この距離がもどかしかったりなんかして

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表題作時節によりブルー

(攻め受けなし)外崎
学生~社会人
(攻め受けなし)長瀬 鷹臣
学生~社会人

あらすじ

同じクラスのなんかちょっと変わったやつ──
友達多めで好奇心強めの高校生のトノは、
ある日、放課後の教室で寝ている生徒を見つけた。
最初は名前も知らなかったそのクラスメイトの臣くんが気になって、
授業が終わるとふらっと教室からいなくなる彼を追いかけるように。
ひと気のない階段の踊り場、空き教室、図書室、屋上。
少しずつふたりで過ごす時間が増えるうち、
臣くんもトノに気を許してきてくれて……

作品情報

作品名
時節によりブルー
著者
日々 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813034704
4.3

(26)

(16)

萌々

(6)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
113
評価数
26
平均
4.3 / 5
神率
61.5%

レビュー投稿数3

アオハルの眩しさ、キラキラが散らばっています

出会いの季節に相応しいアオハルもの。作家様のインタビューを拝見して読みたいと思いました。初コミックスおめでとうございます!まず絵の柔らかさに惹かれます、表情が甘くて優しくて素敵。
そして「攻め受けなし」、だけれどもこの配置・・・滾る~~!!感謝です。
以下ネタバレ含みます


外崎(トノサキ=殿)と鷹臣(臣)なんですね、名付け面白い。
最初いきなり手が出るので驚きましたが、その後は穏やかに進みます。
好奇心旺盛の外崎が、これを機に慎重に事を運ぶ。ここのあたりの描写が、可愛らしかったです。なかなか懐かないネコちゃんをてなづけるように・・・。ゆっくり、ゆっくり描かれていて。
あまり鷹臣の感情が表にでないタイプですが、割とちゃんと意見は聞く子。ちょっとづつ懐柔するのがたまらない。図書委員の子に説得されるの面白かったです。

外崎が鷹臣の目の虹彩を確かめながら、心情の機微を推し量る。
ラスト告白したシーンで、鷹臣の目が「楽しそうに光るから」確信を持ち、感動して、涙しているんですよね。ふたりとも。エモいよ・・・。
タイトルのようにはっきりと色味は描かれていないのですが「時節により」=タイミングによっては、ブルーになる、ということかと。
この時の鷹臣の瞳は、ブルーに輝いていたのでしょうか。アオハル!!
屋上、青空、光、眩しさ、そういった青春の輝きがお話いっぱいちりばめられています。

描き下ろしは社会人になった二人の日常らしき一コマ。わ~~!!
ロングスローディスタンスというタイトルは、「長い距離を、ゆっくりとしたペースで動く」。読者としては一気に距離が縮まったように感じますが、このタイトルで、じっくり関係性を築き上げてきたんだなと解釈できます。

とても眩しいお話でした。欲を言えば外崎のワンコの攻めが読みたいな~♡
鷹臣のクーデレ受け、読みたいな~~♡♡続編希望です。
日々先生の過去作品も気になるので読んでみようと思います!

0

吹き抜けるような青々しさ

青々とした表紙がしっくりくるような
清々しさ溢れるアオハルBLでした。

高校生の外崎はある日、放課後の教室で居合わせた
クラスメイトの長瀬の綺麗な瞳に惹かれ触れようとするも、
殴り飛ばされてしまいます。

長瀬の予想外の反応に衝撃を受けながらも、
その出来事がきっかけで長瀬のことが気になり、追いかけ回すように。

誰もいない階段の踊り場や屋上、図書室で静かに過ごしているところへ
突撃してくる外崎をはじめこそ煙たがっていた長瀬でしたが、
二人きりで時間を過ごし、言葉を交わすうち、
少しずつ心を開いてくれるようになってゆきます。

はじめは外崎に警戒心バチバチだった長瀬なので、
警戒を解いてゆく様が野良猫が徐々に懐いてゆく感があり、
大柄な見た目に反して可愛くてほっこり癒されてしまいました。

クラスメイト達の前ではいじられキャラで人気者な外崎ですが、
二人きりのときには長瀬に対する細やかな気遣いだったり、
意外にも読書家だったり、と彼にしか見せない一面があり、
そんな二人だけの特別なひと時が尊みを感じさせてくれました。

話したことのないただのクラスメイトからちょっと変わった面白い奴、
そして、恋が芽生えてゆく過程はゆっくりと描かれていて、
最終的に“恋人同士”という名のつく関係までには至りませんでした。

ただ、外崎の方は気持ちを自覚していて、長瀬にも気持ちも伝えています。
でも、現状では長瀬にはまだ恋という自覚はなくて、
付き合うとかもわからないとのこと。
手に触れたりするのは「悪くない」とのことなので、
あと一歩な気もしますがあとは長瀬の気持ち次第なのかなぁ…と。

なので、がっつりBLを読みたい!という方には
少々物足りなさも感じられるかもしれませんが、
本作の作風的にはここで終わるのが正解なのかもしれません。

描き下ろしでは社会人になった二人が描かれており、
どうやら一緒に住んでいるみたいなので晴れて恋が実ったのでしょうか?

そこに至るまでの二人の物語も気になりすぎるし、
二人が恋人同士になったその後もぜひ見てみたいです!

0

お近づきになるきっかけがインパクトあり!

トノは昼寝中のクラスメイト、臣を起こさないようにそっと教室に入るけれども、ふと触れてしまって…すると臣くんが「触るな!」と、そして手が出る!首元に少し怪我をしてしまうトノですが、その時、おそらく臣くんのブルーの目に惹かれたのではないでしょうか。(表紙のカラー絵では臣くんの瞳の色がわからないのですがタイトルや、血筋のエピソードから色を推測してます)

その鮮烈な出来事から、トノは臣に惹かれて、追いかけるようになります。
臣が図書委員だとわかり、お互いに好きな本の話をしたり、好きなジャンルが違っても、好きをわかってもらいたくて伝えようとするトノが可愛かったり!

トノのニックネームの由来も苗字から来てるだけではないことがわかり、ユニークでした!

エチなしですが、爽やかなアオハルBLで、臣くんという人を知りたいというところから始まり、少しずつ自覚していって最後に告白するという流れでとても繊細に丁寧に描かれていてエモーショナルな作品でした♡

1

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