電子限定描き下ろし漫画付き
好きにシていいから家に住まわせてよ♡
表と裏の落差が激しい志摩と売り専のつばめのお話です。
1話ではクズとしか言いようがなかった二人が一緒に過ごすうちに段々と絆されていく王道ストーリーで楽しく読めました。
つばめがモブに手こきしたり襲われたり、モブの目の前でえっちするので苦手な方はご注意下さい。
志摩がルールを破ったつばめにお仕置きしなかったり、売り専なつばめがキスは志摩が初めてだったり、つばめの本名が分からないままだったり等モヤモヤする展開も多かったです。
ebookは白抜き修正でした。
前半は激しいえっちだったため最後の優しいえっちは物足りなかったです。
電子描き下ろしの猫耳メイド&オモチャを使った激しい甘々えっちがえっちでした!
エリート絶倫クズの志摩とニートで尻ゆるクズのつばめ。
志摩は巨根な上に一晩8回という絶倫っぷり、おまけにドSというめちゃくちゃ悪い顔でウリには自信があったつばめを抱き潰します。
(ただし会社では王子様と呼ばれるほど穏やかな性格の作られた二重人格者)
1夜限りの関係だったはずが、お互いの欲を満たすために変な同棲生活が始まります。
最初はただ身体だけの関係でお互い『野良犬並のペット兼オナホ』『良いディルド』ぐらいにしか思っていない二人ですが、互いの言葉に見え隠れする(本人は気づいていない)優しさに相手が気づいてどんどん印象が変わっていきます。
これ、読者も明らかに二人の表情や仕草の違いで志摩とつばめの心情の変化に気づいていきます。この過程がたまらなくキュンキュンさせてきます。
そしてお互い(特につばめ)が『恋』だと気づきだした辺りから作品が一気にエロからピュアキュンな作品へと変わっていくんです!
(あ、エロはどエロなんですよ!笑
でも恋しているつばめがとにかくぴゅあで可愛いんです)
このまま二人の思いが通じ合うのか〜!?といった所で言葉のあやによるすれ違いが……。
キュンで幸せモードだった所を一気に落とされるので感情がジェットコースターになります。
そしてつばめの過去を知りさらに急降下……。
ですが、最後はハピエンです!!
大好きなタイトル回収もされ、ドラマのようなシーンが続き感動させられます。
1冊で笑いあり、キュンあり、どエロもあり、切なくもあり。
感情が忙しくなりましたが、幸福感がいっぱい味わえる作品でした。前半&表紙の印象と180度印象が変わる作品です!おすすめです。
Hシーンが本当にどエロく……断面図、中出し、結腸責め、潮吹き……と色々楽しませてくれます!
紙 白ぐちゃぐちゃ
最高でした〜;;
クズ受けって結構王道のパターンがあって、「つらい過去を抱えた受けが攻めと出会って愛を知る」救済系のCPだと思うんですが、
その大筋を補完する細かなストーリーや設定がこのお話は自分好みで、ぴったり嵌った感じでした。俺様っぽい攻めが人タラシな受けに絆されるの、古今東西みんな好きでは!?志摩は俺様というより天邪鬼が近いかな。ツンデレ度はむしろ受けより攻めの方が高い稀有なカプ。
クズもので一番王道なのは「世話焼き攻め×生活能力皆無受け」なんだろうなと思うんですけど、「クズにはクズをぶつけんだよ!」(ちるちるさん談)に「なるほど…」てなりました。
単話で読んでいて一応最後までの話を知っていたので、コミックスの帯を見たときは「クズ同士のどすけべ漫画」に振ってきたんだな〜これ初見の人は後半温度差で風邪ひかない〜!?と思いましたが(笑)そういう温度差含めて楽しめる、良い意味で裏切られる漫画だと思います。
攻めの志摩もクズ、かつ普段は嗜虐的な面を隠してるタイプのクズなので、外面との豹変が何度か見れてそこも面白かったです。
サラリーマン状態(猫かぶり中)の志摩と、普段の志摩の表情が違いすぎて面白い。いや眉間のシワ!笑 後半は完全に絆されてつばめに対しても優しい顔になってましたが、絆され攻めのこういう変化、大好き…。
個人的には、後日談的に(終わり方はすっごく綺麗だったのであのままで…)やっぱり志摩はクズなままっていうオチみたいなのがあってもクズ好きとしては嬉しかったです。が、描き下ろし読みたさに電子の方も買ったら、そっちの描き下ろしは志摩がちゃんとクズ(絶倫?)で大変よろしかったです。満足です。
作者さんのヘキが詰まった良い漫画でした。次回作も楽しみです。多分次も黒髪受けなんだろうな…!と期待しつつ待っていようと思います。
初めましての作家様です
1話を読んで、キャラクターとスピード感に惹かれて購入
二面性のあるクズ・志摩×怠惰なクズ・つばめ、身体の相性が最高で、つばめは志摩を寄生先として矢をたてます。志摩は嫌々ながらも、外面を保つためつばめを家に置きます。
クズ同士交流するうちに大切の感情が芽生えてきて。
クズ×クズは初めだけ、最後は救済だったのかな。
クズになったのも理由があって、認めてもらえる相手に救われる、ような。つばめの過去がチラついた時はあとの展開が予想できて失速。
クズで走ろうとしてたけど、最後は優しくお上品にまとまった感じ。振り切って欲しかったかな。
流行りのケンカップルとはまた違う"クズ同士"のテンポに惹かれましたが、結局よくある展開に留まって残念でした。
つばめの名は春に関するものなんだろうけど、なぜ急に考察チックな話題をいれたのだろう。
やりたいこと、描きたいストーリーが発散していたように思います。
恋愛感情やめんどくさいやり取りはフル無視で快楽にしか興味なし、というクズなところ全開で登場した志摩。
冷たい表情とドSで荒々しいセックスをするような彼が「めんどくさい奴代表」みたいなつばめとどんな風に"堕ち合う"のか、試し読みのその後の展開を楽しみに読み進めました。
同じ相手とは一度しか寝ないと言っていた志摩が、つばめのことは案外あっさり家に入れるんだな…と思ったけれど。
相手のことなんて考えずに自分が気持ちよくなるセックスができるなら、身体の相性がよくてNGプレイが無いつばめを受け入れたのも納得でした。
雑な扱いをしたり好き勝手ヤリ潰すところは本当にクズで、昼間の顔とのギャップもあってさらにヤバイ奴感が増していたけれど。
つばめもそれに負けないくらいのクズさがあったので、似た者同士的な相性の良さはあったように思いました。
一緒に暮らしていくうちにそれぞれに気持ちの変化があって、志摩もつばめも「相手のことを考える」行動が見えてくるんですよね。
そこにこれまでとは違う感情が少しずつ伴っていく甘さがすごく良かったし、クズ同士だったとは思えないくらい幸せな結末になってくれて嬉しかったです。
キャラや設定に既視感があり、これはどうなのかな…?とひっかかる部分もあったのですが。
それでも志摩とつばめのお話としてしっかり楽しめたので、そこは良かったのかなと思いました。