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表題作ミステリではありません

あらすじ

「彼は幸せだったのか、それとも…それが分かるとしたらあなたではないかと思ったんです」

お調子者のフリーランサー、ルーカス・ポッターは殺人事件の事情聴取を受けたその日、衝動的に幼なじみの元刑事に電話をかけた。
3年前ルークをこっぴどく振った男、ブライアン・ダーシー。
愚痴の一つでも聞かせてやれ、程度の動機で掛けたその一本の電話から、事態は思わぬ方向へと連鎖的に転がり始める。

刑事や被害者の友人に振り回されながらルークがたどり着いた、一人の青年の素顔とは。

そして、こじれにこじれた幼なじみとの恋の行方は?

オーストラリアのブリズベンが舞台の、ミステリ風味のヒューマンコメディ。

作品情報

作品名
ミステリではありません
著者
秋月ひかる 
イラスト
渊青梣 
媒体
小説
出版社
オータム書房
電子発売日
5

(2)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

No Title

舞台はブリスベン。インテリアコーディネーターのルークが主人公。ルークの友人アランが死亡したことで巻き起こるあれこれ…。アランが死んだのは何故なのか、ミステリぽい切り口なんだけど題名通りミステリ…というよりかはヒューマンドラマかなぁ

ルークとブライアンの関係もどうなっちゃうのかしら?!とハラハラする…。お互い抱えるものがあって、それが時に大きな火種になってぶつかるもんだから手が付けられない

自己と向き合うこと、他者との関わり方、家族との関係など…ルークの葛藤から感じるものもあり…最後はホッとして読み終わりました。
日本の作家さんだけど文体が翻訳みたいな感じで海外小説感あって面白かった。

2

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