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表題作ゴミ溜めのガーネット 1

宇野叶瑛
24歳,雇われ殺し屋
沙羅
孤独な半吸血鬼

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

殺し屋の叶瑛は、ゴミ捨て場で出会った半吸血鬼・沙羅に襲われる。  
生に執着のない叶瑛は、血を吸われても、家に入り込まれても無関心。  
吸血鬼の出来損ないとして親に捨てられ、血に飢えていた沙羅は、  
叶瑛に「荒んだ生活の世話をする代わりに、食料になれ」と提案し…  
吸血の興奮作用をきっかけに、体の関係を持ち始めた二人。  
初めて知った体温のあたたかさは、互いの孤独を溶かしていくようで――。  
  
最低最悪な世界で見つけた、ふたりぼっちの恋物語。 

作品情報

作品名
ゴミ溜めのガーネット 1
著者
犬野まげゆいし 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799768785
4.4

(150)

(93)

萌々

(38)

(11)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
655
評価数
150
平均
4.4 / 5
神率
62%

レビュー投稿数15

何も持たない者同士が六畳一間で。

『ふたりぼっちの恋物語』の言葉に釘付けで
購入に至ったんですがめーーちゃ良かった…!

人間×半吸血鬼の物語なんですけど、
"普通の人間"からは生活も感情もかけ離れてて。
どちらも"何ひとつ持たない者"同士なんですね。

でもギブアンドテイクで一緒に暮らし始めて
こういう言い方はよくないかもしれないけど…、
普通の人間らしい生活の真似事をしていくんです。

カップラーメンは健康に良くないぞ!
身体にいいものを食べろ!食材は手に入れた!
食材だけでは食べられないだと…?料理…??
なるほどオーケー!勉強するわ!

っていうところから人間らしい生活を始めて。
感情すらも持たなかった攻めが、
半吸血鬼との生活で人間らしさを知っていく。

『孤独な者同士の恋』ではなく、
『ふたりぼっちの恋』の言葉がしっくりきます。

2人で暮らす六畳一間は時にコミカルで明るく
失敗した料理も一緒にお風呂も楽しそうで…!

やだもぅかわいい~~~!ってなるんですが、
バックボーンは重くて攻めの生業は殺し屋。
プラスして異種族で共存する切なさもあり。
闇と光のアンバランスさがあって没頭しながら読みました。


さてさて。

受け:沙羅
半分人間・半分吸血鬼。人間だった頃の記憶なし。
吸血鬼のなり損ないゆえに家族の中で疎外されて、
ひとりで寂しかったことだけが伝わりました。

人間のこと、人間の生活、何一つ知りません。

攻め:叶瑛
幼い頃に育児放棄されたまま大きくなったので
感情は何一つ持たず、生きることの執着もなく。
孤独という概念すらなく常に『無』な人間です。

ゆえに吸血鬼の沙羅と出会っても『無』
食料扱いされて血を吸われようが『無』
沙羅が勝手に転がり込んで居候しても『無』

ついでに書くと
そういう環境なので性的無知でDTです…!
この顔・この身体でDTです…!(ビックリした)

そんなこんなで出会った彼等。
沙羅は叶瑛の血を吸わせてもらう代わりに
叶瑛の身の回りの世話(住み込み)を始めました。

沙羅は半吸血鬼で人間の習慣に無知だけど、
感情はとても豊かでコロコロ表情が変わります。
楽しそうに顔を輝かせる時はとても愛らしい!

で。沙羅にとって叶瑛は食料なので、
・叶瑛の為にご飯作る→血の為に元気に生きろ
・叶瑛の怪我の心配 →血の為に元気に生きろ
なんですよね。

でも叶瑛にしてみたら、
心配されるのもご飯作ってもらうのも初めて。
少しずつ少しずつ感情が芽生えていくんです。

人間として生きる感情を知らない叶瑛が
人間じゃない吸血鬼によって感情を知っていく。
少し皮肉さがありつつエモさを感じます(;///;)

そして感情が変化していくのは沙羅も同じでーー。

人間時代の記憶がない吸血鬼の沙羅が
この作品においては一番人間らしいっていうね!
人間の真似事を楽しむ姿が切なキュンなんです!

感情を知り始めた叶瑛は大型ワンコ化してて
こちらもかわいくてキュンとしました。
ちょっと歪でぎこちないところがさらに良し◎

DTで初めてエッチの気持ちよさを知ったあと
猿化しちゃうところも精神的未熟さが出てました。
本当に何も知らず与えられず生きてきたんだなと。

そんな切ないバックボーンを抱えながらも
沙羅との生活を喜び、心を動かし、守り、生きる。
少しずつ変化していく姿がめっちゃ良かったです!

ハッピーエンドではあるけれど
沙羅の過去は少し気になるかなーと…(;ω;)
そもそも何時の時代に吸血鬼になったんだろ?
服装はクラシックで現代とは程遠いんですよ。

そんで吸血鬼の父はいるけど
遺伝子的な意味の血の繋がりはないけど家族…?
家族の概念とかどうなっているんだろ???

沙羅に関しては謎が多くキリがないので
とりあえず今は叶瑛と幸せに生きてくれれば良し!
愛を知っていくお話でとても良かったです。

(沙羅だけ鏡に映らないのとか切ないけど…)
(多分寿命も違うよね?先はどうなっちゃうんだ)

12

日常風景に惹かれる

「殺し屋と半吸血鬼の恋」という肩書き的な部分のインパクトはすごいけれども、その上辺だけではないところで魅せてくれるストーリーでした。
設定だけに寄りかからない展開、最高に良かったです…!

いきなり血を吸われたのに身体に何の変化もないばかりか、沙羅にもまったく興味を示さない叶瑛。
何が起きても常に"無"なことに驚き、そして感情の波がないのが恐ろしくもありました。

でも。そんな叶瑛の塩すぎる反応にもおかまいなしで世話を焼き、グイグイと彼の世界に踏み込んでいく沙羅の無邪気さに触れるたびに
叶瑛はどんどん「人間らしく」なっていくんです。これがたまらなく良かった…。

成り行きで共に暮らすことになったふたりの日常風景がものすごく素敵で、一緒に過ごす時間が増えるほどにそれぞれに「新しい感情」も増えていく。
それはもちろん楽しい・嬉しいばかりではないのですが、"生きている"ってそういうことだよね…としみじみ考えてしまう深さがありました。

沙羅も半吸血鬼としての葛藤や苦しみを抱えているけれど、叶瑛との日々の中で心の中を少しずつ浄化させていくので、お互いにプラスな関係なのがわかります。

すれ違ってしまったり噛み合わなかったりもしますが、そういうところもまた気持ちを育むスパイスになって。
ふたりが「一緒に居る」ことを迷わず選択する結末に感動したのでした。

沙羅と出会ってからの叶瑛はまるで無垢な子どものようで、たくさんのことを吸収していく様子は可愛らしくもありました。
そういう部分が見えることでシリアスな展開になりすぎずに読めたかなと思います。

絵も美しさもストーリーの世界観を後押ししていて、すごく読み応えのある作品でした。

5

受に興味無い攻と、世話焼き受の神カプ

 感情表現が乏しい大型犬な殺し屋×人間と吸血鬼の美人ハーフ
 親方!空から黒髪美人吸血鬼が! から始まり、叶瑛(攻め)の家に居座り血を貰う沙羅(受け)。

 吸血鬼には、吸血時の痛み緩和のために唾液に媚薬作用が含まれてる。そのせいで沙羅は何度か犯されかけてた。
 叶瑛を吸っても顔色変わらず表情と変わらずで謎に思ってた沙羅だけど、何回か吸ってると顔を真っ赤に息を荒らげる叶瑛が! 
 カナエの童貞を奪ってから、性行為が気持ちよくて好きって理由から吸血しなくても身体を求められるようになる。

 自分にも他人にも興味無い叶瑛と、世話焼きな沙羅。

 叶瑛に手料理を食べさせるために花嫁修業をしたり、叶瑛の仕事を見学したり、人質にされた叶瑛を助けたり、一冊のなかに盛りだくさんエピソード。
 無自覚に叶瑛を好きになってる感じが可愛い。

4

最高!!

まず、ビジュアルが最高にいいです!!もぉ、その時点で優勝です。あと、カップリングが暗殺者?x吸血鬼というなんとも私の、性癖をくすぐらわせる漫画だと思いました。続編も決まってるので凄く見るのが楽しみです!!てか、早くみたすぎてやばいです!!!!まげゆいし先生の別作品も見てるのですがそちらも私の、性癖をくすぐってくるのでなんとも言えない感があります。でも、一つ言えることは両作品美形すぎてやばいです!!!

4

続編決定おめでとうございます!!

表紙に一目惚れして購入しました。
作画綺麗!ストーリー感動!キャラクターも魅力的!何回読み直しただろうと思うくらい
大好きな作品です!!続編決定本当におめでとうございます!

寡黙な殺し屋の叶瑛(攻)が半吸血鬼の沙羅(受)と出逢います。何事にも無関心で心を閉ざしていた叶瑛ですが、沙羅と暮らす日々の中で少しずつ人間らしい感情が芽生えていきお互い惹かれていく過程が本当に尊かったぁです!!

最初は死んだ魚の目をしていた叶瑛ですが、沙羅の愛に触れて少しずつ目に輝きが出てくるんです。そして最後は沙羅の前では可愛いい子犬みたいになっちゃう姿にギャップ萌えが止まらなかったです、、、

ネタバレなしで読んで欲しいので、めちゃくちゃ割愛して書いちゃいましたがとにかく読み終わった後の多幸感半端ないです。

もっともっと皆様に読んで欲しいし、
評価されて欲しい大好きな作品&作者様です。



4

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