電子限定かきおろし付
表紙買い大推奨!
小説の絵師でお馴染みの作家さんだけあって、
とっても眼福です…!+゚。*(∩´///`∩)*。゚+
表紙でなんともいえない色気を纏う攻め様は
作中でもずっと!どの角度でも!カッコイイ!
雰囲気・イメージが崩れるところもありません。
ずっとカッコイイ。ずっと眼福。
そして受け様の涙の理由を知ると
思わずもらい泣きしてしまったほどグッときます。
めっっっっっっちゃ良かった…! (;///;)
もちろんストーリーも良いのですよ。
しっとりとした色香が感じられる雰囲気があり、
季節が感じられる美しさの中にポツンとした穴。
何かを忘れているもどかしさが切なく、
それを包み込む優しさが甘く感じられました。
温かくて素敵なお話です(;///;)
(作者さんのXで1話が公開されてますので、)
(気になる方は是非チェックしてみて下さい^^)
さてさて。
鬼が四季を司る世界観のお話です。
鬼の美しさや心の状態は季節に反映されるので、
鬼が安定していると人間も過ごしやすい状態に。
(リアルを当て嵌めると昨今の猛暑は)
(夏の鬼様が荒れ狂ってるってことになる)
(どうか静まり下され…祈)
攻め:立夏
夏を司る鬼です。
過去にある理由で邪氣を使い果たしてしまい、
今は少しずつ回復させている途中にあります。
邪氣回復は基本的に眠ること。もしくは、
他の鬼の精気や唾液の摂取で大幅に回復します。
受け:涙
梅雨を司る鬼です。
立夏の弱体化に伴って夏の補佐をするために、
梅雨を担当する第5の鬼になりました。
梅雨が過ぎても夏の間は立夏と暮らし、
立夏の身の回りの世話をして過ごしています。
邪氣回復の名目で攻めフェ…やらチューやら
イチャイチャして仲良く暮らしてるんですが、
(※付き合ってない)
ある日、涙は胸がザワつく夢を見るんですね。
夢の話を立夏にすると、
何か知ってるような感じで妙に歯切れが悪い。
聞いても「秘密」と答えられてしまってーー。
あの夢は一体何…?
立夏が邪氣を失った過去とは…?
といった感じでストーリーが展開します。
いや~~~~~もうね。
しっとりとした感じの話運びがめっちゃ良きです。
色気をまとっててグイグイと引き込まれました。
色香はキャラビジュアルも影響もあるのかな…?
立夏はもちろんのこと、
春・秋・冬を司る鬼も全員もれなく+゚。*美*。゚+
鬼同士のやりとりも眼福で魅力的なんですよー!
ちなみに一番絡んでくるのは秋の鬼で、
今回ストーリーを進める要になっていました。
(何も話さない立夏では進まなかったと思ふw)
秋の鬼が余計なことをして、
立夏がブチ切れてるシーンがめっちゃ好き…!
(え???顔近すぎん????好き!)
コレ↑涙がいる間は穏やかに微笑んでるのに、
涙が帰ったあとにバチバチにキレるのがド萌え。
キレてる部分は涙に見せないのがめっちゃ良い。
で。
立夏と涙の間には大切な思い出があるんですが、
今の涙は忘れてしまってる状態なんですね。
なので2人の思い出だったはずが、
立夏だけの1人の思い出になってしまった。
口には決して出さない切なさがジンワリと伝わるのです。
記憶喪失とかで片方だけが覚えてるアレ、
めちゃくちゃ萌える質なのできゅ~~ときました。
本当のことを伝えない立夏の気持ちがグッとくる。
立夏はすごくすごく優しい鬼なんですよ(;///;)
表紙で大粒の涙をこぼしている涙ですが、
実際は泣かない子です。泣けない理由があります。
他人を慮ってばかりの涙の我慢強さと
涙の幸せを願っている立夏の思いが重なって、
胸にグワッと込み上げるものがありました(;///;)
読後にタイトルの意味が理解できる仕掛けも良き…
他にも小鬼が実質猫チャンで可愛いし
鬼に付いてる動物(立夏は狐・涙はツバメ)など、
モフモフ要素も魅力がたっぷりで満たされました♡
ただ一つ名残惜しい点は、
冬の鬼の登場が少なくない?
これで終わらせちゃうの…?
こんな強キャラほっとくの勿体ないよ…?
秋も冬ももっと見たいよーーー!。゚(゚´Д`゚)゚。
続編もしくはスピンオフ求む!!。゚(゚´Д`゚)゚。
こちら、表紙買いして本当に大正解でした〜!!✨
美麗な表紙と絵、そしてストーリーにのめり込み、読んでいる間中うっとりとため息をついていた気がします。
モフモフ好きな方にも強力プッシュしたい…!可愛い狐、琥珀のもふもふが堪能できます(*´˘`*)♡
ページを開いた初っ端から立夏(攻)をモフッと包んですうすう眠っていて眼福。
紙本で購入したのですが、帯の右下にちょこっと顔を出している小鬼(猫ちゃんにちっちゃいツノが2本生えてます)も可愛くて悶える…
こちら、四季の中の「夏」を司る鬼・立夏(攻)と「梅雨」を司る新人鬼・涙(受)との恋模様が描かれる和風ファンタジーです。
涙の夢の中で、立夏と仲睦まじく話している人間の男の子の正体とは?
”涙”という名前の由来は?どういった経緯で涙は新人鬼として立夏と共に過ごし働くようになったのか?
そんな疑問が後半、二人の出会いの物語と共に明かされていき…
序盤、「邪氣の交換」なんて言ってお誘いをかけた立夏だけれど、自分の大切なものを削ってまでして立夏を手元に置こうする、深い深い愛があったのだなあ。。としみじみ愛を噛み締めました。
梅雨明けもまだで、気分の晴れない天気が続いていたけれど、この作品がきっかけで梅雨と夏の景色を見る目が変わりそうです。
描かれていたそれぞれの季節の風景も、二人のキスシーンやえちも(足元だけフォーカスして描かれているシーンも最高に麗しかった…)、何もかもが美麗でただただうっとりため息もの、の和風ファンタジーでした。美麗…!
季節を司る鬼たちの切なくも愛に溢れた物語!
もう美しくて何度も読み返しては感極まっています。
強くて美しくて誰よりも何よりも涙の事が大切で大好きな立夏にキュン♡
涙が健気で鈍感で無自覚エッchiでとにかく可愛すぎるでした。
そんな2人の甘く(時に切なく)美しい恋物語。
ラストはナミダとニヤニヤが止まりませんでした!!!!
絵がすごく繊細で綺麗で、ストーリーも優しくて、読み終わった後にすごく優しい気持ちになるお話でし。
琥珀や小鬼たちも可愛くて癒されました。
素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。
古澤エノ先生、コミックスは初だそうですね。本当におめでとうございます。
昨年の秋庭で同人誌の表紙に一目惚れして、ビーボーイゴールドを購読しつつお待ちしていた本作。実際に紙になって拝読すると、なんだかふわ〜と世界に引き込まれるような、そんな気がいたしました。
ストーリーはあまり難しくないです。でもそこに日本の情景とか季節感とか、空気感のようなものが感じられて、自然に引き込まれていきます。先生の感受性のようなものが瑞々しく伝わってきて、この作品の魅力になっている気がします。余白というのでしょうか…入り込める余地があるというのでしょうか。この作品の場合、そこにとても惹きつけられ、良いと思いました。
モノトーンの画中に、鬼の目の赤さや、木立の緑、着物の皺、髪の艶やかさを感じてしまう…その艶やかな世界はシンプルなストーリーを幾重にも魅力的にすると思いました。普段小説ばかり読んでいる者ですが、古澤エノ先生の作品には詩情がありました。1コマ1コマの切り取りが美しく、全部バラバラにしても絵になるな…と思いながらうっとりと拝読いたしました。
ネタバレは避けたいので、是非読んでいただきたい作品!とまとめておきたいと思います。ちょうど季節ぴったりに発刊されましたので、この夏何度も読み返したいと思いました。
あまりにも美しい表紙で、一目惚れ購入してしまいました。
表紙だけでなく作画もとても美しく、特に季節を司る鬼達(季鬼)の衣装が和風な中にもオシャレで美しく、それぞれの個性も引き出された素晴らしい衣装だと思いました。
名前なんですが、季節に因んだ鬼達の名前そして一緒に居る動物達の名前もとても素敵です。
そして、主人公の名前にはただ美しいだけでなく、命名した人物の尊い気持ちが込められていたのも、とても心に響きました。
お話としては、新人の季鬼になった涙は梅雨の季節を担当しているんですが、夏の季節の立夏の力が弱まっているので、彼のお世話をしながら、梅雨から夏にかけて人間界に降りてきて二人で過ごしているという設定です。
そして涙は季鬼になる前の記憶が無いんです。
それでも季鬼になって何年目かで涙は美しく成長して、立夏の身体を見るとドキドキしていて。そんな涙に鬼の力を効率的に取り戻すには他の鬼からの邪氣を取り入れると良い言われ。少しずつエッチな行為をしていくんです。
立夏も涙もお互いを大切に思っている気持ちは凄く分かるんですが、その気持ちがいつから芽生えたのか?というのが、過去の回想から分かってきます。
ずっと泣くのを我慢して健気に生きている少年が、初めて涙をみせる相手に選んだのは?
涙が鬼になった経緯を知ると、とても二人の純愛のような気持ちを感じました。
最後まで読んで再度表紙絵を見ると、ここでの涙の顔がとても美しく描かれている理由が分かりますし、この表紙をもっとずっと好きになりました!
二人の今後も見てみたいし、他の季節の鬼も皆個性が強くてもっとこの鬼達との絡みも見てみたいと思いました。冬牙と立夏の因縁みたいなお話も気になります。読み終わってからしばらくこの美しい世界に浸れます。