狂気系執着ワンコ×貞操観念ユルユル闇金社長、"混ぜるな危険"の二人が織り成す純真バイオレンスラブ♡ 良い子だな、俺のために死んでくれるか?

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表題作聱犬

ヨイチ
アパート不法侵入者
アケビ
闇金社長

同時収録作品聱犬

白夜会幹部
アケビ
闇金社長

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:表紙没ラフ公開/初期設定

あらすじ

闇金融の社長・アケビは、貞操観念も倫理観もザルだが"仕事"はきっちりやる男。
ある日、仕事で債務者の家へ向かったところ、自分の家が欲しいという理由だけで人を殺すサイコパスな青年・ヨイチに出会う。見境なく襲ってきたヨイチを返り討ちにしたアケビは、返済金回収のカタとしてヨイチを殺そうと考える。ところが一転、ふと垣間見えたヨイチの狂愛性と一途さを気に入り傍に置くことに。一緒に仕事を回るうちに少しずつ心を開ける存在になった二人は、ペットへのご褒美として体の関係にまで発展する。そんな中、アケビに対するヨイチの独占欲が暴走した結果、裏社会を巻き込む重大な事件が起きてしまい…!?

作品情報

作品名
聱犬
著者
桂馬びんぞこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416054
4.3

(29)

(16)

萌々

(8)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
125
評価数
29
平均
4.3 / 5
神率
55.2%

レビュー投稿数8

最高にエモいラブストーリー

こちらちるちるのBLニュースで闇BLとして紹介されていて、興味を持ったので読んでみました。初読み作家様です。

まず独特な絵柄と作風で、まるで青年漫画のような雰囲気です。ストーリーもBLでは読んだことのないような始まりで、一気に引き込まれました。
(かなり暴力的ではあるので苦手な方はご注意を)

攻めのヨイチは不幸な生い立ちで、家が欲しくて人殺しするようなヤバい子。初めて名前を呼んでくれた受けのアケビを大好きになり、めちゃくちゃ一途なワンコになります。しっぽをブンブン振ってる感じが可愛いです♡
 
闇金のアケビはバイ。初めは殺そうとしたがヨイチを飼うことに。アケビは柄の悪い兄ちゃんだけど、ふとした瞬間に色気を感じます。ヨイチへのご褒美キスがエロい!

貞操観念ガバガバなアケビがヨイチに手を出すので、ヨイチはますます想いを強くしていく。顔を真っ赤にして、アケビへ気持ちを伝えるヨイチは本当に可愛いです。そしてそんなヨイチに、アケビも絆されていきます。

後半、ヨイチが「ご褒美ほしいです」と言ってエッチをおねだりする濡れ場シーンは、ヨイチの強い独占欲があふれでて、アケビもすごく気持ち良さそうで、とてもエロチックで好きです。

後半、ある事件が起きてからは、どうなってしまうのか、ハラハラドキドキしました。 
最後までどう転ぶのかわからない展開で、特に終盤の二人のシーンは、心を鷲掴みされました…素晴らしかったです!

読後は「これがエモいってやつかしら…」と思いましたw
確かに闇というか、ブラックなお話ではありますが、心揺さぶられるストーリーでした。この作品に出会えてよかった!ちるちるさんに感謝です。
先生の他の作品も読んでみたくなりました。

シーモア購入 白短冊修正(短冊も少なく、かなり緩めの修正で嬉しい驚きでした!)

2

狂愛の行方がグっと来ました…!

やっと読めましたぁ…!
センセーショナルな煽り帯や表紙のドッグマスクなのに恍惚とした表情を浮かべるキャラ、そして初めて耳にする「聱犬」という単語
ずっと気にはなっていたのですが一癖も二癖も確実にありそうな雰囲気に読み時を悩んでしまい、、、それでも必ずいつか読みたいな、と思って今回に至りました‼

正に「狂愛」
しかも重さが重量級というか無差別級…⁈
自分で付けた自分の名前「ヨイチ」を初めて声にして呼んでくれたアケビに盲目的に愛を捧げる攻めのヨイチ
ヨイチもアケビも共に育った環境が劣悪なので一般論などが通じるような価値観は備わっていません
もっと言うと「生と死」の重さの判断も、畏怖するような感覚よりも些末な仕事の一部として考えられてしまう程に身近に感じながら日々を過ごしているような2人です

そんな2人が出会った事で動き出す「感情」の行方が見どころのお話しでした

ヨイチがアケビに出会うまでを考えると初めて名前を呼んでくれた、という事に執着をして全てを捧げたくなってしまう気持ちはとても切なさも感じるけれど、、、それでもヨイチにとっては一生この体験が出来なかったかもしれない、、、と思えばアケビとの出会いは救いでもあったのかも知れない

アケビにとってもここまで全てを投げ打って自分に懐き、尽くすヨイチはやっぱり可愛く見えて来ていたのだろうと思うと感情の変化に萌えを感じます
ヨイチの重量級の想いがアケビをフィールドに立たせた訳なので、心を動かさせた程の想いにグッと来ます

一方通行かと思っていたものがいつの間にやら双方向に。。。
こういう育み系のお話しはとても2人の関係性の重さを感じるので先を読む楽しさに溢れていて惹き込まれます
パターンとしては既に存在する展開ではありますが、キャラが放つ強烈な個性はこの作品でしか味わえないインパクトがありました

読了後にじっとこの表紙を見つめてみるとヨイチがアケビさんに向ける目線の熱さによりドキっとさせられます
そして中表紙も含めてヨイチの右サイドからの描写しかないアングルの意味も妄想してまたドキっとしてしまう(>ω<)‼
描き下ろし含めたあの終わり方にも心を掴まれました♡

アングラ感を感じるセリフ回しやサブキャラ達を含めた造り込んだ世界観での展開、とても楽しかったです!
タツミとマヒルのお話しが読める同人誌もあるようで、気になったので先生のXを覗いたら再掲をして下さっていたので気になる方はチェックしてみて下さい
「ぼくの天使さま」というお話しです


修正|★★電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様★★との事でなかなかのゆるめ修正でした~太めな白短冊(DMM)すごい元から描き込みが細かいって感じではないですし全体的に強調したコマも無いですが煩わしさは少ない修正でした

2

ヨイチの犬種は柴犬かな

捨てられた子供の話ほんと無理
ヨイチの言うことなすことせつないやらいじらしいやら
電子限定のファミレスまんがで鼻の粘膜だいぶ痛めました
そらもうあけびさんとて載ってるの全部頼め言いますわ

あけびさんに拾われたこと手放しで良かったとは言えないのだけれど
この先も言うこと聞かないわんこのヨイチが厄介起こすのは想像に難くないのに
左手首一つでそばに置くことにするくらいにはヨイチのこと可愛いみたいなので
これもまたハピエンなのだろなーと思います

1

幸せな地獄

闇金融の店長アケビは、債権回収に行った先で債務者が殺されている事を知る。殺ったのはその場にいた青年ヨイチ。余りにクレイジーなその動機とアケビに示す一途な狂愛に、落とし前をつけさす代わりに犬として傍で働かせる事に⋯。

ヨイチのこれまでの人生が不憫すぎて初めてアケビに名前を呼ばれて心酔してしまうのが、生まれてすぐに目にしたものを親鳥と思ってしまう雛のようでいじらしい。
アケビもまた壮絶な人生を送ってきていて、二人が引き合ったのがわかる気がする。
暴走してしまうヨイチの愛で悲劇が起こるけれど、その純粋すぎる狂気の愛が痛くて愛おしくて涙が出た⋯。
アケビにとってもヨイチみたいに真っ直ぐ自分だけを見て求めてくる存在は、初めてで特別だったはず。メリバ⋯なのかな、これは。
この先二人には新たな地獄が待ってるのだろうけど、それもまた一緒なら幸せにも思う。二人で三途の川を渡って欲しい。

0

ワンコ×年上のダーク系統が好きな人におすすめ

年下執着狂犬×ヤクザに飼われてる闇金社長のお話で、結構ハードダーク系でした。
世界観的には闇金ウシ●マくんっぽいです。
でもキャラが可愛いんですよね。リアルじゃない。漫画的な感じ。
女の子も出ます。
そもそもアケビを飼い殺してる大元のヤクザの組長も若いし、その愛人のマヒルくんなんか少年にしか見えないので、そこはBLファンタジー!BLにリアル求めてないので別にそこは良いのですが、殺されたモブおじさんをしっかり「おじさん」として描けるならヤクザ組長もそれなりのおじさんにしてほしかった。
でも画力は高いので、おもしろかった~。買って良かったです。

ヨイチは狂犬っていうか、忠犬ですよね…。
ウ●ジマくんに出てくるようなやばいサイコパスキャラかと思ったら、虐待を受けたまま頭が止まっちゃったって感じの精神子供な感じ。
可哀想だけどかわいい。
自分にだけ忠犬なヨイチを見て、いろんな意味で可愛がるアケビ。
アケビはバイなのでヨイチのこともケツで食べます。
そんなアケビにどんどん心酔していくヨイチ。
でもアケビがお客をとらされている姿を見て、ヨイチはその客を殺してしまいます。
そこから歯車が狂って……。という話なのですが、
ヨイチの執着心を見誤った、としか…。
飼い犬に手を噛まれるじゃないけど、愛が暴走しすぎた結果…。

最後も好き嫌い分かれそうですが私は好きですね。
良いオチでした。
個人的になんでヨイチがアケビに執着したのか、名前の件が描かれてて良かったです。BLってなんでそんなすぐ好きになるの?ってところ多いのですがこの話は理由付けがあった。

2

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