奪われた愛を取り戻す

小説

  • 毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~

doku wo kurawaba sara made ~ ryuu no ko ha ryuu ~

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表題作毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~

ヨルガ・フォン・オスヴァイン
騎士団団長
アンドリム・ユクト・アスバル
元宰相

あらすじ

日本人男性だった前世の記憶があるアンドリムは、自身が生きているのが乙女ゲームの世界であることに気づく。彼は前世の知識と現世で得た才を活かし、己の運命に打ち勝って騎士団長のヨルガと番になった。あれから五年経ったある日、なんとヨルガが十年分の記憶を砂竜に奪われてしまう。自分との愛の日々を忘れたヨルガを「番」とは認められない。アンドリムたちはヨルガの記憶を取り戻すために砂竜が住む砂漠に旅立つ。途中で、訳ありの「魔族」と出会うなど、またしても新たな陰謀に巻き込まれるアンドリムであったが――ファン待望のシリーズ第4弾! ついにヨルガとアンドリムの愛の原点が明らかに!?

作品情報

作品名
毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~
著者
十河 
イラスト
斎賀時人 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
シリーズ
毒を喰らわば皿まで
発売日
電子発売日
ISBN
9784434329173
4.8

(35)

(31)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
170
評価数
35
平均
4.8 / 5
神率
88.6%

レビュー投稿数6

最高です!

こんなに何度も読み返した小説はそう無いぞと思うくらい読んだので、減価償却率高いです。というか、BLは漫画ばかりで、小説でこんなに気に入った話は無いです。
シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収されまくるので、理解した後に叫ぶことになると思います。
オススメ!

8

アンドリム様は様付けで呼ばなくては。

最後の賢者、アンドリム様に心を奪われております。
一巻を拝読したときは容赦のなさに衝撃を受け、彼の虜になりました。一巻で美しく完結していた物語の続編がまたまたまた読むことができるなんて!
十河先生、ありがとうございます。できればアンドリム様とヨルガの物語、最後まで…正直に言いますと、一巻で描かれていた未来の先も!拝読したいです!!!!

一巻では物語を覆すべく、素晴らしく美しい「悪の宰相」だったアンドリム様。四巻ともなると丸くなり、悪らしさは薄れております。
けれど敵とみなした相手には容赦なし!最もダメージを受けるであろう方法で相手をやっつける。指先一つで相手がダウン。絶対敵に回してはならないお方。アンドリム様…!

今回はタイトル通り、○○の子は○○、を堪能させていただきました。一巻から紡がれてきた「絆」の強さをひしひしと感じる。
アンドリム様の孫であるアルベール(幼児)のかわいさに悶絶し、雛竜のきゅるきゅるっぷりに母性本能がくすぐられまくりました。人間と竜、種が違うのに躊躇いなどまったくなく「孫」「息子」と受け入れるアンドリム隊が最高にクールです。

エピローグはタイトルがすごく生きてます。ジュリエッタ様が美しいだけでない女性だと知っておりますので、彼女の某方ゆずりの容赦なさを久々に味わえて感激しました。ジュリエッタ様…かっこいい…!
敵になるなら容赦しない、アンドリム隊の絆の強さをこれでもか!と味わえる、最高の物語です!
重要人物も増え、今後のお話もたのしみ。ありますよね?あると言ってください…!

5

タイトルに唸る

待ちに待った4作目でだいぶ前に購入していました。ですが読む勇気が無くて…。皆さまのレビューを読んで何処までの時系列か確認して、やっと読む勇気と時間が出来たので読み始めました。

こちらの作品は最後まで読んだ時にタイトルの真意が分かってゾクッとするんです。もう最高でした。
あらすじにある通りヨルガが10年分の記憶を無くすのですが、その起点が今回の鍵となっておりました。

そして2人の息子であるジグルドに執着する者や、魔族の2人が登場してヨルガの記憶を取り戻す旅が面白くなって行くんですよ。

竜と言えば古代竜のガリス倪下がこの作品の肝ですが、今回はそのガリスが小娘と呼ぶ砂竜が登場しますが、登場人物たちとの意思疎通はしてません。あくまでも討伐対象なんです。

この砂竜を出し抜くべく魔族の2人と共闘して行くのですが、この魔族の片方には深い事情があって…となります。その点に素早く気がつくアンドリウムがやっぱり流石でした。ところがジグルドに執着しる者の悪意が何故かアンドリウムに向いたりして、結構ハラハラするんです。この辺り凄く自分の中で盛り上がりました。www

今回驚いたのがジグルドの成長でした。やっと家族に追いついて来た感じです。そして同じ家族でもジュリエッタはやはり血の濃さを感じました。
アンドリウムの時間は残り少ないですが、彼女が居る限り安心ではと思ってしまいました。

前作ではザマァが足りなくて萌2にしたんですが、今回はしっかりと対象者が罰せられていたので大満足でした。やはり「毒を喰らわば皿まで」はこうでなくちゃ。

出来ればこの先のお話も読みたいです。ちょっと怖いけどお願いします!

4

箱詰め

こちらの作品は最後まで読んだ時にタイトルの真意が分かってゾクッとするんです。もう最高でした。
あらすじにある通りヨルガが10年分の記憶を無くすのですが、その起点が今回の鍵となっておりました。

そして2人の息子であるジグルドに執着する者や、魔族の2人が登場してヨルガの記憶を取り戻す旅が面白くなって行くんですよ。
シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収されまくるので、理解した後に叫ぶことになると思います。
オススメ!
こちらの作品は最後まで読んだ時にタイトルの真意が分かってゾクッとするんです。もう最高でした。
あらすじにある通りヨルガが10年分の記憶を無くすのですが、その起点が今回の鍵となっておりました。

そして2人の息子であるジグルドに執着する者や、魔族の2人が登場してヨルガの記憶を取り戻す旅が面白くなって行くんですよ。シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収されまくるので、理解した後に叫ぶことになると思います。
オススメ!

2

どうしても続きが読みたい

このシリーズが大好きです。
アンドリム様が本当に本当に強かで美しくて最高です。
今回の竜の子は竜ではヨルガの記憶が10年分消えてしまうという普通の受けならめそめそしたり慌てるハプニングでしたが、アンドリム様はもちろんそんなことにはなりません。むしろちょっと楽しみながら旨みも得つつ華麗に解決。流石すぎる。好き。

今回の話で大活躍のジュリエッタも良くて物語の仕舞い方も最高でした。また、今巻のタイミングで、ジュリエッタとアンドリム様の見た目年齢が同じらしく、双子のよう、ということで是非並んだところをコミカライズで拝みたいと心待ちにしております。なんてきらきらしい親子なんでしょう。眼福すぎる。好き。

一冊目で明かされている二人の行く末と、猊下と飛び立つその後まで是非是非追いかけたいので引き続き、物語が発表されるのをお待ちしております。

0

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