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表題作やさしい龍は歌を知る

志乃
志乃川の神,年齢不明
望月智基
音大生,大学2年生

あらすじ

父の影響で声楽家を志す音大生の望月智基は突然、目標としていた尊敬する父を事故で亡くしてしまう。次のコンクールに向けた練習で壁にぶつかっていた智基は、それ以来スランプに陥ってしまった。 ある日智基は気分転換にと、父に連れていってもらった宮神山の志乃川渓流を訪れる。幼い頃に二人で溺れかけて以来足を運ぶことはなくなっていたが、父と共に過ごし、声楽を好きになった思い出のある場所だ。そこで父がくれた歌を口ずさんでいた智基だが、突如「志乃川を司る神だ」と名乗る龍に出会う。自然と共に生きてきたその龍は、人間がどのような生き物か、共に生きていく価値があるかを知りたいと、溺れた幼い智基の命を救った対価に同居生活を申し込む。 “志乃”と名を付けた、世間知らずな龍神様に最初のうちは振り回されてばかりいたが、次第に志乃の純粋で真摯な姿に智基の心は奪われていき…?

作品情報

作品名
やさしい龍は歌を知る
著者
真式マキ 
イラスト
れの子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344852839
3

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

龍さん

なんとなく購入したものの、攻め受けとも、大好き!と思うポイントは無かったので中立にしました。人間界を知る神さまに「可愛い」と感じる方はいると思うので、ファンタジー好きな方でしたらよいのでは。本編230p超+あとがき。

音大で声楽を学ぶ智基。歌に煮詰まっていたので、昔訪れたことのある川へやってきます。父と来た時には二人で溺れてしまったのですが、その時に助けたという川の神が現れて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
音楽教室の関係者、大学の教員、大学の友人、近くの川の神様ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは川の神様、龍の姿、人型両方ありです。川の流れを左右できる力ありです。人間の事はあまり知らず、人界に降りて、まず服を着ること、食べること、眠ることから覚えはじめ、料理、お風呂洗い、車に乗ったり電車にのったり、そして感情、愛情を知るようになります。その過程が楽しい♡と思う方はいると思います。そんなに尊大なしゃべり方ではないですが、まあ神さまなんでそこそこ威厳ある喋り方かな。

受けは偉大な声楽家だった父のようになりたいと頑張っているものの、なかなか理想とする声が出せず悩み中な方。あれこれ悩んでいるんだけど、神さまのお話や周りの人のお話やらで目覚めていくという感じでしょうか。

攻め受けがめちゃ好きというタイプではなく、お話もさらっと読んでしまったので、ちょっと合わなかったかなと思った一冊でした。

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