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2作目のケーキバースです。
捕食者と被食者の関係性。フォークとケーキ。
フォークは発症すると味覚が無くなりケーキの体質の人間の身体しか味が感じないってキツくない?
きっと嗅覚も無くなってしまってるんだろうな。
ケーキの人間の甘い匂いは感じるんだって。
甘い味って例えばどんなのなの?やっぱりケーキってだけあってフルーツっぽい甘酸っぱさやクリームみたいな濃厚なのやチョコみたいにほろ苦いのがあるんだろうか?
ただ砂糖みたいに甘いだけだったら本当に味気ないよね。人によって味が違ったり部位によって違ったり汗、涙、唾液、血液など体液によっても味違うんかな?なんて考えだしたらキリが無いんだけど、そこまでは詳しく描かれてません。
主人公の葵くんは、お隣にケーキの女性が転居してきたから自衛の為に家族で引っ越して転校したんだって。
フォーク体質の人はケーキ体質を察知するけど、ケーキ体質の人は無自覚なんだって。
好意あるフリして近寄ってきた人物に食い殺される事もあるってことやんね。怖すぎる。
転校初日に校内でケーキ体質のみつり先輩と遭遇。匂いに抗えず口腔内をあじわってしまってもっと食べたい、欲しいって欲が出てしまう。
私、ケーキバースにピンとこないところがあって
食べたい欲があるのはわかるんだけど、そこから性欲にいくのがよくわかんないんだよね。
今作に関しては、料理同好会でスイーツ作りしてる時にみつり先輩がよくつまみ食いしながら指先をペロリとするシーンがあってそれが挑発的でエッチなので、そそられてしまう葵くんの気持ちもわからいではない。
もうひとつ引っ掛かる点として、フォークが我慢しながら生きていかないといけないこと。不憫でならない。私は食べる事が一番好きだから食べる楽しみがないってキツ過ぎる。
そもそものケーキバース自体にどうなん?と思っちゃう事はありつつも、この二人に関しては良かったね。お幸せにと思えるお話でした。
噛み付いてしまわない為のマズルマスク姿の葵くんが癖に刺さりました。
電子では白抜き修正
初めて読んだケーキバースでした。
あまりケーキとフォークがどんなものなのか分からないまま読みましたが、とてもいい作品でした。
絵も可愛いし、何よりストーリーがすごく面白くてケーキバースが大好きになりました!!
フォークである事を隠している葵は、学校で甘い匂いに誘われて調理室に行くとそこにいたのは「ケーキ」の密里。離れなくちゃと思うのに、そのまま密里が一人でやっている料理同好会に入る事になり⋯。
美人で憎らしいのに、時々めちゃめちゃ可愛い顔を見せる密里。真面目すぎる葵を誂ってるつもりが、そのひたむきさに惹かれ合っていくのが眩しい〜。
葵の食べたい衝動と、それ以上に密里を守りたいと思う愛おしい想い。
愛してくれたらもっと美味しくなるから、沢山愛して俺を食べてね⋯って密里の気持ちにも泣ける。
獣人も草食と肉食同士だと捕食関係の悩みがあるけど、ケーキバースはまさにそれが強固だからそれ故の葛藤も絆の深まりもある。
葵と密里の二人にはずっと美味しく愛し合っていて欲しい〜。
今まで読んだケーキバースの中でもこれはダントツに好きな作品!
千野ち先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ケーキバース 2
小憎らしい 2
しんみり 1
エロ 1
な感じだと思います。
葵くん×密里くんのカプです。
まず、今作を読む前に、SNSで千野ち先生のイラストなどを何度も見かけていたので、本編の2人がもっと甘々イチャラブややり取りや絡みをしているのかと思ってしまっていたので、本編ではあまりそうではなかったのに、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
でも今まで読んだ他のケーキバース作品では、フォークとケーキの関係性的にやっぱりしんみりと暗めな雰囲気だったのですが、今作はそこまで重い雰囲気で描かれていなかったので、比較的読み易いしんみりさでした。
優しい葵くんとそんな葵くんを揶揄う小憎らしくも可愛い密里くん。本編ではあまり味わえなかったですが、描き下ろしでの結ばれた後の2人の甘い雰囲気とイチャラブなやり取りが可愛いので、是非とも読んでほしいです。
最近よく見かけるようになってきたケーキバース。大体は理解出来るけどまだスッキリとは理解してないんですが、この作品はケーキバース未読の方でも読みやすいのではと思います。フォークのイメージが悪すぎるのと、自分がそうなったらという思いで理性を保とうとする葵くん偉い!でも密里さんがそんな葵くんを分かってて煽る。密里さん本当に一人で寂し過ぎたんですよね。フォークだけど葵くんのような素敵な人と出会えて良かった。ケーキもフォークがいないとダメな状況ってあるのかな?続編でその辺も勉強出来たらいいな。甘々な2人をもっとみたいです。
