• 電子書籍【PR】

表題作編まずに愛して

増岡祐司
33歳、総合商社海外保険部のエリート社員
畑中真也
26歳、総合商社営業職、入社4年目、副業でセレクトショップを運営

あらすじ

この人、マジで変態だ。

副業でセレクトショップを運営する真也は、いわくつきのセーターを売ることに。
その作者は会社の先輩でエース社員の増岡で!?

国内有数の総合商社に勤務する畑中真也は「物が売りたい」という情熱から、副業でセレクトショップを運営している。買い手に品物の価値を認めてもらい欲しいと思わせる、それは性癖にも似た喜びだ。その真也のもとに持ち込まれた曰くつきのニット。作者は同じ会社の増岡祐司。販売準備のため彼の自宅で作業することになるも、都会的なセンスに知的な物腰、飄々として掴みどころのない増岡と真也のこだわりが絡み合い、次第に妙な方向に…!?

作品情報

作品名
編まずに愛して
著者
烏城あきら 
イラスト
たつもとみお 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレードパール文庫
電子発売日
4.1

(7)

(2)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
29
評価数
7
平均
4.1 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数2

作者名を観た時の胸の高鳴りは、間違っていなかった

烏城さんの新作、とっても嬉しかったです。
それも『仕事(と言って良いのか、ちょっと判らんのですが)に夢中になった結果、傍から見ると明後日の方向に走って行ってしまう』働く男の話……ものすごく好みです。

個人的にとてもツボにはまったのが、増岡の仕事が『編み物』ってわけじゃない事。
でも、趣味ってわけでもないのよね。
精神安定剤とも言えるし、日記的なものでもあるし、魂の叫び(笑)でもある。
で、その作品と、本人の雰囲気が全く異なっているのも良いんですよね、不思議で。

方や畑中君の『売りたい』欲も素敵なんですよ。
分かりやすい素敵さがある。
あと、男前だ。とても。

BLというジャンルは『カッコいい男性を愛でる』ものだと思っています。
トンチキの皮を被っていますけど(個人の感想です。でも、トンチキ愛好家の課題図書に挙げられるべきだと思う)実は仕事に一生懸命な男性のカッコよさが痺れる程溢れているお話です。

あとね、LOVEとエロは薄目なんだけど、色っぽさは満載。
文章がそうなのかな?なんか、変に色っぽいんですよ。
未読の方は是非!

0

編物から生まれる愛!!!

烏城先生の新作~~~待ってました!

今作もしっかりお仕事BLで好きなことに一生懸命!
価値を見出して売りたい!
その情熱を理解して受け取ってもらえたと思ってたことろに、
瞑想目的で編み物をしてるエリート先輩ととんでもないは方向に!!

静かで熱さがズレてる人の愛おしさ、
くすくすじわじわな会話がとっても楽しかったです!!

お互いにこだわりが特殊で斜め!!
相手を思いやって丁寧に会話してるのが好ましく、
いつ恋愛が始まるの?といった展開でしたが
恋が始まる?なじわじわさにドキドキしました。

えっちの描写は激しくはないんですが、
攻め方や夢中になってる可愛さに、キュンとしました!!

なんといってもそれを編み物に落とし込むのが…!強烈な愛!!

これから二人の仲が深まってくのでしょうか‥‥
続きをぜひぜひお願いします!!!


シャレード30周年記念小冊子で許可証をくださいの続編が読めたこともとても嬉しく、
また作家活動してくださることに感謝です。
これから増岡さんのペースに飲まれちゃうんだろうなぁ〜をもっとください!

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP