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オメガバース。麦はΩで辛い学生時代を過ごしていたけど、偶然αの近江に出会いヒートをおこし、ヒートの時だけの身体の関係を要求しセフレのような関係をずっと続けていた。でも2人は両片想い。近江は将棋で4冠とるしイケメンだから有名人。そしてお食事会という名のお見合いをする。週刊誌をみて麦がそれを知ってしまう。麦はΩであるという事で凄く劣等感が強く自分は近江には釣り合わないと近江と距離を置いてしまう。お互い辛い時間で近江の方が決断して別れを切り出す。でもこれが最後という事に耐えられず麦は近江を引き留め気持ちを伝えやっと両思いに!少し焦ったかってですが、2人が恋人にステップアップ出来て良かったです。多分ページ数とか制限があるかもですが、もっと深く2人の時間経過が表現されたら良かったかなと思いました。オメガバースはあまり強く感じなくて軽めな感じなので、オメガバース初心者とかにはいいかもです。ガッツリの人には少し物足りないかもです。後書きでタイトルに関してのコメントがあり、それも是非読んでみて欲しいです。先生の思いが伝わって良かったです。
絵柄は繊細で美しく、背景も丁寧に描いてくださっていて素敵だなと思いました!
ただ、、、主人公がオメガ差別で虐められた過去があり、自信がないのを秀でているaに全肯定されて幸せになる話との事でしたが、、、
ビッチと言われてたトラウマや自信が無いのに、身体だけの関係を責任取らせる形で最初から提案したり、そのまま関係を長期間も続けている、、って正にビッチそのものな行動では、、と
また、主人公が自分からは何もプラスに動かない、ひたすら相手に肯定されるのを待つ、期待するばかりで、、
都合よく他人に期待してばかりのお姫様思考(自分からは頑張らない、愛されたがりなビッチパターン)に見えてしまっい共感も応援もしにくいなと感じてしまいました。
(離れた後ドア開けたのも未練がましさを相手に気付かせて期待する構ってちゃん、、な行為に見えてしまった、、)
主人公の顔が可愛い以外の魅力や、相手への好意ゆえの行動(相手の為に頑張ったこと)をもっと知りたかったな、、と感じました。
絵柄は本当に!可愛くて素敵なので、これから更に人気になっていく作家様だと思います。
囲碁のプロ棋士×書店員という組み合わせに惹かれて。
ガラス玉のような瞳に吸い込まれそうになりますね。
カバーイラストからしてもう、きっと切なさたっぷりのお話なんだろうなと期待をしてしまうわけなのですが、まさに期待通りの切ない両片想いの図が楽しめるかと思います。
ただ、メインに描かれているのはうまくいきそうなのに長年ぐるぐるとしている先輩後輩2人だったので、興味を惹かれた職業設定はあまり生かされていなかったかなともったいなく感じるところもあり…でした。
てっきりもっと重たい過去があったのかと思いきや、読んでいてそこまで深刻に見えなかったのは、近江からの麦への感情がダダ漏れだったからかもしれません。
全体的に繊細で綺麗でちょっぴり切ないお話です。
とっても綺麗なのだけれど、やや物足りなさも感じます。
もう少しストーリーに波があればもっとリズム良く読めたのではないかなとこちらの評価になりました。
登場人物に深みと奥行きがほしいです。
お話しは自体は難しさが然程ない、切ない系オメガバースです
切ない、と言ってもドロドロに入り組んだ抗えない事情で沼る、、、という程でもなく、かと言って薄い背景でもないのでパラパラ読んでしまう、という事もないのです
良くも悪くもお話しに波がないので読みながら感情を掻き乱される、という事なく読み続けられました
激しい起伏がないからこそ2人のキャラに焦点があたって理解度が高まった所は良かったです
近江君の一途さ、麦君の儚カワイさがこれでもか!って位に心を掴んで来ます
こういうCPだからこそ味わえる守りたくなる可愛さに溢れてました
萌え心をくすぐられますね
一方、そうなるよね、、、という流れ自体が平坦というか予想外な事が起こらなかったな、という点もありました
たぶん近江君のお家事情などがもう少し突っ込まれてお話しに絡んでいたらまた展開もあったんじゃないかな?と思ってしまった所が少し物足りなかったかな?と感じました
初めて拝読した作家さんでしたので少し甘めに今回は評価しました
絵のキレイさと丁寧なエッチシーンも良かったのでそこもプラスです
番外編か続編があったら読みたいな~と思います
創作BLをされていた頃から応援していた作家さん。
儚げな絵柄と物語でいつもなにかが零れ落ちそうな切なさを描かれています。
今作は美形で囲碁の四冠のα近江と高校時代に発情アクシデントで初体験をしてしまった臆病な書店員のΩ麦のお話です。
本の帯に書かれたコピーの「セフレ以上、番未満」が発情期の時だけ身体を重ねるふたりの関係そのものですが、いわゆる両片想いになります。
麦も美しいのですが、中学の頃にΩということでいじめられたせいで自分に全く自信を持てません。そのため、近江を縛り付けている自分を卑下し、自分より相応しい相手がいると身を引きます。どんなに近江が好きだと言っても、その言葉を信じられない可哀想なΩです。
近江も好きなのに素直になれず、自分のせいで傷ついているのを見るのが辛くなり、麦のそばから離れようとします。
ふたりとも発情期の間しか会えないと思い込んでいるので、長い間まともに話をしていません。そのためエッチなシーンは多いのですが、互いの気持ちをすり合わせることをしていません。相手の行動をよく見て考えれば自分のことを好きだと分かるんですが、それも自分にとって都合がいい考えだと思い込んでいます。
こちらからすると煮え切らない関係に歯がゆく思っちゃいます。壊れそうな繊細なで、まさしく両片想いの切なさでした。
そしてとうとう近江が麦の部屋の鍵を返しに部屋にやってきます。そこでやっとふたりはちゃんと話し合い、互いの気持ちを伝え合います。両想い後のエッチ、とても素敵です。楽しんでください。
淡くて繊細な絵柄と違うミニキャラもとてもかわいく描かれています。グッズなどあったらいいなと思いました。
話と話の間にミニイラストがあります。それがめちゃくちゃかわいくて、素直なふたりの気持ちを知ることが出来るので、話毎にニヤニヤしながら振り返りをしていました。
そういったものがあるのはコミックスならではの楽しみですね。