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表題作隣のアンチくん

興梠もぐら
美大生
御堂清志郎
人気アイドル

その他の収録作品

  • 描きおろし

あらすじ

俺は今日、初恋の人が自分のアンチだと知りました。

人気アイドルグループ・CROWLEYに所属するエース・御堂清志郎は、
幼いころからの片想い人・興梠もぐらを探すため、美しさを磨き続けていた。
そんな中、隣人として引っ越してきたのはなんと大学生になったもぐらだった!!
喜んだのも束の間、彼はCROWLEYのセンター・アサヒの大ファンで、後から加入した清志郎の過激アンチで…!?
毒舌美大生×俺様アイドルが繰り広げるドタバタ嫌われBLコメディ!!

作品情報

作品名
隣のアンチくん
著者
下瀬川ひなる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784046828200
3.8

(41)

(18)

萌々

(11)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
9
得点
153
評価数
41
平均
3.8 / 5
神率
43.9%

レビュー投稿数9

好きなのにアンチ、アンチなのに好き

あーーーこれは一筋縄ではいかないヤツだぁ〜…( ̄▽ ̄)

意固地なアンチ攻めに、何があってもヘコたれない受け。ラブコメ要素が盛り盛りで、恋愛成就が叶うか叶わないかは別として、2人のあんまりな再会劇がめちゃくちゃ楽しかったです。

ぶっちゃけて言うと、すれ違い系の両片想いのお話です。
しかし、この恋の道のりは相当に遠いのはもぐらは清志郎のアンチだからです。
幼き日の初恋の相手に気付いてもらえるよう美に磨きをかけて人気アイドルになった清志郎は、片想いの相手のもぐらに再会。もぐらは清志郎のことに気付かない上、なんとアイドルグループとしての清志郎のアンチ。しかも別メン推しで、清志郎への敵対心をゴリゴリに抱いているちょっとヤベー奴です。

そう。
もぐらも清志郎のことを好きなのに、好きな人のアンチしてるってわけ。
清志郎がいかに美しく成長したとは言え、気付かないものか……清志郎はすぐにもぐらだって気付いたのにね。
清志郎があまりにもピュアボーイで一途すぎて、泣けてくるんですわ。
だって好きな人からおそろしく嫌われているんですよ。なのに好き好き言い続けて、フラれてもフラれても諦めないハートの強さに涙がホロリでした。

もぐらも実は好きの裏返しでアンチやってるのが分かって、なんてことだとちょっと怒りです。理由は分からなくもないけど、人の気持ちを傷付けてまで自分の気持ちを律するなんてこと、あっていいのだろうか。私はもぐらに共感できませんでした。
片想いの相手が清志郎だと一致してないから非常にややこしいことになってんですよね。そのすれ違いが面白い作品ではあるけど、読めば読むほど清志郎の健気さがどんどんアップしていって、あーーーん…切ないだよーー。゚(゚´Д`゚)゚。
清志郎には悪いけど、もぐらが嫌いになりそう(笑)
あんまり清志郎をいじめんといてと、もぐらのアンチになりそうな気持ちをグッと抑えて読むのに必死でした。

2人はこれからどうなるのか未来は未知数ですが、2人の恋の行方を注視していきたいです^ ^

0

タイトル通り。コミカルだけども泣けるシーンもある

タイトルと表紙で面白そう!と思い購入しました。
これを買った方、ぜひ次巻も必ず読んで……
めちゃくちゃコミカルですが、シリアスシーンもあり温度差で風邪ひくて……笑
キョンの真っ直ぐさに涙がでました。

キョンの一途な恋物語、かと思いきや色んな思いが錯綜します。そしてみんな初恋です。
キョンも一途ですが、もぐらも一途なんですよ……!!!!

キョンの想い人、もぐらくんはガチでキョンのアンチです。そこは苦手な人もいるかもですね。
ですが、このアンチ時代が次巻へも大きく関わってきますよ〜!!!


エロはなく、キスすらもないです。
コミカルな所は読みやすいかなと思います(^^)
前述通り、もぐらがキョンのガチアンチな所はご注意ください。

0

ぶっ飛んだ、勢いのあるお話

全てのエピソードもキャラクターもやりすぎなくらい、誇張がすごいのが、おもしろいです。

好きな人に好いてもらいたいがために、自分磨きをしまくってトップアイドルになってしまった御堂清志郎。
ある日、隣室に引っ越してきたのが、その片想いの相手、興梠もぐらと知るけれど、挨拶のときの雑な恰好、髪型で認知されたくないと、その時は名乗らず、のちのちに感動の再会と両想いを夢見ます。
長年、片想いをして再会を夢見ていたのに、その再会した相手は、自分ではなく、同じグループのアサヒの大ファン。
そして、自分に嫌がらせDMを送り付けまくっている強烈アンチであることを知ります。

清志郎ももぐらも、2人ともとっても残念な感じ、かつめちゃくちゃなのがおもしろいです。

清志郎がものすごくがんばってアピールしようとするのに、ことごとくうまくいかず、もぐらに拒絶され、汚物扱いされます。
もぐらは、かなり極端で、清志郎の努力を知りもしないのに、否定するような、馬鹿にするような言葉を何度も投げつけます。
そこまでしなくても、そこまで言わなくても、という2人の極端な言動がおもしろくもあり、気の毒でもありました。

不自然、ぎくしゃくしたやりとりが続き、ドラマチックな正体ばれがあるのかと思っていたら、あっさりばれてしまうところも、これまでのぶっ飛びエピソードの数々との落差がすごくて、おもしろいです。

こういう展開ではよくあるパターンなのだと思いますが、もぐらが清志郎に強くひどい言葉をたくさん投げつけて傷つけるシーンはとてもかわいそうで、好きではありませんでした。

アサヒが加わっての、奇妙な三角関係となってからは、それぞれの愛情があちらこちらに飛んでいて、どこかでぶつかりそう、どこかで到着しそう、どこかではじけそう、とはらはらしたり、どきどきしたり、しました。

アサヒもなかなかにぶっ飛んだキャラクターなのですが、魔法使いのように、その言葉で、一気にもぐらの武装を解いてしまいます。まさかそんな展開になるとは予想もできず、驚きました。

覚悟を決めてからの一直線の求愛行動の数々は不器用で、かわいくて、萌えました。

読了後に感じたことですが、この作品は、男が男を好きになるなんて、という同性愛に関する悩みが一切なくて、好き好き、とにかく好き、が一貫している話だったところが、素敵でした。

1

続巻おめでとうございます。

初恋のあの子(もぐら)は現在、強烈なアイドル御堂のアンチになっていた。
しかも、隣に住んでる。

ずっと探していたもぐらが自分のアンチと知りながらもどうにかしようと四苦八苦する御堂。
御堂のメンタルの強強で悲壮感なしコメディです。
表紙は泣き顔なんですけど、これは思いが伝わらないからの泣き顔ではないです。

そしてコメディだけでは終わらない、御堂にほだされていくながらも彼を受け入れることが出来ない強い理由がもぐらにもあるのです。

ちゃんとハピエン。え!ここで終わり?と思いましたが
これはこれでもいいか、清々しかった。って思ったけど、続巻出るようです❤
kindleは今現在予約受付中です。

あれからの二人を見ることが出来るのは嬉しいです。

1

名前のセンスが秀逸です。

人気アイドルグループのエースが、小さい頃に出会った片思いの相手と隣人同士として再会するが、その相手は同じグループの別のメンバー推しで、ましてや自分の過激アンチだったことに気がつくお話。

嫌い嫌いも好きのうち、という言葉があるけれど、まさに主人公の想い人ががそんな感じ。
なかなかに双方拗らせていた展開だった。ジーンピクシブということもあり、えち要素は皆無。どなた様もお読みいただける今どき風のノリツッコミありの、コメディBLでした。

というか、受け(だよね??)の名前が興梠もぐらって強烈すぎる!!そのセンス、好き♡

1

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