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表題作見ないで、先生 2

忍,大学講師
柳廣則,双子の兄・ヤスの代わりにデリホスキャストを偽る

その他の収録作品

  • 5話小ネタ漫画
  • 番外編

あらすじ

デリホスで俺は先生に抱かれる――。
笑顔の裏に何かある先生×コンプレックスの塊大学生の、切ないBL。
「デリホスのヤス」をやめる決意をしたヒロ。
しかしそう簡単に先生を忘れられず、習慣化した週1のセックスの溝を埋められずにいた。
代わりに先生に会っている双子の兄・ヤスと衝突してしまい…。
5話の忍&ヒロの大学図書館での邂逅小ネタを描きおろした5Pおまけ、「Trifle by 花とゆめ」にて配信された忍の過去に迫る番外編も収録!
2023年10月刊

作品情報

作品名
見ないで、先生 2
著者
狗飼ミギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス
発売日
ISBN
9784592721291
4

(13)

(7)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
50
評価数
13
平均
4 / 5
神率
53.8%

レビュー投稿数2

気づいて、先生……

なんと、主人公(ヒロ)不在の第二巻でした。
もしかして、ヤスとヒロ2人でW主人公なのでしょうか?

先生はヒロとヤスが入れ替わってる事に気づいてるの…!?どうなの…!?と言う所で終わった第1巻。
2巻でも〝先生×ヒロ〟の切ない恋愛模様を期待してたんですが、まさかの双子の兄・ヤスの過去エピソードでした。

1巻では、ヒロと先生の仲を邪魔する嫌な一面の中に、そこはかと哀愁が漂っていて「愛されたい」と渇望していた印象のヤスでしたが、2巻で彼のバックボーンが明らかに

内気で大人しいヒロと、怖いもの知らずで元気なヤス。
でも、本当に臆病で繊細だったのは、ヤスの方でした。

明るく人気者のヤスですが、実は嫌われる事を恐れて人に合わせてしまう、心の機微に敏感な子だったんですね…。
自分の気持ちに真っ直ぐで心優しいヒロに憧れる反面、自分を偽らずとも人に恵まれるヒロを羨ましく思っていて…
お互いに、無い物ねだりな双子だったんだな…と。

また、「ヒロは弱いから俺が守らなきゃ」とヒロの前でも強がってしまう、ヤスのお兄ちゃん心がね……
双子なのに本音で語れないなんて切ないなぁ……
そりゃ唯一、素の自分でいられる昌斗に惹かれてしまうのも仕方ないよね……と言う訳で、ヤスの葛藤に胸が締め付けられて切なさMAXな第二巻でした。

ヤスの本心が分かる重要なエピソードでしたが、やっぱり〝先生×ヒロ〟の恋愛模様を楽しみたかったのが正直なところ。
2人の関係は殆ど進展しない所か、先生から不穏な発言が飛び出していて、今から3巻が待ちきれません……!
そして、衝突しつつも何だかんだお互いを思いあう双子が尊いので、早く仲直りしてくれ〜〜〜…!!!!

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1

邪魔しないで、ヤス(笑)

今巻のタイトルは自分の中では”見ないで、先生2”というより”邪魔しないで、ヤス”ていう感じでした(苦笑)
只々僕は先生×ヒロの恋愛模様だけを追い続けたいのだけど、ここへきてヤス中心の話になっている2巻に、すれ違ったままの二人は一旦お休み、な感じがして少々消化不良気味でした。
物語としてはヤスの人物像を知るのに必要なことかもしれないが;
1巻でヒロに散々いじわる(?)してきたヤスに今更思い入れができないんよ。

あと、ヤスの過去の話は正直ヤスなのかヒロなのか区別がつかない部分もあった。(双子だから仕方ないんやろけど)←髪を染めるまでは

3

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