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表題作僕のダイヤモンド・スター2

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  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

拓は、俺のどこが好き――?

アイドルオタクの少年・拓真と、その推しアイドル(活動休止中)の少年・ケイ。
田舎で友情を育んできた二人だが、ケイはアイドル復帰のために一時東京に戻ることを決める。

物理的な距離が離れる中、
拓真は「アイドル復帰のためケイの力になりたい」と言いながらも
心の中では二人でずっと過ごせたらいいというエゴを持っていたのでは――と
自らの友情を疑ってしまう。
一方、東京で復帰のためのレッスンに参加したケイもまた、
自らのままならなさと向き合うことになり……

推しとファンの友情、新展開の第2巻!

作品情報

作品名
僕のダイヤモンド・スター2
著者
セツオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
シルフコミックス【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784049150872
3.3

(3)

(0)

萌々

(2)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

裏帯側の熱量にわらってしまった

はーーー すごく良かった。やさしい。
体調不良を理由に活動休止となってしまった推しアイドルが自分の地元へ越して来て――という始まりだった前巻。
前巻も良かったのですが、今作は2人に愛着がわくエピソードがぎゅっと詰まっていてさらに魅力的でした。
田舎だと言うけれど、ずっと住んでいる人には分からない都会にはない良さがあったりするものなのですよね。
逆もまた然りかな。わかるなあと思いながら楽しめました。

友人関係となった拓真と慧の何気ない自然な会話のやり取りがぽかぽかとあたたかくてなんだかとっても良い。
新たな登場人物も増える中、自分自身について、相手について、今後についてもやもやと考え悩み、一歩ずつ前に踏み出していく姿が読んでいて微笑ましくて、がんばれ…!と応援したくなってしまう。
田舎あるあるを交えて繰り広げられる素朴な日々を送るうちに、知らず知らずお互いがお互いに良い影響を与えて高め合っている関係性が本当に素敵で、移ろいゆく季節と共に成長する少年たちの友情がじわじわ〜っと沁みてくる。
素直に真っ直ぐ相手に気持ちを伝えることが出来る2人が眩しくて愛らしくてたまらないのです。
2人が交わすどの言葉のやり取りも良くて、あれもこれもと書きたくなってしまうのですが…これはもう読んでいただきたいな。良い友情と青春が詰まっています。

最後に。1巻に引き続き2巻目もカバー下まで素敵なので、ぜひめくってみてください。

1

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