく、ふたりのやり取りに癒やされるようなとってもあたたかいお話でした。
出会いのシーンではお互いに戸惑いはあったものの、過度に疑うことなく真っ直ぐ受け入れたところに根っこの優しさがにじみ出ていてものすごくほっこり。
魔族と人間の交流を再開させるため壁を壊すことになり、魔力供給が目的のセックスをして。
そこにそれぞれの気持ちが伴ってくるとちょっぴり切ない展開になるけれど
特に拗れたりすれ違ったりしないでスッと両想いになってくれるので、その後の甘いセックスを存分に楽しむことができました。
がっつりファンタジーだけどもふたりの想いには現実的なモノがあったので引き込まれたし、何よりブランクとチェルナの人柄がものすごく好きだったので、何度も読み返したいなと思える作品でした。
優しいタッチの絵で、まるで大人向けの絵本を読んでいるような気持ちになります。
硬い壁で隔てられた人間界と魔物の世界。過去に哀しい出来事があり、今は交流が固く禁じられている。
けれど、人間界のプリンスとして息苦しさを感じていたチェルナは、両界をつなぐ川の調査で魔物界に赴く。
なぜかするりと壁を通り抜けることができたチェルナ。優しい魔物たちと温かな交流を持ち。。
両国の因縁の上に立つ2人の王子。
コミカルなテイストながら、ちょっと艶っぽいチェルナと優しい大男のブランクの交流によって幸せな世界が創られるというファンタジーでした。