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俺が好きって言ったらどうする? 1

ore ga suki tte ittara dousuru?

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表題作俺が好きって言ったらどうする? 1

片倉時緒
高校生,一歩の幼馴染
横町一歩
高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「俺のと同じ理由になれよ お前が俺にすること全部」


男子高校生の一歩と時緒は、小学校からの幼馴染。
おんぶするくらい近かった2人の距離は、
時が経つに連れてどんどん広がっていった。
それは、一歩が時緒へ抱く“ある感情”を隠すため。
…でも、授業中にうたた寝したある日、
時緒のせいで、隠してきた想いが溢れ出してきてーー。

幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、
最高純度のピュアボーイズラブストーリー、第1巻。

作品情報

作品名
俺が好きって言ったらどうする? 1
著者
くもそく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784065372418
4.6

(81)

(60)

萌々

(13)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
374
評価数
81
平均
4.6 / 5
神率
74.1%

レビュー投稿数15

純度高い恋愛作品

こんなにも真っ直ぐストレートな片想い作品は久々に読んだかも知れません。
幼馴染で友達で他の友達とは違う特別な距離感の2人。
いつしか片方がその距離感の中に発生した感情に気付き、変化していく心の距離。

好き避けをしてしまいそうになるけれど、相手は変わらず今まで通りに接して来るから下手に過剰に反応出来なくって上手に立ち回れない。
片想いしてる一歩が時緒の一挙手一投足に気持ちが揺れ動く心理描写が迫って来るようで切なさと甘さが相まって甘酸っぱい気持ちに覆われます。

少女漫画のような空気感もあるけれど、間違いなくBoys達の恋でもあります。
揺れる気持ちを赤裸々に映し出した、間違いなく純度の高い恋愛作品でした。

覚悟を決めた2人の今後、気になりますので2巻を読みたいと思います。

1

好きってこんなに素敵な気持ちだったんだ

初読みの先生です。
誰かを好きになる気持ちって、こんなに尊いものなんだ…と胸がキュッと切なく甘酸っぱくなるお話でした。

小学校からの友達同士の時緒と一歩。小さい頃からゼロ距離でくっついていて、背の小さい一歩を時緒が抱っこして運ぶのが当たり前だった2人。ですが、成長して一歩の身長が時緒と同じぐらいになる頃から2人の距離がどんどん空いてきて!?

一歩の時緒への恋愛感情が生まれてから、好きなのに素直にくっつけない、周りから冷やかされるのが嫌で距離を取ってしまう学生あるあるな気持ちがとっても切ないです。時緒に告白を計画している女の子が登場してからの一歩の気持ちの焦りを考えると胸が苦しくなります。
ただでさえ自分は同性であるというハンデを持っているのに、気持ちを伝えたらどうなるのか、今まで通りに過ごせるのか。

誰かを好きと思う気持ちって、本来は透明でまっすぐその人に向けて与えられるものだと思いますが、色んな感情が生まれてどんどん色を変えていくものなんだな…と。
それでも時緒に自分の気持ちを伝えた一歩を抱きしめてあげたくなります。

時緒も誰にでもフラットで優しいんですよね。天然で人たらしというか。だから一歩も気が気じゃなかったと思います。
ですが、時緒の一歩の受け止め方も適当じゃなくて彼の中で一旦話を持ち帰ってそれでも一歩との未来を選んだ誠実さが伝わって来て素敵でした。

1

こんな風景が自分の中にもあったと思わせてくれる

【全人類必読の書】という記事を読んで射落とされました。
そして読んで感情全部もってかれました。
すごい、こんなの初めて。
ものすごくドキドキして気づいたら泣いてた。
泣いてた!!自分にびっくり
こんなトキメキを感じる作品あるう?

学園の情景を、一歩の感情を、繊細な一コマで描かれる度
自分の中の甘酢っぱい青春を感じるの何故ですか。
だめだとわかってるけど溢れてしまう恋心。
ページから伝わって苦しくなってしまうくらい。
えらいぞ
がんばれ!
やったーーーー!
かつてないくらい感情移入しました。

最後に「この物語はフィクションです」とあり
ハッとしました。え、そうだっけ?
いや実話だった、私の中に起きた出来事だった。
すごい臨場感でした。
3巻まである幸せ。すぐ続きが読める幸せをかみしめて読みます!

1

微分BL

本当に心に変化がある短い期間だけを濃ーく描いてくれた。これは微分BLだ!!!!!(?)
すみません勢いで命名しました。

誰にでも優しい時緒、そこがいいところでもあり悪いところでもある。他のヤツにも優しいけど自分だけは特別扱いされていると思いたい一歩。その夢を見ては、やっぱり違うよなの繰り返し…
この喜びと諦めの繰り返しをリアリティある様々なシーンで描いてくれる。上手い、上手すぎる。自分のクラスにもいた、「やたらくっついてる彼ら」にこんなストーリーがあったかも…と思いを馳せてしまった。

個人的には漫画内の説明ったらしいモノローグやセリフが冗長だと感じてしまうので、本作の厳選されたセリフや、照れや悲しみ、諦めなどの感情を動作で表現していた点が本当に好きだった。漫画として上手で面白い。
特にコマのメリハリがすごい。パンケーキのページ、前項からの繋ぎが素晴らしかった!受けに完全に感情移入していたので、あれだけで泣きそうになった。

終始受けの目線で描かれてるのもすばらしかった。途中で変に「実は攻め側に執着があって」とかなくてよかったー!ナチュラルボーンたらし・時緒!最高!ヨッ理想の男!

1

尊すぎてキュンです

高校生の一歩と時緒は小学生からの幼馴染。ずっとスキンシップもしながらの仲良しだったのが、最近は距離が離れがち。それは一歩の中にある時緒への恋心を隠すためで⋯。
時緒にも周りにも気づかれないように、気持ちを抑えて必死に隠す一歩がとても切ない。でもどんなに離れようとしても、想いを消す事はできなくて。
時緒にとっても一歩は特別な存在で、溢れ出た告白を真摯に受け止めて悩むところがもうほんとピュア。ゆっくりゆっくり進む二人の仲が尊くて可愛すぎて、心が洗われる〜。
キュンです!!

0

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