ミステリアスな執着イケメン×恋愛に奥手な建築家 記憶喪失からはじまる依存LOVE

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甘噛みと白昼夢

amagami to hakuchuumu

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表題作甘噛みと白昼夢

加瀬冬磨
謎の多い隣人、自動車整備士、22歳
道下葵
恋愛に臆病な建築家、29歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P)
  • カバー下:CPプロフィール/イラスト/あとがき

あらすじ

建築家として働く内気なゲイの道下は、マンションの隣人・加瀬に密かに恋心を抱いていた。いつもマスクで顔を隠している加瀬とは滅多に会話もなく、道下は眺めるだけで満足していた。そんな折、大事故に巻き込まれかけた道下を間一髪で助けてくれたのは、偶然通りかかった加瀬だった。しかし、道下を庇って大怪我をした加瀬は意識不明の重体で病院に運ばれてしまう。ようやく目を覚ました加瀬だったが、なぜか道下のことを「兄さん」と呼びながら甘えてきて…?

作品情報

作品名
甘噛みと白昼夢
著者
螺子じじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796417020

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65

4.3

(67)

(38)

萌々

(18)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
287
評価数
67
平均
4.3 / 5
神率
56.7%

レビュー投稿数13

No Title

隣人の加瀬に密かに想いを寄せている建築家の道下。
ある日、事故に巻き込まれたところを加瀬に助けられますが、
加瀬は意識不明の重体になってしまいます。
そして、ようやく目を覚ました加瀬から「兄さん」と呼ばれ…。

ミステリアスな展開に1話目から引き込まれました。
加瀬はどうして道下を“兄”として認識してしまったのだろう?
加瀬の過去に一体何があったのか?
浮かび上がる疑問符にページを捲る手が早まります。

“弟”として目覚めた加瀬は記憶だけではなく性格も変化しており、
“兄”である道下にべったりと甘える姿は記憶を失う前とはまるで別人です。
懐いてくる加瀬を前にキュンとしつつも、時折彼が道下に見せる執着に
ぞくりとしてしまいます。

二人が“”兄弟“”というのはあくまで加瀬の記憶喪失に合わせてなだけあって、
後には身体を繋げるにようにもなってゆきます。

果たして二人の関係はどうなってゆくのか…?

0

突然始まった「兄弟」としての生活…!!

初めての先生です。表紙とお試しのページの絵の美しさに惹かれて購入させて頂きました。

建築家として働く内気なゲイの道下は、マンションの隣人・加瀬に密かに恋心を抱いています。いつもマスクで顔を隠している加瀬とは滅多に会話もなく、道下は眺めるだけで満足しています。そんな折、大事故に巻き込まれかけた道下を間一髪で助けてくれたのは、偶然通りかかった加瀬でしたが、道下を庇って大怪我をした加瀬は意識不明の重体で病院に運ばれてしまう。ようやく目を覚ました加瀬でしたが、なぜか道下のことを「兄さん」と呼びながら甘えてきて…?

突然始まった好きな人との同居生活が、見ていてとても可愛かったです。記憶をなくした加瀬は猫のぐりと同じように甘えてきて、最初のクールな印象とは違って、綺麗で美しく身体は大きいのに不器用だったり褒めてもらえる事を喜んだり。本当の兄弟ではないものの、生活を通して仲良く暮らしている様子ににっこり♡♡
話が進むにつれ、道下も加瀬もそれぞれ隠していた苦しい過去にぶつかりますが、素直な性格の2人なのですれ違っていてもちゃんと話し合う事ができる、素敵なカップルになっていくんだろうなと思いました。
電子ですが修正白短冊です。

1

夢にまで見た温かな愛を手に入れる話

【あの愛情がほしい。独り占めしたい。こっちを見てほしい(加瀬)】

エロス度★★★★

おやおや。片想い相手が記憶喪失となり彼の兄を演じることになるとは、なんという幸いなのでしょうか。

ミステリアスなイケメン・加瀬と恋愛に奥手な建築家・道下が紡ぐ祝福の物語。

兄を演じる道下に対して甘えん坊になる加瀬が可愛くてキュンとしたのと、兄に対するものとは思えない独占欲・執着を垣間見せるのが魅力的で、片想い相手からベタベタに甘えられる道下の複雑な心情もツボります。

ミステリアスだった加瀬の背景の衝撃、さらに道下を兄と認識した理由など、孤独を抱えた者同士の救済が尊かった。

5

白昼夢みたいな、

絵がめちゃくちゃ好みで、新刊が出たら絶対買おうと決めていた螺子先生の作品。
今作も変わらず美しくてどこを見ても目が幸せでした〜

ストーリーは、ただの隣人だったふたりが事故の後兄弟を演じることになるという、ちょっぴり変わった"記憶喪失モノ"。
記憶を失くした加瀬が道下を「兄」だと認識したことで、不思議な同居生活が始まっていくわけです。

病院で目を覚ました時から加瀬の執着はものすごくて、道下に対するソレは本当に兄に対してのものなのか?という疑問も抱きつつ。
そこから加瀬が記憶を取り戻すまではわりとあたたかい日々となっていて、楽しそうに暮らすふたりの姿には微笑ましさすら感じます。

ただそもそもが本当の兄弟ではないし、道下ははじめから加瀬のことが恋愛的に好きなので
そのまま暮らしていけるはずもなく…
加瀬の記憶が戻る前後は苦しい展開が続き、一気にシリアスモードへ。
それぞれにとって切ない時間になってしまうので、どうなってしまうのかハラハラしました。

でも。すんなり?というか、絶妙にうまーい具合にすべてがまるく収まり、思っていたよりもずっと幸せムードあふれる結末へと繋がって。
まさしく白昼夢みたいなお話だったなぁ。と思いました。

身寄りがないからとか、兄だと信じ込んでいるからとか。そんな理由で加瀬のことを道下に任せた病院側の対応は「うーん??」となったし
結局加瀬のことは実の弟になんて説明したのか?というのも気になったし。
細かいツッコミどころが多かったのはちょっぴり残念だったけれども。
ふたりの日々にはしっかり萌えられたので
モヤモヤすることなく読み終えられたかなと思います。

3

キャラの配置とエピソードの紡ぎ方が好みでした

1話目でのお話しの掴み方が素晴らしい~~~
加瀬さんのあのキャラの振り幅は狡い位に上手い!!
道下さんじゃなくてもズキューンってしちゃいますねw

今まであんまり見たことのない距離感での記憶喪失キャラとの同居!
実際にあったらかなりチャレンジングだけど、鍛えたBL脳で読む分には許容範囲で寧ろ楽しめる設定という魅力に軍配が自分の中では上がりました♡

全てを深く掘り下げるって感じの進み方ではないけれど、しっかり読み取れる位の分量でエピソードが紡がれていきます

上手だな~って思ったのは道下さんの弟の存在
最初、弟の登場の仕方にあんまり意味を感じなかったのですが、それが分かって来る展開の見せ方はすごく「あ~だからか!なるほど!」って納得してスッキリ
匂わせるのではなくほんの少しの違和感だけを置いておいてサラっと回収する感じはすごく好きな読み方でした

すごく全体的に読んでいて「読む楽しさ」と絵を「見る楽しさ」を並行して楽しめるとても満足な1冊でした♡

1点だけ・・・もうどうでもいいけど気になったのはあの突然の鉄骨崩壊事故!
あれはガッツリ工事施工会社から慰謝料貰える案件だよね?
加瀬さんがあの時既に道下さんを認識して、静かな執着を募らせてくれてて本当に道下さんは助かったよね・・・と心から思いました

そんな静かにアツい男、加瀬さん
加瀬さんに関してはお仕事の事とか、なぜマンションであんまり良くない感じの噂をされるのか?(そんなに目立つような事をしてる感じは見えないのにな)など過去と道下さん関連以外の情報はもう少しだけあったらもっと惹かれたな~って思いました

最後に♪
猫好きさんには是非見て欲しいとっても可愛い保護猫のぐりサンがおります♡とっても癒される存在
頭をぐりぐりするぐりサン・・・可愛さの破壊力が抜群でした♡

3

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