電子限定描き下ろし付き
ほわぁぁ〜〜〜良き話だった…
私の大好きな現代もの。ドストライクなストーリーですごく良かったです。
これといって大きな動きもなく派手さもないストーリーですが、日常の流れの中で動くBL描写がすごく丁寧に描かれていて引き込まれました。
日常という舞台が、すぐそばで起きている感覚を呼び起こします。それはこの現実世界と同じ世界線の物語のような期待感と妄想にリンクしていて、私の萌えどころをガンガン刺激しまくって堪りません(〃ω〃)
バイト先に現れたイケメンに想いを寄せていたら、まさかの元同級生で…という再会劇。うひー…この展開を聞くだけで、もう何か起きる予感しかしない ^ ^
黛の甥っ子と村瀬の妹が意気投合し仲良くなる傍らで、叔父と兄も別のベクトルで仲良くなっていくのが微笑ましかったです。過去の思い出に浸りつつ、現在進行形で好きをアップデートしていく密かな恋心がなんと甘酸っぱいことか。
黛は見た目が変わってしまった村瀬に気付かないくらい…それだけ会えなかった時間が経ってしまったわけですが、時間が経っていても黛の男気ある真っ直ぐな性格は昔も今も変わりません。そのことが村瀬の想いの拠り所になっていて、すごくグッとくる。…そりゃ好きになるハズだわ( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
黛の明るくて自我がしっかりしているキャラクターが本当にカッコ良くて推せます。性差偏見もなくウワサ話をピシャリとシャットダウン、前者はともかく後者はなかなか言えないですよね。そんな黛に惹かれるのは当然の流れで、村瀬が勇気を出してカミングアウトできたのも黛の性格が為せた技だと言えるでしょう。
先急ぎ過ぎず、ゆっくり共に過ごす時間を経て親密になっていく2人の存在や雰囲気がとても心地がいい。元々あった好意がどんどん熱を帯びていくドキドキ感。胸キュンどころかギュンギュンです!(≧∀≦)
絵が繊細で美しく綺麗で、そんなところもこのストーリーに合っているのが良いですね。
同級生の再会から始まる甘酸っぱい恋に浸りたい方にオススメです。読後感は保証します^ ^
日常の風を感じる素敵なストーリーを楽しんで下さい♪
黛がバイトしているお店で中学の同級生である村瀬に再会したところから始まります。
黛の甥4歳と村瀬の妹10歳のおかげで黛と村瀬が外で会う機会も増えてとトントン拍子にお話が進みます。
しかし、黛が23歳で飲食店バイトってどうなの?とか、4歳と10歳がそこまで仲良くなる?と疑問に思うところもありました。
最後は黛に好きだと言いつつ身を引こうとする村瀬を黛が引き止めてハッピーエンドです。
ebookは白抜き修正でした。
初めてで緊張する黛を安心させるためとはいえ、村瀬が「オレうまいから」と言うのはちょっとデリカシーがないなと思ってしまいました。
すぐに気持ち良くなってしまう黛が可愛かったです!
相合い傘をしている距離の近さに、見ているこちらがドキドキしてしまうような表紙のふたりに惹かれ購入。
色味の柔らかさもその後の彼らの空気感にぴったりでとても素敵でした。
中学時代の同級生同士のお話なのだけど、村瀬に言われるまで気が付かなかった黛は
ただただ"イケメンなお客様"からのオープンな好意を受けてときめいてしまっていたという(笑)
でもその「恋をしている」顔の黛がめちゃくちゃ可愛くてすごくほっこりして、少しずつ距離が近付いていくのを応援せずにはいられませんでした。
村瀬は地元にいい思い出がなかったので、黛と一緒にいるときもちょっぴり影があるというか一歩引いているというか…
まだまだ心を開ききっていない感じが切なくて。
完全に両想いなのに気持ちがすれ違ってしまった時はめちゃくちゃハラハラしましたが、
黛が真正面からぶつかってきちんと気持ちを伝えたことで、村瀬もすべてを明かしてくれたのが嬉しかったです。
ツラい日々を送っていた中学時代に黛の言葉によって救われたことは、村瀬の中でずっと消えない大切なモノなのでしょうね。
黛の周りに流されない真っ直ぐな部分やカラッとした明るさが村瀬の心を軽くして、何年か越しにそれが恋だったと気付くような。
とても運命的なお話だったなと思いました。
幾田むぎ先生の作品を読むのは初めてで、何ならお名前さえ存じ上げませんでした。
今作は同級生の再会ものなんですが、片方はゲイで片方はノンケなんです。そしてゲイの方がイケメンなので親しく接するうちにノンケの方が意識して…となります。
こちらの客として現れた村瀬なんですがかなりのイケメンなんです。黛のことはずっと覚えていたのに知らないふりをして店に通い続けてます。
そして村瀬が耐えきれずに同級生だと告白したタイミングで、村瀬はシフトが減らされて2人は会えなくなるんです。
この2人のキューピットになるのが黛の甥と村瀬の妹になります。このお子ちゃま達が凄く可愛かったです。でも子育てものではありません。
凄くこの作品で好きだったのはノンケの黛が村瀬を意識して行く過程でした。そして、自分の気持ちから逃げないところに凄く好感が持てました。そして、村瀬が黛の店に現れた経緯を知るとかなり滾りました。
初読み作家さまでしたが素敵な作品に出会えて良かったです。これからも注目して行きたいと思います。
作家買いです。
幾田むぎさんの絵が好きなんですよーーー!!
あと今回は表紙デザインも凝ってて良き。好き。
ただストーリーはあまり刺さるところがなくて
サラサラっと読み終えてしまったなーという印象…。
子どもがめちゃくちゃ可愛い!って感想が一番残る。
攻めがイマイチ掴みどころがなくハマりませんでした。
受けはけっこう好きだったんですが… (∩´///`;)スミマセン
絵が好き・お子ちゃんがめっちゃ可愛かった→萌え2
キャラやストーリーがイマイチ刺さらなかった→萌え
間をとって☆3.5辺りのつもりの萌え評価です。
さてさて。
お話は中学時代の同級生と再会ラブです。
受け:黛
性嗜好の考え方はフラットで、悪口とかも嫌いで、
嫌なことは嫌とハッキリ言えるタイプかな…?
スレたところがなくて甥っ子の面倒も見てて良い子。
自分の平凡さに不満は無いと言いつつも、
どことなくコンプレックスを感じてそう?と思いました。
攻め:村瀬
中学時代は色々鬱屈した気持ちを抱えて居て、
周囲とは馴れ合わず目立たないように過ごしてました。
地元に帰ったところで連絡をとる友達はいません。
高校で都会に出てからは遊びまくってたようで、
大人になった今はちょっと言葉が軽くチャラめ…?
ナチュラルに勘違いさせる甘い言葉を吐くお人です。
地元に良い思い出がない村瀬でしたが、
中学時代に黛と交わした会話や言葉は支えになってて。
再会を機に下心を持って近づいてーーーと展開します。
村瀬のキャラがイマイチ掴めなかったので
解釈が出来てないままの感想になります。すみません。
とりあえず黛の甥っ子がめちゃくちゃ可愛い!!!
甥っ子と対等に遊んでいる黛も同等に可愛い!!!
村瀬の妹ちゃんもとっても良い子で可愛い!!!
村瀬と黛は子どもを交えて会うことが多いので
作中で「パパ友」って言ってたのがしっくりきましたw
(独身で子どもいないのにパパ状態が板に付いてる黛…)
あと村瀬が遊び人で熟れてるのに対し、
黛は恋愛ビギナーでギクシャクするのが良きでした。
イチイチドキドキしてる黛がとっても可愛い。
でも いざとなると村瀬は逃げ腰なんですよ!
そうなると黛の方がスパンッ!としててですね。
遊び人×恋愛ビギナーの立場逆転って感じが好きです。
どうしても村瀬のキャラが固まらず、
黛はカッコイイって印象が残ったかな…(。_。)?
(あくまで個人的解釈です。合ってるかは自信はない)
甥っ子ちゃんは等身大の描かれ方が良かったです。
ゲームが好きで、時々怒られて、わがままも言う。
ペカーッと明るくて元気印で可愛くて癒やされるー!!
割と平和に大きな波乱なく展開するし、
子どもの可愛さにも癒やされてストレスなく読めました。