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表題作拾った猫の愛し方

藤城遊馬
紫苑拾った弁護士
萩原紫苑(シオン)
美容師

同時収録作品拾った猫の愛し方

ハルユキ
紫苑の元カレ
萩原紫苑(シオン)
美容師

その他の収録作品

  • 描き下ろし:at later date
  • あとがき

あらすじ

世話焼きな弁護士・遊馬は、
仕事で泥酔した夜に、道路に転がっていた美容師・シオンを助ける。
しかし翌朝シオンから、身に覚えのないキスマークや歯形だらけの身体を見せられ
「覚えてないの? えっち」と言われ…大混乱!
俺いったい何した???
仕事中毒の遊馬だけど、シオンに押しかけられてから
手作りごはんを一緒に食べてほんわかしたり…小さなケンカしたり
いろいろ調子が狂いっぱなしで…。
正反対な2人が繰り広げる、むずキュンBL

作品情報

作品名
拾った猫の愛し方
著者
笹宮じろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799768532
4.2

(38)

(16)

萌々

(15)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
159
評価数
38
平均
4.2 / 5
神率
42.1%

レビュー投稿数7

幸せになれて良かった

同人誌きっかけから,この作品を知りました。
同人誌から入りましたが、この元となった作品もとても良かったです。
きっかけは酔っ払って帰った時、相手を拾うところ。
これはBLあるあるでもありますが、好きな読者も一定数いると思います。が、その拾った子は元カレからDVを受けていた子なんですよ。見た目はビッチな綺麗な男の子シオン。
朝起きて、全身キスマのシオンを見て慌てた遊馬は翌朝、追い出して。
もう会わないと思ったら、美容院でシオンと再会。
帰宅すると、シオンがまた来ていて。

ほんとは逃げてきていた。DVの彼氏から。
それを酔って忘れていたのは自分だと、気づく遊馬。

遊馬が弁護士っていう設定も重要で
DV、そのきっかけ、パワハラ
色々が重なって、すごく読み応えのある作品でした。

可愛い受けちゃんが幸せになる姿を見るのが、何より幸せなので、最後のシーンはジーンときました。
2人の今後もまだまだ見ていたいです。

1

表紙絵がめちゃくちゃ好き。

人助け弁護士さんとDV彼氏から逃げる美容師のお話。
拾った男を家に連れ帰って救ってあげる、王道ストーリーかな。同僚女性と一緒にいる姿を見て勝手に誤解して逃げるのもよくあるやつ。
内容は綺麗にまとまってる感じで、これといって刺さるところもありませんでしたが、絵が好みでキャラの表情とかもいちいち可愛くて、そこで萌え度が上がりました。表紙絵がめちゃくちゃ好き。
紫苑とDV彼氏との問題は、遊馬の関わり方があくまでもサポートといったスタンスで、紫苑に本音を吐露する機会を作っている感じが良かったです。
もし次があるなら、他人を助けてばかりの遊馬が紫苑に助けられる展開が見たいな。

1

次作品も読もうと思った

タイトルや表紙のイラストの印象から、穏やかでほのぼのしたお話なのかと思っていましたが、かなり深刻かつ重たいお話でした。
しかし、絵柄がかわいいのと、お話の流れ、登場人物の会話が優しのとで、読んでいて胸が苦しくなることはありませんでした。
ふんわり優しいハッピーエンドで、今の時代らしいお話だなと感じました。

怪我をして道路に倒れている若い男を拾う弁護士が放っておけない、と保護をして、なつかれて交流が始まります。
拾われた男性は住所不定無職などではなく、美容師、ちゃんと手に職を持っていて、自分の生活の基盤はありつつ、元彼から受けてきてあれやこれやにすっかり感覚が麻痺してしまっている様子でした。
思考停止してしまっているようで、ちょっとあり得ないなと感じたのですが、DV被害者として考えると現実味があるようにも感じました。
いい意味で漫画っぽくない人物像でした。

拾われた男は、ストレス発散のはけ口にされていただけで、ゲイではなかったように思います。
ノンケとノンケが、出会って、お互いの人柄に惹かれて、性癖は関係なく、両想いになっていったのだろうと感じました。
いい意味でBL漫画っぽくない、誇張した表現がないのが好ましかったです。


作品の内容とは関係のないところで、途中で引っかかって、最後まで気持ちが悪かったのが、日本語の間違いです。
現代語はどんどん変化していっており、新しい言葉遣いが生まれているのは理解しますが、明らかに間違った言葉遣いは、編集者が指摘して直すべきです。
後で後悔する、は漢字を見てもわかるように間違いです。
(拝見させていただく、なども別作品で散見しますが、読んでいてひっかかるし、興ざめするので、出版社、編集者でちゃんと指摘、訂正してほしいと切に願います)



1

読み応えのあるストーリー

弁護士の遊馬と美容師の紫苑。
偶然の出会いから始まるふたりのお話でした。

「道端に倒れていた人を介抱して家に連れて帰る」という、BLあるあるなところから始まりますが。
その後の流れが遊馬の職業を絡めたストーリーになっていて、王道っぽくもありながらそれだけではない展開に引き込まれました。

紫苑はわりとノリが軽めなのでチャラい人っぽくも見えるけれど、それは心の傷を隠すためにしている紫苑なりの強がりなのがわかっていきます。
本当はすごくツラくて怖いのに、誰にも助けを求められずにひとり戦ってきた紫苑。
そんなときに遊馬と知り合うなんてものすごく運命的で、たくさんの偶然が重なってくれて良かった…!と心から思いました。

遊馬はものすごくいい人!というわけではないけれど。
事務的に仕事をこなすために紫苑を助けたのではなくて、心から寄り添ってくれる根っこの優しさが伝わってきます。
遊馬自身も気持ちを動かしながら紫苑を救っていくのが本当に格好良かったです。
紫苑だけではなく元カレにも手を差し伸べるスマートな部分もすごく素敵でした。

そして。本編ラストの想いを伝えるシーンの遊馬が最高すぎて痺れまくり。
反則級の格好良さに悶えました(笑)
紫苑があんな反応になるのも納得。
からの、描き下ろしのイチャイチャもものすごく良かった…!
お付き合い後の甘々なふたりもぜひ見てみたいなと思いました。

3

拾った猫に絆され、拾われた猫は天然タラシの前に陥落

【俺いつのまにか、遊馬くんに恋してるじゃん(紫苑)】

エロス度★★

おやおや・・・困った人を放っておけない世話焼きな弁護士とワケあり猫系美容師が紡ぐ恋模様がピュアでたまりませんね。

遊馬の天然タラシが罪深過ぎてこんな事をされたらそりゃあ紫苑も恋に落ちてしまうのも納得です。

紫苑の美猫系なキャラも色気・可愛さが魅力的で、苦しさを隠してずっと笑顔でいたことが切なくてしんどかったですが、遊馬と出逢ったことで心からの幸せな笑顔が溢れている姿が尊く、遊馬への恋を自覚してからの意識しまくりな反応もかわいいですね。

2人のもだもだした距離感も微笑ましくてよかったです。

0

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