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まずアルファの暁斗が売れない画家っていうのが新しいそれをオメガの律が養ってるわけで……。暁斗が甘ちゃんすぎてしっかりしろー!!となるわけなんですが……。律の献身的すぎる愛情に涙涙。あなたはそんなことまでするのか……。
苦しい展開でしたが最後にやっとほっとひと息つくことができました。もに先生はひたむきで自己犠牲の塊みたいなオメガを書くのがうまいなぁそして「あの人」のスピンオフが欲しいです。これだけ魅力的な別の登場人物も珍しい。彼に肩入れするところでした
WEBの方で一時期むさぼるように(笑)読ませていただいていた作者さまです。
地の文なのに口語過ぎたり(俺って〜とか、文末が〜じゃん?とか…)キャラの区別なく全てのセリフが軽いなどということもなく、全体的に読みやすい文章で、ストーリーも切ない状態が長く続いてからのハピエンという形が多いので、じれじれした後にめっちゃカタルシス&萌え爆発!!となる感じにかなりハマっていました。そして、大好きなディアプラス文庫で商業デビューされるということですごく楽しみだったのですが、、、再読に二の足を踏むなぁと気づいてしまい。
最初はじれじれ展開を楽しめたんだけど、受けも攻めも言葉が足らなさ過ぎてモヤモヤが止まらない…。ひとりよがり過ぎんか?と。そういうところは読み飛ばしてもう一度読もうとすると最後の最後しか残っておらず、結局じゃあ止めとくか、となってしまいました。すみません…。
私は日々の楽しみのためにBLを嗜んでいるので、モヤモヤするのが分かっているとどうしても手が伸びないんですよね〜…。でも、これは自分に余裕がないからだけなのかもしれません。
お話の幅も広くファンタジーも現代物も古今東西なんでもござれという作者さまなので、今後も楽しみなのは間違いありません。次作も楽しみにしています。
オメガバースです。
オメガの律は、駆け出しの画家の暁斗の絵に惚れて、絵だけ描けばいいような環境を整えていた。
当の律は、本業がアルバイト禁止だというのに、ダブルワークして、暁斗の分まで生活費を稼いでいる苦労人だというのに。
そんななか、本業で勤務する大手企業で、エリートすぎるアルファの栗原と出逢ってしまいます。
この栗原、逢えばオメガの本能が反応し、発情期に陥りかけるなど、おそらく律とは運命の番でした。
けれど律は、栗原よりも先に暁斗と出逢っていたため、それが自分の運命だと頑なに栗原を拒否します。
で、栗原が最後にするから一緒に行ってほしいところがある、と、最後にしようと決めたその後、発情期を迎えて律は帰宅。
結果、そこで暁斗に抱かれて番になるのですが、そこから暁斗の様子はおかしくなっていき、、、
という展開です。(ざっくり説明失礼いたしました!)
なんだろう、、、
個人的には、攻めも受けもどっちもどっちだなあという印象でした。
でも最終的には、ロマンティックな展開になるのかとワクワクしすぎたのがよくなかったのか、、、
栗原と結ばれたほうが、ロマンティックでドラマティックだったのでは、、、(だって、めちゃくちゃいい男だったんだもの!栗原!! むしろ、そこまで栗原を魅力的に描いたエピソード入らなかったのでは?? と思うほどでした。切腹!!)
と、思ってしまったまりあげは。
いや、どこかでその展開を期待してしまった、、
バームクーヘン、、、(おい!)
でも、6年経っても暁斗がずっと律のことを想う一途さは、とても救われた思いがしました。
おそらくもっと短い年数での再会だったら、それこそすべて都合良すぎて(匂いで察せたとはいえ、駅で暁斗と栗原が会ってしまったところとか)、さらに、あ”ーー、、、ってなっていたかもしれません。
本ッッ当にすみません、、、
期待が大きすぎたせいか、辛辣なレビューになってしまいました。
次回作、楽しみにしています!!
ずっと気になっててやっと読めました!
そして期待通りめちゃくちゃ好きなお話でしたーーー!!!!
受けも攻めもお互いに歪んだ依存度ある感じですが、それがまたいい。
私は好きでした!
そして何よりも栗原!!!!!お前も幸せになってくれーーーーーー!!!!!!
今回は駆け出しの画家と会社員のお話です。
絵を描くことにしか関心のないアルファと
攻様の才能を信じる受様の恋の顛末と後日談を収録。
この世界には身体的な特徴である男女の一次性と
性質的な特徴をもつアルファ、ベータ、オメガの二次性で
6つの性別が存在します。
受様は中学入学前の二次性別検査で
オメガ判定された男性体オメガです。
オメガは3か月に1度発情期があり
フェロモンでアルファを誘う淫らな性として
社会から蔑まれてきた歴史がありましたが
近年の男女格差撤廃の風潮とともに
オメガ差別も問題視される様になり
オメガ雇用促進法が制定される様になり
受様も大企業のオメガ枠で就職が決まります。
受様は昔から絵を見るのが好きでしたが
転職活動で不採用が続いて気持ちが落ち込んでいた時に
偶然訪れた芸術大学の学園祭てせ展示された絵を見て
号泣してしまいます。
その作者の学生こそが今回の攻様です♪
攻様は絵を描く以外に関心のない男ですが
受様とは連絡先を交換する事になります。
それでも2人の関係は知り合い程度でしたが
名家の跡取息子としての未来を求められた攻様が
経営者の道を拒んだことで支援を止められ
生活に困り果てた攻様に受様は手を差し出すのです。
受様は副業禁止なのに喫茶店バイトをし
時には攻様の求められるままに避妊具なしの性交にも応じ
攻様が加賀として羽ばたく未来を信じて支え続けます。
そんなある日
受様は移動してきた営業部のアルファ男性社員と
見つめられただけで突発的な発情を興してしまいます。
26年間で初めての経験に
受様は運命の番という都市伝説を思い浮かべますが
それ以来彼に好意を向けられるようになり・・・
絵を描くことしか眼中にない攻様と
攻様の絵が大好きな受様の現代オメガバースです♪
オメガバ設定は作家によってアレンジ自在で
最近では二次性の組み合わせや運命の番設定も
王道ではない設定がよく見られるようになりました。
本作の攻様はアルファですが
生活力がなく受様のヒモと言っても過言ではない状況で
恋仲ですらない関係性から始まるので
かなり特殊な感じがしました。
不憫受は好きですが
攻様の愛情がみえてこそであり
受様の運命の番がとてもできた男であった事も
かなり読んでいて辛かったです。
受様が他の誰かに取られるかもと思ったことで
攻様も態度を変えてはいくのですが
受様は攻様が変わる事をあまり歓迎していなかったのも
大切な人であってもその大切な人に思われる自分を
蔑ろにする展開はあまり好みではありませんでした。
ただ現代ものとしては多分ありえない事ではなく
受様を失ったことで攻様が変わっていく展開は
かなりドラマチックであり
運命の番を本能的に惹かれあう関係として
二次性に捕らわれることのないベータのように
相手への好意から生まれる想いこそを大切にするという
ロマンチックな恋物語ではあるので「萌」としました。