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エロエロだけじゃない
本来ならエロエロな作品は苦手なんですが、こちらのシリーズはエロだけではない面白さがあるので毎回紙本で購入してます。今回も何度かクスッとさせていただきました。たまち先生天才ですね。
吉塚に敗北した水巻が西戸崎にハニトラをかけようとした者がいたと告白した事から、吉塚は母親と会って跡継ぎ問題に決着しようとするんです。悩める吉塚を励ます西戸崎が意外にも男前でした。西戸崎の前向きさが光ってました。
この作品の良さはシリアスな事柄を扱いながらも、空気を読まない吉塚の変態性やそれを冷めた目で見る西戸崎の表情が面白いんです。
そして吉塚の母親サイドのお話もあって、決して彼女が悪いだけでは無いと分かるんです。もしかして直接対決で吉塚母子は理解し合えるのではと思うのですが、主人を思うあまりに暴走気味の執事の春日が鍵だと思いました。
そんな春日を思う協力者である大我が去った所で終わったので続巻が待ち遠しいです。
また、吉塚の地元の親友であるマサのキャラが濃ゆくてお気に入りになりました。弟の亜蘭もキョーレツで田川兄弟の再登場を願ってます。
カバー下漫画から続く描き下ろしの「魔法少女系DK！サイトザキ★ミナト」のチポンのキャラデザは不採用ので読みたかったです。www
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