10年片想い、10歳差ピュアラブ

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あで始まって、るで終わる

a de hajimatte, ru de owaru

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表題作あで始まって、るで終わる

宇月白
小説家
一陽
大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし:後日談

あらすじ

一陽は幼馴染の小説家・白に10年越しの片想い中。
進学を機に同居を始めたものの、振り向いてもらえる気配はない。
そんな折、白に恋愛小説執筆の依頼が舞い込んでくる。
少しでも意識してもらおうと恋人役に立候補する一陽。
ふいうちのキス、雨宿りのラブホ、心臓が破裂しそうな”初めて”の夜――
予想外の甘さに翻弄されながらも、まっすぐな想いを向ける一陽にいつしか白も目が離せなくなっていき…?
クーデレ幼馴染の小説家×一途で健気な大学生
二人で育むひたむきでピュアな初恋ラブストーリー

作品情報

作品名
あで始まって、るで終わる
著者
円路 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784824007544
4.1

(84)

(40)

萌々

(23)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
10
得点
340
評価数
84
平均
4.1 / 5
神率
47.6%

レビュー投稿数10

雰囲気だけで内容なし

お互いどこが好きだったんでしょうか?
家に縁側があったり、風景だの、雰囲気で読みとって感じがして萌えポイントが分かり辛くて。

白が小説家なのに、好きな相手に伝わらないとか、表現力に乏しいってそれで物書きやってられるものなのでしょうか。
口ベタだからこそ、作品に投影していることを察しって読み解けってこと?

起承転結分かりやすくして欲しい。

0

本当の意味がわかった時…

自分をぶん殴りたくなったのは、多分私だけではないはずです。
表紙は綺麗で優しげなのに、どんなエッチな作品なの?とタイトルで思い込み、読んでみたらこれまた可愛らしいピュアっピュアな秀作でした。
本当に爛れた自分を矯正しなければ……
まっすぐで可愛くて優しい一陽くんに癒され、多分自分のことを把握することが苦手な白くんとの、焦ったいような優しい、ピュアラブでした。
すごくシンプルだけど、とても美味しいおにぎりを食べた気分。スッと胃の腑に落ちるというか。
最後の最後まで読んで、タイトルの意味を把握して、ほっこりでした。

1

まっしぐらに片想い

子供の頃から小説家の白に片想いしてきた一陽。
そんな一途な想いは成長をしても変わることなく…。

ありがちな王道設定ではあるけれど、
白が一陽に少しずつ絆され、気持ちが変わってゆく過程が
とても丁寧に描かれていてよかったです。

両想いになってもこれまでとそう態度は変わらないけれど、
地味にデレる白にキュンとしました♪

長い長い片想いが実るエンディングでは
一陽を盛大に祝ってあげたくなりました。
描き下ろしではその後の二人のあまあまも♪


0

健気な受けが可愛い

大学生の一陽が小説家の白に片想いしているところから始まります。

恋愛小説のネタとして恋人役になっても全く意識されない一陽が可哀想でしたが、白に振り向いて貰おうと頑張っているところが健気で可愛かったです。

白は最後まで淡々としていましたが、ひょっとして妬いてる?もしかして好きになった?と白の言動から心の内を察してニヤニヤしてしまいました。

一陽が白の小説を読んだらどんな反応をするのか見てみたかったです。

身体を重ねたんだろうなと察せられる初夜と描き下ろしに事後描写があるだけで修正が必要な描写はなかったので、エロが苦手な方でも安心して読めると思います。

1

物書きの口下手、最高。

おそらくあの言葉かな…?と予想はできるものの、あえて明確に記さない印象的なタイトルに心を掴まれて。この言葉を選ぶまでの道のりを知るべく、わくわくで読み進めました。

物書きというと一風変わった人が多いイメージなのですが、白もやはりそういうタイプ。
熱量が低く掴みどころがなくて、感情に起伏がない感じ。
でもそこが彼の魅力であり、10年の片想いを選ぶほど一陽を惹きつけた部分だったのがわかります。

一陽はずっとずっと変わらぬ"好き"を持ち続けているけれど、簡単には白の気持ちが動かないことも知っていて。
そこにもどかしさも感じつつ、恋人契約によって少しずつ変化していくふたりの関係にドキドキが止まりませんでした。

長く一緒にいても触れられなかったところに、関係を変えるためあえて踏み込んでいく一陽。
そんな彼の勇気に対して白自身の想いが見えなくて、ハラハラして何度も胸がギュッとなりましたが。
一陽の想いはしっかりと届いて白の気持ちを動かしていったので、たくさんの努力の先に幸せが待っていてくれたことが純粋に嬉しく、こちらも幸せな気持ちになれたのでした。

一陽の心情が情緒的に表現されているところにすごく惹かれて、わりとさっぱりした白の心の内側との対比も面白かったです。
ゆっくりと流れる時間の中で育まれた愛をじんわり感じられた、素敵な作品でした。

5

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