特典ペーパー付
魅惑の香り溢れる 吸血衝動
私だけかは分かりませんが結局受けくんの血だけに攻めさんが惹かれる明確な理由が、この一冊では読み取れず。読み終えたあとに、ん???となってしまいました。
ルーマニアの祖母の血を引いている受け、昔ルーマニアで暮らしていたダンピールの攻めさん。そこで受けくんの血が美味しいに繋がる何かが、あるのだろうなと軽く思ったのですが、もう少し分かりやすい感じで本編にあればと思いました。か、続編がありそちらであきらかになるのか。
また、怪しい吸血鬼たちの登場があったもののそこのオチもあまりしっくりこなかったです。殺す殺さないの不穏な展開があったものの、誓約書の方であっさり?いや、攻めさんが圧倒的不利(受け君が誓約書を破ると発動する呪いがかけられたので)な終わり方にもとらえてしまえるので、別の方法またはここで受けくんの血が美味しい理由と繋がる何かがあればまた面白い展開になったのかなと感じました。
絵はとても綺麗かつ設定にこっている感じがして作品に愛が込められているのはとても伝わってきました!
孤独な吸血鬼(正しくはダンピール)×ピュア大学生。
ルーマニアのクォーターの大学生・光浩は
大学で出会った先輩の宙に惹かれてゆきます。
初対面からミステリアスな雰囲気プンプンな宙の正体は
吸血鬼と人間のハーフのダンピールでした。
けれど、彼の秘密を知っても一途に想い続ける光浩が健気で
可愛らしかったです。
はじめは自らの性質から光浩を遠ざけていた宙でしたが絆されてゆきます。
人見知りな光浩でしたが、宙の事情も全てを受け容れるその姿は
ワンコながらも聖母みが溢れておりました。
守っているようで実は守られているのは宙の方なのかも?
またひとつ私はドコで使えるのかは謎だけれど…wな知識を得てしまった…٩(๑´3`๑)۶
その名も「ダンピール」‼
吸血鬼と人間のハーフの事らしいですがダンピール=悲劇の存在として捉えられる事があるようですね
今迄も吸血鬼とのハーフは読んだ事があったと思うのですが「ダンピール」という呼称がある事は今回初めて知りましたし言い伝えとかもググったら出て来て面白かったし個人的に勉強になりました♪
今回はそんなダンピール設定な攻めさんとド級に内気というか自己肯定感低めな受けちゃんのお話しです
最初は受けの光浩(みつひろ)の性格が余りにも後ろ向き過ぎて少々もどかしいな…とも思ったんですが、攻めの宙(そら)先輩の魅力が強かったのでこの2人がどんな恋をしていくのかな?と興味を持ち読みました♪
全体的にはすごく素敵なお話しです♡
キレイにまとまってるしエロい所はエロいし、切ない所はしっかりキュっとさせてくれますので緩急はあって読み易いです!!
ただ、、、色々細かい所は気にはなるかな~という点はありました
・200年生きてきた宙先輩、、、年を取らない宙先輩への今迄の周りの人達の反応とか扱いが微妙に分からないしこの先は2人の寿命の差的なトコはどうするんだ…???というそもそもな根本的な設定が少し緩いような気がする
・不死身の吸血鬼設定のようですが、宙先輩のお父さん吸血鬼の死はあっさり書かれてましたがなんで死んだん…?
・追手のような役で登場した吸血鬼2人組、、、宙先輩と光浩の距離を近付けて気持ちを確認する為だけに登場した感が強過ぎたのが残念…唐突感が否めない…
・光浩がルーマニアに居た時に宙先輩とニアミスしてる的な匂わせは回収ナシなのかい???
ナドナド、、、小姑のような気になるぅ~を挙げ始めてしまうとツッコミ所はある作品かな~。。。とは思います
それでも…!
吸血シーン×えっちの官能さやお互いがお互いを好きなのはすっごく伝わるし、作中で「好き」が「愛してる」に変わるんですが、結構「愛してる」セリフにはちょっと身構えちゃう私でもこの2人の「愛してる」には納得出来ちゃう♡って思える両想いっぷりにはNon Stopニマニマ♡で楽しめます(ΦωΦ)フフフ…
なので細かい事は一旦置いておいてファンタジーな設定に酔いしれるモードONで楽しむぞ!!と思って読むと、2人の愛おしい時間に「お幸せに♡」と見守り気分で楽しるんじゃないかな~と思います
天文部の人々が2人はキスもまだなんじゃない?と思ってる裏でガッツリエロい時間を過ごしてる2人///♡///というシチュエーションエロスを楽しむのもまた一興、といった所でしょうか?
そんなにエロシーンは多い訳ではありませんが修正が高修正なのでストレスレスで楽しめた所もおススメPOINTです♪
宙先輩のtnkは光浩の顔位…!惜し気もなく描かれておりました~
電子ですが恐らく紙本と同様の修正で白細短冊2本程で血管、筋あり、濃淡ありでしたパチパチパチ‼
この辺も含めて、、、
評価は…気になる点はあれど、、、
萌えたかどうかで言えば大変萌えましたので♡
という事で少々甘めですが萌2にさせて頂きました (ღˇ◡ˇ*)♡
吸血鬼のお話が好きなので迷わず購入。
表紙の吸血シーンがものすごくエロくて、そっちに偏り気味なのかなー?と思っていたけれどそんなことはなく、わりと切なめな展開でした。
というのも宙がただの吸血鬼ではなくて「ダンピール」だったから、なのでしょう。
ダンピールとは吸血鬼と人間との混血で、純血の吸血鬼を唯一殺すことができることから命を狙われる存在なのだとか。
両親が亡くなってから吸血鬼に追われることになり、ずっとひとりきりでその日々を乗り越えてきた宙。
今は日本で大学生としてしっかり溶け込んで生活しているけれど、どこか周りを寄せ付けない空気感を纏っているその理由が本当に切なかったです。
はじめは後ろ向きな自分を優しく励ましてくれる宙に惹かれた光宏ですが、宙の抱える孤独を知ってまたその気持ちも変わっていって。
恋心と共に育まれていく温かな愛をしっかりと感じることができました。
命を狙われてしまうハラハラな場面もありましたが、そこも愛の力で乗り越えたふたり。
お互いに強く惹かれあっている様子にほっこりしつつ、これからもずっと幸せでいてほしいなと思ったのでした。
過去に会ったことがあったような描写がすごく気になったのですが、それは回収されておらず。
ふたりの今後も含めて続編としてぜひ見てみたいです。
初読みの作家さんでしたがものすごく絵が綺麗でとても好み…!他の作品も読んでみたいと思います。
クォーター故に派手な見た目の光浩。
大学入学と同時に、気分を変えたくて自らヘアカットしたが、結果失敗。
新入生オリエンテーションの後、サークル勧誘をしていた先輩に、案の定光浩はヘアスタイルの件で声を掛けられてしまう。
天文学部へ連れて行かれ、独特な雰囲気を持つセンパイ(攻め)に髪をカットし直してもらい、、、
カット後、天文学部へ入る気がなかった光浩だが、このあとの呑みに攻めも来るからどう?? と押し切られ、参加。
そこで攻めに精神的に助けられ、入部を検討するようになる。
が、そのまま酔っ払ってしまった光浩は、家まで攻めに送ってもらい、、、(記憶はなく、翌日その事実を知って焦る)
近寄り難い、一匹狼的センパイ(攻め)。
実は色々秘密がありそうで、、
でも、優しくて。
こんなふうな声掛けや行動が取れるのは、なぜなのかと思っていたら、、、
終盤、実は攻めはダンピールで、不死身な吸血鬼を殺める力を持った唯一の存在で、追われる身だったと判明します。
切ない…涙
前半の受けのモダモダ感からは、想像できないほどの緊迫感に包まれ、ドキドキが止まりません。
また、螺子先生のイラストが美しいので、より一層その雰囲気を際立たせているのかもしれません。
そして、tnの修正について。
こちらは前作のラズワルド~で、修正甘いなあ(ニタリ)と思っていたので、今回も期待しておりました!
やはり!
やはり!!
最後に攻めの甘々修正な巨tn! 来ましたね!!(紙本)
ぜひにそこを確認していただき、ガン見していただきたいです。