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表題作服従すべき男

危険な香りを漂わせる傲慢な男 桐澤礼也
拳銃密売の捜査をする刑事 谷岡悠紀

あらすじ

「―俺に抱かれたいんだろう?」そう言い放ったのは、危険な香りを漂わせる傲慢な男。刑事である悠紀は、拳銃密売事件の情報を得るため、この男と一晩をともにしてしまう…。男が与える快楽に溺れただけで何も得ることができなかった悠紀は、今度は怪しいと噂されるヤクザの組へ潜入することに。だが、上手く潜り込んだ悠紀の前に再びあの夜の男が現れ、三百万で悠紀を買うと言いだして―。

作品情報

作品名
服従すべき男
著者
宮川ゆうこ 
イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434071805
3

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

いちおう刑事ドラマ、実はエロてんこ盛り

言い訳のように説明してしまえば、
これはいちおう、刑事ドラマの類なんです。
内容はともかく、設定だけは確実に。
主役・受様は、ごく普通にそこそこの正義感のある刑事。
普通に体育会系的男っぽい職場。(←警察なんだから、当然だわな。)
が…気づけば、話のスケールが異様なくらいにデカくなってる。
ICPOが出てきたり、殺し屋さんが横行したり。
主役・受様は、決して線の細い心根の受キャラではない。
普通にやんちゃな…まぁ健全男子の範疇だと思う。
が…この異様なまでの流されっぷりって、どうなのよ?
潜入捜査のためなら、後先考えずバージン捧げるってワケ?
…っていうか、アンタ、最初から最後までヤラれっぱなしじゃないのよぉ!
そう…最初から最後まで、無駄に無駄にお色気シーンが多すぎる。
もはや刑事設定なんて、必然性あったのか(?)なくらいに。
極めつけは、プールサイドで乳首にローターという、
多分にAV的なHシーンなのだが。。ここまでする必要、あっただろうか?
エロいのがお約束なのはBL界の常識。
でもエロければ、どこまでもヤッちゃって良いかというと、
ことこれに関しちゃ~本当にいろいろな意見がある。
エロくてなんぼの「ピアス系」もあれば、
センシティヴが売りの「ディアプラス系」もあるのだから。
どんなに綺麗でも、全員が全員拍手喝采するわけじゃないのがBLのエロ。
でもでも私は…今回、心ならずも萌えてしまった。
それは…やたらエロエロしてるこのお話の挿絵が、
異常にノーブルな絵柄だったから☆
やっぱり萌えの基本はギャップなんだよね~と、改めて思う。

0

エロエロはいいんだけれど、内容が薄くて残念!

宮川先生の作品は結構好きです。
読めば、絶対に宮川作品だ!
と分かる、先生の徹底している位、とんだ激甘エロっぷりは、先生の濡れ場シーンに対する熱い意気込みを感じさせてくれます。
特にオオカミシリーズのおバカエロさ加減は最高です。
そんな場所で、しかもそんな態勢で無理でしょう⁉︎
と思いながらも、毎回いろんなシチュエーションで頑張ってくださって飽きさせません。
その意外性は、腐女子の妄想と理想を思う存分刺激してくれて、萌させてくれるので、毎回作品を読むのが楽しみです♡
(でも…先生の新しい作品とはもう出会えないと思うと、とても悲しい気持ちで一杯です)

謎の男•桐澤 × 刑事の谷岡
潜入捜査中のデンジャラスラブ!

国内に持ち込まれた拳銃の行方を捜査をするため、潜入捜査する谷岡。
有力な情報をえるため、怪しい危険な男桐澤に近づき…流れで一夜を共にします。
処が…それきりだと思っていたのに、谷岡の危機に再び桐澤が現れて…⁉︎
インターポールから殺し屋まで、どんどん事件は膨らみ、巻き込まれていってしまう訳なんです(笑)
さあ、鍵を握る桐澤の正体は?
これは読んでいたら予想はつきます。
ただ、凄くネタバレになるので一応ここでは伏せておきます。

桐澤が男前の強引な攻様で、谷岡も男前だけど、危なっかしさがほっとけない受様。

宮川先生は刑事ものを描かれる事が多いんですけど、今回も潜入捜査という美味しいシチュエーションに絡めて、バリエーションたっぷりにエロも頑張ってました(笑)
緊迫したシーンにも関わらず、思う存分突っ走ってます!
でも、今回は少し走り過ぎた感が強かったかも。

私の中での先生の良さは、濡れ場だけに走り過ぎる訳でなく、せつないストーリー性や、ジーンと泣けるシーンも組み込んでくれている展開が好みなので…。
もう少しエロを抑えていた方が、面白い設定がいかさせたかな〜と思いました。

これを書くと、評価は分かれそうですけど!
結構微妙過ぎるシーンが出てきます。
屋外のプールサイドで、谷岡を裸にしてロープで木に縛り上げ、オモチャ攻めにして、それを観ながら楽しげに泳ぐ桐澤!
しかも真昼間(笑)
この他にもたくさんエロシーンが出てきます!
あなた達、本当に仕事してるのか?
不思議に思うくらい(笑)
谷岡もされて結局は喜んでいるから、人の愛情表現は色々あって奥深いな〜とも思いました。
でも、流され過ぎている印象の方が強くて、私的には萌えツボ率は、いつもよりは低かったかもしれません。

刑事ものといっても、エンターテイメント性の強い内容なので、シリアス重視の方には今一つかもしれません。
エロエロが苦手な方もご注意を!

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